庭にはやっぱりウッドデッキが欲しい!ウッドデッキを色々ご紹介
2016/05/22
ririto
2015/12/22 更新
お庭にウッドデッキを造り、家族や仲間と食事を楽しんだり天気の良いときにはティータイムやガーデニングも良いですよね。しかしウッドデッキも木ですから古くなります。補修を業者に依頼すると費用はどれくらいかかるでしょう?自分で補修する方法はあるでしょうか?
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人工木材を使っていない限り、木でできたウッドデッキは雨や風によって劣化します。写真のように色が褪せてしまう場合や、水が染みこんで木材が腐りボロボロになってしまうこともあります。
このような状態ではいつ床が抜けてしまうか心配です。早急に補修が必要になってきます。しかし補修といっても業者に依頼するといくら必要なのか分かりません。自分で補修する方法があれば良いですが、手間と時間がかかりそうです。
そこでこの記事では、ウッドデッキの補修について気になる費用や自力で行う方法などをご紹介します。補修を依頼するといくらくらい必要なのか目安が分かれば見積りの参考になりますし、自分で補修できるなら費用を抑えることもできますよね。
まず最初に業者に補修を依頼した場合を見てみましょう。
ウッドデッキ補修工事の様子
まずは補修を業者に依頼した場合です。ご自宅のウッドデッキの大きさやどれくらいの補修工事が必要かによって金額は多少変動があると思います。
ウッドデッキの損傷や劣化が激しい場合は全補修になるか、部分的な補修になるかによって金額は異なります。これはどの業者に依頼した場合も変動しますので、ご自宅のウッドデッキの状態を見積りのときに正確に伝えましょう。
全補修、全塗装の場合、使用する塗料や修理業者によっても違いは出てきますが、ウッドデッキの修理費用の相場としては7万円から10万円前後と言う所でしょうか。ざっと考えると、材料費が1万円、大工工賃が2万円、2回塗りとして、塗料代と工賃で4万円。
ウッドデッキを全補修するという仮定で費用を計算するとおおよそ目安の金額は上記のとおりになるそうです。ウッドデッキが広ければ広いほど、必要な木材の量が変わるので金額は大きく変動することもあります、ご注意ください。
仮に、ここまでウッドデッキが劣化してしまうと全補修が必要となってくるでしょう。そうなった場合は先ほどご紹介したくらいの金額は見積もっておいたほうが良いと思います。
部分補修の場合には、もう少しウッドデッキの修理費用は安く済みます。
しかしながら、補修してそれで終わりと言う訳にもいきません。
補修部分だけを新しく塗装すると、いくら色調を合わせてもその部分だけ、ウッドデッキの色調やツヤが異なってきます。
ウッドデッキの床で亀裂が入った部分だけ、劣化した部分だけ補修するという場合には費用は安く抑えることができます。しかし、新しい木材を使って補修するということはウッドデッキの床で新しい部分と今まであった部分がくっきりと分かってしまいます。
結局、補修作業は一部でも塗装は全部必要ということになって費用が当初予定していたものより高くなるという事例が発生することもあるそうです。
一部だけの補修をすることもできます。塗装をするかどうかは予算と見比べた上でということになるでしょう。
ウッドデッキは先ほども述べたとおり、どうしても劣化するものです。それ故、ウッドデッキを販売、製造する側も「消耗品」と考えアフターサービスなどを行ってくれない業者がいることも事実だといいます。それを踏まえたうえで、ウッドデッキを補修してもらう業者を選ぶときのポイントを教えてくれるプロがいました。
ウッドデッキの修理を頼むときのポイントとしては、
ウッドデッキの本質、つまり「ウッドデッキは定期的修理メンテナンスが必要な物」と理解している良心的なウッドデッキ修理業者と
長くお付き合いをする事が、一番重要になります。
ウッドデッキをただの商品としてではなく、アフターケアが必要なものであると理解している業者を選ぶことが大切だといいます。
これは、これからお庭にウッドデッキを造ろうとお考えの方にも言えることです。もし業者に依頼して立派なウッドデッキを!という場合にはアフターケアや補修作業も行ってくれるような親切な業者に依頼したいものですよね。
我々はどうしても費用が安い業者を選択してしまいがちです。しかし10年20年という長い目でウッドデッキを見たとき、必ずいつか補修が必要なときがでてきます。そのときにきちんと対応してくれるのかどうか?を見極める必要があります。
では続いてウッドデッキを自分の力で補修するときには何が必要なのかを紹介しましょう。いま流行りのDIYでウッドデッキを補修することは可能でしょうか?
調べてみると、ご自宅のウッドデッキをDIYで補修した!という方は数多くいらっしゃいました。実例を見ながら必要なものや必要なことをまとめてみましょう。
電動丸のこ
ウッドデッキに使う2x4(ツーバイフォー)材は厚さ約4cm、幅約14cm、手でのこぎり引きするのはしんどいです。ここは電動工具に頼るのが一番!
ノコギリではとてもウッドデッキに使う分厚い木材をカットすることはできません。電動ノコギリが必要です。もしなければ、ホームセンターやDIY専門店にいくと木材加工場が併設されている店舗がありますので木材を購入する場所も選ぶといいかもしれません。
電動ドリル
もちろん、穴を開けて、木ねじを締めて。 2台あると、ドライバとドリルを差し替える必要が無いので、作業がはかどります。
木材を固定するためのネジ穴を開けるのに必要です。DIYに興味がある方はこれを機会にご自分が扱いやすいと思うものを購入しておくといいかもしれませんね。
さまざまな種類があります。専門的な道具なのでめったに扱ったことがある方はいないと思います。ウッドデッキはクギを使っています、また古くなって割れた木材の先は大変危険です。充分注意して作業を行ってください。
ウッドデッキの傷んだ床板を外しますが、このときクギやネジを外す必要があります。ネジを外すときにはネジの頭を潰してしまわないように気をつけてください。
張り替える床板材は、ウッドデッキに使用しているものと同じ木材を用意し、除去した床板材と同じサイズにカットします。ハードウッドは非常に堅い木材なので、電動ノコが向いています。
ご自分でウッドデッキを造った方であればどの木材を使ったか覚えているかもしれませんが、業者に依頼した方であれば確認したほうが安全です。この木材をカットするときに、先ほどの電動丸ノコが必要になります。
床板材を新しく張ったら、腐食や割れを防止する為に浸透系の塗料で塗装します。
新しく張り替えた箇所は、古い部分と色の違いが出てしまいます。気になる人は全体を濃いめの塗料で再塗装すれば、色の違いは気にならなくなります。
無事に張り替えることができたら、仕上げに床板を塗装します。一部だけ色が違うのが気になる場合は全ての床板を塗装しなおしましょう。ほかの床板が傷むのを防ぐ効果もあります。
簡潔にウッドデッキの補修方法をご紹介しました。実際に作業をしてみるともっと必要な物が出てきたり、必要な手順があったりする場合があります。DIYに挑戦する前に下調べをしてください。
最初から人工の木材を使って補修が必要ないウッドデッキを造るという方法もありますが、せっかくなら自然の木を使ったウッドデッキがいいですよね。そろそろ補修しないと・・・とお考えの方は、ぜひこの記事を参考にしてみてくださいね。
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