憧れのウッドデッキ!ウッドデッキに最適なウリン材をしってます?
2016/01/20
mi-mi-rikopin
2016/01/13 更新
最近、木材だけでなく樹脂などの新しい素材でも作るようになったウッドデッキ。単純に考えれば、樹脂の方が木材よりも長持ちしそうですが、ウリン材は樹脂にも負けない耐久性を持った木材です。長持ちで木の質感もある「ウリン材」でウッドデッキを作ってみませんか?
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◆耐久性ならウリン材(アイアンウッド)が一番!
ウリン材(別名 アイアンウッド ・ ビリアン)はインドネシア・マレーシアが原産地の耐久性と強度に優れた、その名の通りの超硬質木材です。
ウリン材は1996年に日本への輸出が解禁して以来、国内でも浮き桟橋、公園、遊歩道、最近では住宅用ウッドデッキにも広く使用されてきている人気急上昇中の素材です。
長持ち(耐久性)を一番にお考えの方には、必ずご満足いただけます。
しかも、ウリン材はメンテナンスフリーなので再塗装をこまめに行う必要もありません。
ウリン材は木材なのに耐久性抜群で、おまけにメンテナンスフリーなんてスゴイ!
ウッドデッキには願ってもない素材ですね!
他のサイトでもウリン材について説明しているので、そちらも見てみましょう!
耐久性抜群のウッドデッキ材!
ウリン材は、ボルネオ・アイアンウッド、ビリアン等と呼ばれている東南アジア原産の非常に硬く重い木材です。
その為にウリン材は「鉄の木」 と呼ばれています。
当店のウリン材でウッドデッキを施工頂いたお客様は多数いらっしゃいますが、もう十数年たっているにもかかわらずまだまだ変わらず活用していらっしゃいます。ウリン材でのウッドデッキを作ったら一生もののウッドデッキになると言われています。
最初にご紹介した業者の方とほぼ同じでしたが、ウリン材は硬くて長持ちするウッドデッキには最適の木材である事が分かりました。
次はウッドデッキ以外でどんな風に利用されているかをご紹介します。
浮桟橋や公共施設などの屋外にも多用されています。
ウリン材(アイアンウッド)の特徴として、 最も顕著なのがその重硬さと高耐久性です。
世界でも最も重硬かつ耐久性のある木として、ヨーロッパでも長く使用されています。
材質がとても安定しており、割れ、反り、曲がり等の狂いが少なくウッドデッキに向いています。
ウリン材(アイアンウッド)には、ワインなどで有名な『ポリフェノール』が大量に含まれており、強力な抗菌・防腐作用を持っています。シロアリに侵されず、フナクイムシなどに対しても抵抗性があり水中・海中においても使用に耐えうることが出来ます。
さらに、薬剤処理なしで100年もつとも言われるウリン材(アイアンウッド)は、環境面からの評価でも非常に優れた木材だと言えます。塗装作業が不要なので、毎年の塗料代とメンテナンス費用を考えると、トータルのコストでは、断然お得です。
◆お庭の芝生とよく合う色ですね!
ウリン材は頑丈さだけでなく、美しい飴色が特徴です。製作直後は赤茶色ですが、経年変化によって深灰褐色へと変化していきます。
長所ばかりのように思えるウリン材(アイアンウッド)ですが、注意して頂く点もあります。
それは、ウリン材が硬質木材であるがゆえに、施工がやや難しいということです。
切断は通常のチップソーの丸ノコで可能ですが、ゆっくりと切り進めることがコツになります。
ビス止めについては、必ず下穴が必要です。 さらに皿取り錐にてビスの頭部分の皿取りをしなければ、木材にビスの頭がもぐりません。 さらに、ウッドデッキ設置当初(数ヶ月)は、雨水の影響で木に含まれる樹液(タンニン)が染み出すことがあります。対策としまして、基礎部分を土にするか、コンクリート等の場合は染み出した樹液を中性洗剤で洗い落とすことが必要です。
ウッドデッキにも、他の用途でも最適の素材だと思っていたウリン材!硬いからこその注意点がありましたね~!
しかも、ウッドデッキ等を設置して数ヶ月は雨水の影響で樹液が染み出す事があるとか!
他にも注意すべき点があるかどうか見ていきましょう!
ウッドデッキ材、ウリンのデメリット!
ウリン材は、耐久性、耐候性ともに高く、ウッドデッキに最適な木材です。
塗装をしなくても、ほとんど腐らず、メンテナンスの必要もないため人気があり、いろんな場所で使われています。
ウリン材は、ウッドデッキの木材としては一番おすすめですが、いくつか気になるデメリットもありますので、ここで取り上げておきます。
◆ウリン材のデメリット・・・加工
ウリン材は木の密度が高く硬いため、加工がむずかしいことがあります。普通のノコギリで簡単に切ることはできず、専用の高硬度の道具を用意する必要があります。
通常の木材とは違うため、プロの大工さんでも苦労するようで、一般の人が日曜大工でウッドデッキの木材として利用するとなると、加工にかなりの時間がかかります。
また、重さも水に沈むくらいの重量がありますので、ウッドデッキの木材として加工するときだけでなく、運搬するときも大変です。
ちなみに、大半の木材は水に浮きますので、ウリン材がいかに重いかがわかりますね。
やっぱり、硬くてしまっているわけですから加工するのが難しんですね!
しかも、しまっているから木の目がつまって重くなっているんですね!
水に沈む木なんて、身の回りで見た事がありません。
もっと他にもあるかどうか見ていきましょう!
周りの土が汚れてしまうかも?
