記事ID56432のサムネイル画像

    疲れた心に効く、癒し効果のある人気の金魚を種類別にご紹介します

    お祭りの金魚すくいでも見かける金魚は、子供の頃から割と身近な存在ですよね。大人になった今だからこそ、改めて金魚の魅力をチェックしてみませんか?金魚はとても種類が多く、優雅に泳ぐ姿は疲れた心を癒してくれますよ!今回は、おすすめの金魚を種類別にご紹介します。

    金魚の歴史

    金魚の歴史はとても古く、中国で金魚が作られてから約1,000年、初めて日本に伝わったのは500年程前だと言われています。

    江戸時代の中頃からは一般にも広がり、品種改良されて色々な種類が生まれてきました。

    金魚の癒し効果

    優雅に泳ぐ金魚の姿を見ていると、とても癒されますよね。
    涼し気に泳ぐ姿は、夏場「涼」を取るのにもぴったりです。

    金魚5千匹、幻想の世界 「涼」をテーマに展示 日本橋

    2015.夏の「江戸・金魚の涼」がテーマの展示「アートアクアリウム2015」の内覧会の様子です。最新技術とのコラボもユニークですが、金魚も立派で美しいですね。

    金魚の種類 【和金・金魚すくいで見かける金魚】

    和金(わきん)

    金魚の元祖、フナに近い、長い身体の種類です。琉金(りゅうきん)などの新しい種類の金魚が入ってきた時に、元々の種類を「和金」と呼ぶようになったそうです。

    ■青文金(せいぶんぎょ)

    青みが買った灰~黒で、尾びれが3~4に分かれた金魚で、上から見た姿が「文」の字に似ているから、「文魚」とついたそうです。身体の色が抜けたのを「羽衣」、全体の色が抜けたのを「白凰(はくおう)」と言います。

    金魚の種類 【色の混ざった金魚】

    更紗(さらさ)

    2色、主に赤白のまだら模様の金魚のことです。
    多い方の色で「赤勝ち更紗」「白勝ち更紗」いう呼び方も有ります。

    朱文金

    透明鱗と、反射する普通鱗の両方ある種類です。
    「朱文金」は、「モザイク透明鱗」と、長い尾とキャリコ柄が特徴の華やかな金魚です。

    三色出目金

    赤・黒・浅葱(薄い藍)3色のまだら模様(キャリコ柄)の金魚です。
    「キャリコ柄」の金魚は別種類になることがあり、出目金の場合は「三色出目金」と呼ばれます。
    他に、オランダ種なら「東錦(あずまにしき)」、らんちゅうなら「江戸錦」と呼ばれます。

    金魚の種類 【オランダ金魚】

    オランダ

    頭に肉瘤(にくりゅう・にくこぶ)、背ビレあるのが特徴です。
    丸い形の金魚も、長い形の種類もいます。
    江戸の頃に、海外産のもの全般を「オランダもの」と呼んだところから、名づけられたそうです。

    茶金

    茶褐色で、新しい色合いの金魚です。
    琉金タイプ、オランダタイプなど、産地によって種類が違うようです。
    ずっしりと、見ごたえのある金魚です。

    金魚の種類 【飼いやすい金魚】

    琉金

    身体が短くて高さがある、金魚らしい体型の種類です。
    琉球(今の沖縄)経由で伝わったので、この名があるそうです。

    コメット

    長い鮒尾を吹流尾といいます。
    和金型金魚の「コメット」や「朱文金」に多い形ですが、出目金や琉金の場合には「柳」の名前を付けて呼びます。

    金魚の種類 【人気の金魚】

    ランチュウ

    背ビレがないのが特徴です。
    体も短いので、泳ぐ姿がゆったりと愛くるしい金魚です。
    名前は、背ビレのない種類の中国での呼び名「蛋種(ダンチュム)」から来ているそうです。
    ちなみに「蛋」とは、アヒルの卵のことです。

    地金(じきん)

    愛知の「地金」独特の尾ビレで、孔雀の羽根のように、後ろから見るとX字に広がる種類です。
    「地金」は、ヒレとエラ・口だけ赤い配色から、六鱗(ろくりん)とも呼ばれます。

    桜錦

    「更紗」で「モザイク透明鱗」のらんちゅうです。
    他の種類の金魚でも、同じ組み合わせなら、「桜」を付けて呼ばれています。

    金魚の種類 【丸い金魚】

    ピンポンパール

    ピンポン玉のようにまん丸な姿が愛らしい金魚です。
    パール鱗という丸いウロコも、この種類独特のものです。

    浜錦

    真珠のような丸い鱗が特徴的な金魚です。
    この「浜錦」は、頭に水泡のような大きな肉瘤(にくりゅう・にくこぶ)ができる金魚です。

    玉サバ

    フナのような基本型の尾ビレで、サバ尾ともいいます。
    「玉サバ」は、この鮒尾が特徴で、琉金のような丸い種類ながら、素早く泳げるそうです。

    金魚の種類 【名前が個性的な金魚】

    猩々(しょうじょう)

    全身が赤い色の金魚です。
    「猩々」は、猿のような姿の妖怪ですが、能や伝統行事で、赤い装束で表現されるところから、この名前ができたようです。

    素赤(すあか)

    全身が赤かオレンジ色で、尾ビレの先だけが白い種類です。
    他のヒレも多少白い場合も、素赤と呼ぶことが多いようです。

    メノウ蝶尾(ちょうび)

    蝶のように大きくひろがった尾ビレが特徴的です。
    「蝶尾」という金魚の種類にもなっていて、出目金系が多いようです。

    ブリストル朱文金

    鮒尾のハート型が人気上昇中の種類、「ブリストル朱文金」独特の形の金魚です。
    色と、網透明鱗から、「黒もみじ」という肩書きがつきます。

    パンダ

    白と黒のパンダ模様の「蝶尾」(蝶のような尾ビレのある種類)を言います。
    赤と黒のパンダ模様だと、「レッサーパンダ」と呼ぶそうです。

    金魚の種類 【透明鱗金魚の一覧】

    もみじらんちゅう

    ふちが透明で、鱗が網目状に見える種類です。
    透明でエラの中が透けて見えるので、「もみじ」となったそうです。
    元々はらんちゅうでしたが、他の種類の金魚でも、同じ「網透明鱗」なら「もみじ」を付けて呼ばれます。

    金魚の種類 【まとめ】

    金魚の特徴を種類別にご紹介しましたが、いかがだったでしょうか?

    気になる種類の金魚があったら更に深く調べてみたり、実際に見に行ってみてください。
    愛好家の方のブログで飼育日記を読むのも勉強になり、おすすめですよ。

    関連する記事

    この記事に関する記事

    TOPへ