アナタはマンション派?今どきマンションの間取りを色々ご紹介!
2016/05/21
ririto
2016/01/05 更新
新築でも中古でもマンションに住もうと思ったら、立地条件・家族構成にもよりますが、入居したいマンションの間取りは一番気になるのではないでしょうか?今回は自分が住むマンションを探すつもりでマンションの間取りについて調べてみました。
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人生で1番高い買い物と言われる、マイホーム。
永く快適に住んでいただくためには現在だけでなく、将来を見据えて間取りを検討していただくことが重要です。
家族構成やお子様の成長によってどんな使い方ができるのか、マンションの間取りで代表的な『縦長リビング』『横長リビング』をベースに、
家族構成やライフステージに応じた間取り選びのポイントをご案内させていただきます。
やっぱりマンションは、人生で一番高い買い物ですから、気になる間取りも十分検討してから決めたいですね!
デザイナーズマンションだと価格は高くなりますが、同じ間取りが一つとしてないような個性豊かなマンションが買えると思いますが、私を含め一般人には到底手の届かないマンションでしょう!
私達の手が届く物件は数種類の間取りのバリエーションがある集合住宅ではないでしょうか?数種類とはいえ、限られたバイレーションの中で自分達に合った間取りを探していくしかないのでしょうか?
リビング・ダイニング・キッチンが明るい 『横長リビング』
販売件数の多い3LDKの間取りには、いわゆる『縦長リビング』『横長リビング』の2タイプの間取りがあります。まずはこの2タイプの間取りがどのように違うのかをご説明いたします。
リビング・ダイニング・キッチン・洋室1室の位置関係がポイントとなります。
『横長リビング』とは、マンションのバルコニー等がある窓に面するリビングがダイニングと横につながっている間取りの事です。
この間取りの魅力は、なんと言ってもその解放感と明るさでしょう。キッチンも『縦長リビング』に比べると開口部に近くなるので、明るく気持ちのいい空間となります。
明るいダイニングとキッチンを望まれる方には、『横長リビング』の間取りがお勧めです。
しかし、〔明るいリビング・ダイニング・キッチン〕と引き換えになっているものがあります。
このマンションの間取りではリビングの奥に窓のない洋室、または和室〔右図赤枠の洋室(3)〕があります。この部屋はリビングとの戸境が引き戸になっているケースが多く、開け放つとリビングと一体感をもって使用できるようになっていますが、引き戸の性質上、ハーフクローズドな個と公の中間のような空間ができることとなります。
このハーフクローズドな空間を上手くライフスタイルの中に取り入れることができれば、この間取りはやはりあなたのご家族に合っていると言えるでしょう。
使い方のバリエーションが広がる『縦長リビング』
『縦長リビング』とはバルコニーのある窓に面するリビングがダイニングと縦につながっている間取りの事です。
マンションのダイニングとキッチンは窓から見てリビング奥に配置されることになります。このため、『横長リビング』に比べるとキッチンから窓が遠くなってしまいますが、リビングに近い居室〔左図赤枠の洋室(2)〕に窓があり、採光通風が取れるため、生活のシーンによって居室をリビング・ダイニングと一体化させたり、独立させやすいと言う魅力があります。
例えば、
・ダイニングは食事の時にしか使用しない。
・リビングでゆったりするほうが好き。
・プライベートな個の空間も大切にしたい。
などのライフスタイルをお持ちのご家族には、 個を尊重しやすい間取りである『縦長リビング』がおすすめです。
『縦長リビング』にはリビング横の居室の形式によっていくつかのパターンがあります。
1.洋室/引き戸
リビングと洋室の間がスライディングできる引き戸になっており、引き戸をオープンにするとリビングと一体化した大空間となる。
2.洋室/壁
リビングと洋室の間に固定された壁と扉がある。
3.和室/ふすま
リビングとの間はリビングからみると引き戸、和室から見るとふすまになっており、左右に開け放つとリビングとある程度一体化した空間となる。
引き戸タイプ
横の写真は一番人気の引き戸タイプです。
リビングと居室の間の引き戸をオープンにした際に、より空間が一体化するよう年々工夫が重ねられてきました。左の写真はプラウドのある物件のモデルルームを撮影したものですが、引き戸は天井からの吊り下げ式となっていて、床にレールや敷居がありません。引き戸を閉めた時に引き戸が床にしっかりと固定されるよう床と引き戸の底に磁石が内蔵されています。
そして、写真のように引き戸を閉めると、かなりしっかりとした戸境壁ができます。ライフスタイルの中でこのクローズの状態※1とオープンの状態※2をどのように使い分けるかがこの間取りを活かすポイントとなります。
同じ広さで同じ枠の中なのに、『縦長リビング』か『横長リビング』にするだけでも、こんなに違ってくるものなんですね~!集合住宅で個性があまり無いのでは?と思っていましたが、どうやらそんな事はなさそうですね!
