石油ファンヒーターを使う上で、電気代は、どのぐらいでしょう?
2016/02/07
やまだーこうち
ハロゲンヒーターは即暖性に優れ、トイレや洗面所などにもってこいの暖房器具。しかしハロゲンヒーターの電気代は意外と高いことをご存知ですか?ハロゲンヒーターのワット数による電気代の違い、そしてその他の暖房器具とハロゲンヒーターとの比較をまとめてみました。
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電気代はハロゲンヒーターが何ワットかによっても変わってきます。おうちにある、または購入予定のハロゲンヒーターは何ワットでしょうか?
400wでは約10.3円、600wでは13.2円、800wでは約20.2円、1000wでは約25.9円、1200wでは約31.0円となります。実は1200wのハロゲンヒータの電気代は、暖房器具の中でも高い部類に入ってしまいます。
1ヵ月の電気代は約2472円
1時間あたり約10.3円×1日8時間×1ヵ月30日の計算です。一番安い電力ですむ400wのハロゲンヒーターでこの電気代でした。
1ヵ月の電気代は約3168円
1時間あたり約13.2円×1日8時間×1ヵ月30日の計算です。600wのハロゲンヒーターが暖められる広さは8畳くらいまでです。
1ヵ月の電気代は約4848円
1時間あたり約20.2円×1日8時間×1ヵ月30日の計算です。5000円近くとなると、かなり大きな金額ですね。
1ヵ月の電気代は約6216円
1時間あたり約25.9円×1日8時間×1ヵ月30日の計算です。省電力のおおきいハロゲンヒーターは買わないことをおすすめしたいです。
1ヵ月の電気代は約7440円
1時間あたり約31.0円×1日8時間×1ヵ月30日の計算です。ほとんどのハロゲンヒーターは電力の切り替えができますが、高額ですね。
エアコンの消費電力は440~1650wで、1時間あたり11.4~42.75円という感じです。安くはありませんが、使い方を間違えなければ節約でそうです。
エアコンの暖房の設定温度は27度や28度が多いようですが、電気代を節約したいなら設定温度の目安は20〜22度にしましょう。一般的に、暖房の設定温度を1度下げると、電気代は10%安くなると言われています。
2016年02月の灯油の18ℓ当たりの価格は1077 円でした。灯油暖房の1時間あたりの燃料消費量が0.21ℓとして、1日8時間×30日の価格は3130円です。
灯油の安い年だとかなりお得です。しかし、灯油価格はつねに変動しますし、家庭での使用時間によってさらにコストがアップすることもおぼえておきましょう。
ホットカーペットの電気代は1時間あたり2畳用は5円~8円、3畳用は7円~10円だそうです。
他の暖房器具の電気代と比べてホットカーペットの電気代は安いことがわかります。限られた部分のみを暖めるということを活かしていくことで、上手に節電することが可能でしょう。
こたつの電気代は1時間あたり約4円です。1日8時間×30日の電気代は960円と、圧倒的な安さです。
こたつはテーブルに布団を被せて温めるため足元が暖かく、また、温める範囲がこたつがある範囲だけなのですぐに温まります。こたつから出たら寒いということを考えると、他の暖房器具との単純比較はできませんが。
ハロゲンヒーターと同様、仕様によってかなり変わりますが、ハロゲンヒーター以外の暖房器具の1時間あたりの電気代はこのような感じです。
ハロゲンヒーターは即暖性が高く、すぐ温まってほしい場所には非常に重宝する家電製品ですが、その電気代は意外と高いことがわかりました。
しかし、室外機や設置工事が必要なエアコンや灯油の購入が必要な灯油暖房に比べて、ハロゲンヒーターは簡単です。そして移動も片付けもらくらく。複数の暖房器具を上手く組み合わせて、上手にハロゲンヒーターを利用しましょう。
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