ウリン材には、ポリフェノールが含まれているため、雨風によってこのポリフェノールが染み出てきて、ウッドデッキの周りや下地の汚れの原因に、なることがあります。
ポリフェノール自体は、抗菌作用がありバクテリアやシロアリから、ウリンを守る役割がありますが、一方でポリフェノールが溶け出すことによる、汚れや色落ちがあることも、覚えておきましょう。
しかし、3カ月ほどすれば、ポリフェノールを含む樹液が出てしまうので、その後はウッドデッキに、大きく目立つような汚れは少なくなってくるでしょう。
ウッドデッキに汚れが付いたところは、デッキブラシで水洗いすると、ある程度汚れが落ちますし、特にひどいところは、キッチンハイターなどの洗剤を使えば、きれいになりますので、そう気にすることはないでしょう。
どうしても汚れを出したくないときは、ウリンの木口に保護剤や撥水剤を塗っておくと、ウッドデッキの汚れを防ぐことができます。
最初の業者の方も注意点として取り上げていましたが、ウッドデッキを設置後3ヶ月ほどでポリフェノールを含む樹液は出てしまうそうなので安心してください。
やっぱり価格が気になります。
ウリン材は、密度の高い木材のため、成長するまでにはかなりの時間がかるため、在庫が少ないことがあります。
(実際、原産地のボルネオ島では、成長前のウリンを伐採するのは制限されています。)
このため、他のウッドデッキ材に比べると、価格はやや高めになっている場合があります。
ただ、ポリフェノールのおかげで、防腐のための塗装がいりませんし、耐久性が高いので、トータルでみると大きな差額には、ならないはずです。
硬くて、水に沈むほど高密度!おまけに原産地はボルネオですから、価格が高くなるのは当たり前かもしれませんが、一度ウッドデッキを設置すれば長く使える訳ですから高価でも夢のウッドデッキの為に奮発する方もいらっしゃるでしょう!
ウリン材の原木は小ぶりな物が多いんです。
ウリン材の原木は、直径50cm~60cmの小ぶりなものが多いため、ソリや曲がりが起きやすく、角材15cm、長さ4mを超える製品が少なくなっています。
また、乾燥させるためには、かなりの時間がかかり、未乾燥のままで販売されることが多くなっています。ウッドデッキとして施工した後で、自然に乾燥して、寸法にズレが生じてくることもあります。
やっと夢のウッドデッキが設置できると思ったら待ちきれないと思いますが、完全に乾燥していないウリン材を使用した場合は寸法にズレが生じてくる恐れがあるのなら、夢のウッドデッキの完成を少しだけ待つのが得策かもしれません。
天然木と樹脂木
ウッドデッキの素材には、大きく分けて天然木と樹脂木があります。
※樹脂木のうち、木粉を配合しているものは人工木とも呼びます。
カラットした気候の国でウッドデッキを作る場合と日本のような四季がある国でウッドデッキを作る場合は耐久面を考えると樹脂木を選ぶ方もいると思います。
では、樹脂木とはどんな物なのか見てみましょう!
樹脂木についてご説明いたします。
樹脂木は再生木・人工木とも呼ばれていますが、人工木デッキ現在エクステリア商品を製造するアルミメーカーのウッドデッキの主流をなしている材質ですね。
樹脂木の最大の特長は、その耐久性がよくあげられます。
そもそも「樹脂木」というのは普通の木材と違い、木粉とプラスチックを混ぜ合わせて、押し出し成型した材料です。
完全な木材というわけではないため、シロアリに強く、湿気を吸わないので木材特有の「腐る」ということもかなり抑えられます。
さらには防腐処理やシロアリ対策などで薬剤を塗ったりする必要がないため、小さなお子様やペットなどが万が一この樹脂木を舐めたりしてしまっても危険性は低くなっています。
また先ほどの湿気を吸わないということは当然吸水率が低いともいえ、天然木に比べて反りが起こりにくいものとなります。
日に当たることでの極端な変色もなく、ささくれなどもその構成材などから出にくいため「安心・安全・長持ち」という点を売りにして、天然木を使ったウッドデッキなどの代わりに、樹脂木を使ったウッドデッキが増えてきています。
他にも境界や目隠しに使うフェンスなどにもこの「樹脂木」が使用されることが多く、腐食などで危険な状態になった天然木のエクステリア商材を樹脂木を使ったものに買い替えるという動きが多いように感じます。
私どもに頂くご依頼の中でも、「今あるウッドデッキが腐ってしまった」「今あるもののお手入れが大変」というご相談から「樹脂木のウッドデッキ」に変えたいというご希望を多くいただいております。
またこの「樹脂木」は大量生産が可能なため比較的安価に購入できるのもうれしいところですね。
同じ材質でも色のバリエーションが豊富なこともあり、住宅にあった色を選ぶことが出来ます。
ただこの「樹脂木」ですが、唯一にして最大の弱点が存在します。
それは「熱を吸収・保持しやすい」という点です。元々がプラスチックを混ぜ込んでいるため夏の日差しなどを浴びた場合には、正直暑くて素足ではとてもじゃないけど乗れないというのがホントのトコロ・・・。
その点はご注意頂く必要がございます。
ウッドデッキを設置される方の大半が樹脂木よりも天然木を選ばれるのには、「どうせ作るなら、やっぱり天然木でしょ!」だけでなく、樹脂木製のウッドデッキが熱吸収・保持しやすいという特徴があるからですね~!
夏の日中にはウッドデッキに出られないなんて寂しいですもんね!
だから、天然木のウッドデッキを設置される方が多いのかもしれません。
天然木のウッドデッキを作る場合に最適な木材がウリン材ですね!
耐久性では天然木に勝ると言われる樹脂木にも匹敵する耐久性を持つ天然木・ウリン材で少々価格は高いかもしれませんが、夢のウッドデッキを実現してください!
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