ベランダデッキ、ウッドデッキなどの作り方(DIY)を書いていきます
2015/12/02
やまだーこうち
2015/12/23 更新
ご自宅のお庭のスペースを利用して、木材を使ったウッドデッキを作る方が増えています。大切なのは木材選び。ウッドデッキを作るうえで、どんな木材を材料にしたら良いのでしょう?業者が販売する人工木材でできたウッドデッキのメリット、デメリットなどなど気になる点をご紹介!
最近はお庭作りの一環として、お庭のガーデニングを気軽に楽しむため、また天気の良い日はご家族や友人たちと食事を楽しむためのスペースとして木材を使ってデッキを作る方が非常に増えています。
お庭作りのプロがウッドデッキの設置、建築を請け負っているところも多く見られます。業者に依頼すると、お庭の広さや使う木材の量、さらには木材の加工や塗装にかかる費用なども含めて40~50万円ほどの費用がかかるそうです。
それならいっそ自分で作ろう!ということで、ホームセンターなどへ行って木材を購入し、ウッドデッキを自分で作る方もいます。そのときに大事なのは木材選び。どんな木材を使えばいいでしょうか?またウッドデッキを作るには、木材を塗装しなければ雨が染みこんで腐ってしまいます。塗装のプロも使う木材用塗料や、人工木材を使ったデッキまでさまざまなポイントを紹介したいと思います!
まずは肝心の木材選びのポイントを見てみましょう!
最近の日曜大工ブームによって、今はDIY専門のお店があったり、ホームセンターには木材やレンガ、園芸用の土などさまざまな材料が販売されるようになりました。
ではウッドデッキを作るために絶対必要な木材選びのポイントはなんでしょう?
木材を使ってウッドデッキを自作する方のほとんどは天然の木材を選ぶそうです。確かに天然の木材は木の温もりを感じますし、雰囲気もいいですよね。
天然木はハードウッドとソフトウッドに分けられます。
ハードウッドはソフトウッドに比べて、高級感があるけれど価格が高め。 では、なぜハードウッドなのでしょうか?
天然の木材は2種類に分かれ、柔らかい木材と密度が高い堅木があるそうです。ハードウッドはお値段が少し高いのですが、ハードウッドを選択する方が多いとのこと。その理由とは?
DIYを行う理由として一番に上がるのは「費用を抑えたいから」ではないでしょうか?ウッドデッキを自作する場合も、業者に依頼するより自分で作ったほうが安いからという理由の方が多いです。ではなぜ値段の高い木材をあえて選択するのでしょう?
広葉樹から作られた木材を総称してハードウッド(高耐久性木材)と呼び、緻密でとても硬く重い特徴を持ち、高い耐久性を発揮することで、無塗装で20年は腐らないといわれているメンテナンスフリーの木材です。
その理由は木材の強さにあります。先ほど雨が染みこんで腐ってしまうのを防ぐために塗装が必要、と書きましたがハードウッドの場合は仮に塗装を行わなくても腐りづらい木材ということで人気が高いのだそうです。
耐久性やメンテナンスコストを考えてDIYされる方が多くなったのはもちろん、ホームセンターなどではなかなか販売されていないハードウッドが、インターネットの普及で専門店から手軽に購入出来るようになってきたのも理由のひとつです。
以前は専門店の通販を利用するしかなかったハードウッドの入手方法も、DIYが普及したことによって簡単に手に入るようになりました。それだけ木材を使ったDIYでウッドデッキの作成に挑戦しようという方が増えてきたということです。
多少費用はかかっても、ウッドデッキを自作するなら木材はハードウッドを選択したほうがよさそうです。しかしいくら丈夫だからといって、せっかく作っても実際に使っている間に腐ってしまったという話はよく聞きます。
そんな事態を防ぐため、やはり木材は塗装すべきでしょう。次はウッドデッキの作成時に使える塗料をご紹介しましょう。
インターネットで塗料と検索すると種類が無数に出てきます。今回はウッドデッキの防腐と塗装が目的ですから、手軽に使えてウッドデッキを長く使えるようにしてくれるものを選んでみました。
日本の環境に適合するように作られた タヤエクステリア
日本の厳しい環境にも適合できるようにドイツで製造された自然塗料です。ウッドデッキの塗装に非常によく使われます。木材も生きていますので呼吸をします。その呼吸を妨げることなく雨を弾き浸透するのを防いでくれることがウッドデッキに使われる理由です。
カントリー調の色合いが人気 アメロス
独特の光沢を出し、カントリー調の雰囲気を演出してくれる塗料です。天候の変化に非常に強く、ウッドデッキの塗装によく用いられます。色は全部で8色あります、木材の色に近い色にするのかウッドデッキとお庭の雰囲気を考えて別の色にするのかはお好みで!
ウッドデッキを塗装するまえに デュブノ
ウッドデッキを本格的に塗装するまえに、下塗り用として使われます。デュブノを塗ると木材に浸透して防腐剤の役割を果たしてくれるだけでなく、ウッドデッキを塗装したときに光沢のある仕上がりになります。
名前のとおりウッドデッキに最適! スーパーデッキ
先ほどご紹介したデュブノを使ったあとで上から塗装を行うとなると、2度塗りをすることになります。すると乾くまで待たなければいけませんし時間も労力も倍かかります。
このスーパーデッキは重ね塗りをしなくても木材をしっかり保護してくれる、塗装のプロも使っている塗料です。ウッドデッキの塗装の手間を少しでも省きたい方にぜひオススメです!
しっかりした木材を選びきちんと塗装しても、生の木材を使ったウッドデッキはあるとき突然劣化してしまうものです。そんな不測の事態を回避するため、最近人気なのは人工木材で作られたウッドデッキです。
生の木材と違い水をほとんど吸収することがないという人工木材は、生の木材で作られたウッドデッキと比べると長持ちします。
人工木材のウッドデッキはプラスチックの特性である、経年による劣化が少ないというメリットを持っています。そのため、割れ、歪み、ひび、ささくれなどがほとんど起きません。安心して長く使い込むことができます。
人工の木材は半分は生の木ですが、もう半分はプラスチックです。そのためプラスチックの特性である経年劣化しづらいという利点があるのです。
しかしメリットがあればデメリットがあるのも当然のことです。注意点をあげておきますのでご確認を。
これが人工木材で作られたウッドデッキのデメリットです。2つめ、3つめは覚えておかないと場合によっては危険です。とくに、近年の日本は夏の暑さが尋常ではないですし、冬場は静電気が発生します。もしも人工木材を使ってウッドデッキの作成をお考えであれば、十分お気をつけください。
やっぱりウッドデッキのあるお庭はステキですよね。天気の良い日に少し外に出るだけで気持ちのいい朝を迎えられそうですし、優雅にティータイムもいいでしょう。
もしもウッドデッキの作成に取り掛かろう!という方にはぜひこの記事を参考にしていただきたいと思います。
この記事に関する記事
キーワードから記事を探す
Copyright© 運営事務局