マンションの水回りは一カ所に集まっているか!
第一のポイントとしてマンションの水回り(キッチン・浴室・トイレ)が隣り合ってるかを確認してください。
また水回りが離れていると、将来リフォームをする際大掛かりな工事となってしまい、コストがかさみます。
廊下で部屋が分断されていないか
また部屋が廊下の左右に分かれていない間取がお勧めです。
将来お子様が独立されたとき、空いた寝室とリビングを一緒にすることでよりライフススタイルに合わせた住空間を作る事が出来ます。部屋を一緒にする場合、廊下を挟んでいるとリフォームに限界があるのです。
リフォームは念頭に置いておいた方がいい
マンションを購入する方は20代後半から30代の方が一番多いので、ご夫婦のみか、お子様がいても小さいお子さんが一人か二人というご家族がほとんどです。
住宅購入をする一番のメリットはご自身のライフスタイルに合わせて、家を自分達好みに変えられることです。お子様が独立された後、お子様の部屋がそのまま物置になってしまう家が多いのは、とてももったいないことです。
スケルトン・インフィルはリフォームがしやすい
リフォームを見据えた際、スケルトン・インフィルのマンションだとリフォームがしやすいという特徴があります。
スケルトン・インフィルとは、マンションの柱や梁などの構造部分(外側)と、内装などの内側の部分が離れている構造のことです。豆腐のパックのように中身だけスッポリ抜く事が出来るのです。
外側と内側の間にある空洞に、水道の配管や電気の配線などが配置されているので、リフォームがしやすいのです。
天井の高さにも要注意
間取りを見る上では実は天井の高さも重要になってきます。間取りは「2D」ではなく「3D」で捉える必要があるのです。
マンションの建主であるディベロッパーが利益を求めすぎると、天井高が削られマンションの階数を増やそうとします。建築基準法では一応2.1m天井高があればいいことになっていますが、これでは圧迫感が凄まじいことになります。不動産会社の営業マンから送られてくる間取り図では天井高は分かりづらいですが、完成したマンションや中古マンションであれば現地でメーターを持って実際に計ってみるといいでしょう。
下がり天井に要注意
また間取りを3Dで捉えた時に注意したいのが下がり天井です。
マンションの壁の一部が梁によって出っ張りになっている部分のことです。マンション見学の際は「まぁ、いいか」と思いがちですが、実際に家具を入れてみると入らなかったり、想像以上に使い勝手が悪かったりします。
下がり天井は図面に点線で記載されています。下がり天井には配管が入っていたり、マンションの構造上どうしても必要な部分だったりしますので、リフォームで無くす訳にもいきません。「はたして、この下がり天井は邪魔にならないか?」という視点で注意深く確認して頂ければと思います。
間取りはどのマンションも同じように見えて、実は結構違います。何軒もマンションを見る事で、理想の間取りのイメージがついてくるものです。
新築マンションの場合、不特定多数の人にマンションを販売しなければいけないという制約があるため、なるべく一部屋一部屋を大きくしようとして不自然な間取りになることが良くあります。実際に使ってみると動線が悪く使いづらい間取りにも関わらず、図面でみると「部屋が広い!」という印象を持って貰いやすい為そのような間取りになってしまうのです。中古マンションの場合、リフォームすることを前提に購入すれば、今の間取りはあまり関係ありません。水回りや部屋の配置を確認し「どこまで間取りを変えられるか」をチェックしてみてください。
マンションのチラシでは「人気の間取り」「主婦のアンケートで作った理想の間取りです」などと謳われることが多いのですが、実際には 理想の間取りは人によって違います。ご自身のライフスタイルにあった間取りを選ぶ事が一番重要なのです。もちろんご家族の中でも人によって住宅に求めるものが違いますので、家族そろってマンションを見学し、相談するようにしてください。
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