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ガーデニングに芝生を取り入れよう!簡単にできる植え方を紹介します

今から先、青々と茂った芝生で裸足になって遊んだりプールをしたりと楽しみな季節になってきます。芝生の上にシートをひいてランチするのもいいですね。でも、植え方が分からない…という人もいるかもしれません。そういう人も簡単にできる植え方をご紹介します。

芝生の植え方って意外と難しくない!?

夏になると青々と茂って気持ちのいい芝生。憧れますよね。植え方が難しそうだと敬遠してる人も少なくないはず。でも、実は初心者の人も植え方さえ分かれば綺麗に植えることができます。

植える時期、場所も大事です

芝生を植えるのに一番適している時期は、3月~6月です。北日本は4月からがベストなようです。気温があがると植物も元気になるので、元気に根を張ってくれます。植えるのに最適な場所は、水はけがよく日当たりが良いところです。

芝生の種類

芝生には日本芝と西洋芝があります。植え方はどれも変わらないのですが地域や好みによって、合う合わないがありますので、よく検討して植えてください。おもに日本でよく使われている種類の芝を紹介します。

野芝(日本芝)

耐寒があり、丈夫で管理がしやすい芝生です。日本の気候に合うため、高麗芝と同じくポピュラーです。ゴルフ場や公園などで使われています。葉の幅が広くきめが粗いため、好みが分かれそうです。

高麗芝(日本芝)

この高麗芝が一般的に住宅の庭に使われてる芝生です。乾燥や肥料不足にも強く、丈夫で育てやすいです。冬は地上部がかれますが、春になり暖かくなると葉が成長し緑色になります。関東より西の地域に適しています。

姫高麗芝(日本芝)

高麗芝よりも葉がきめ細かく、美しい芝生をつくります。成長が早いのでこまめなお手入れをしてあげると、非常にキレイな芝生になります。

ケンタッキーブルーグラス(西洋芝)

世界中で使われている芝生です。寒い地方に適していて、北海道でよく使われています。葉がきめ細かく濃い緑色をしています。肥料不足にも強く、丈夫で耐陰性があります。 高温乾燥には弱いという性質があります。

ベントグラス(西洋芝)

葉が細く柔らかいので、緻密な芝生を造ります。高麗芝とは違い寒さには強いので、冬でも緑の葉のままです。ですが、病虫害や乾燥には弱いので注意が必要です。ゴルフ場のグリーンによく使われています。

植え方①整地作業

植え方としては整地作業が芝生を植えるのに一番大変で、面倒な作業かもしれません。ですが、青々とした芝生にさせるためには欠かせない作業です。植える前にしかできない事なので、ここはしっかりしておきたいですね。

小石や草を取り除きましょう

芝生を植える場所をキレイにしましょう。小石はきちんと取り除き、雑草も取っておきましょう。大きな石は芝の成長を邪魔してしまいます。なかなかしつこい草は除草剤を使用してもいいです。

耕しましょう

芝生を植える場所から小石などを取り除いたら、7センチほど耕します。凸凹にならないように堀り、平らにならしていきます。ポイントは、水はけが良いように排水溝などに向かって少し傾斜をつけましょう。

砂を敷きましょう

排水は芝生にとって重要な課題です。そこでならした土の上に、排水性がある砂(川砂など)を4~5センチ敷きます。そして、スコップやレーキで平らにならしてください。ここで、水を撒いておくと凸凹が解消され、芝生もキレイに敷けます。

培養土で保水性アップ!

砂の上に培養土を敷くと、保水性が高まり芝生の成長が促進されます。平らになるようにレーキなどでならし、足で踏み固めて水を撒いておくといいでしょう。土が締まり、凸凹がなくなります。

植え方②植え方を決めておきましょう

芝生の植え方には4種類あります。それぞれメリットデメリットがありますので、ご自身のスタイルに合った植え方を選んでください。避けた方がよい植え方もあるのでご注意ください。

ベタ張り

隙間を開けずに置いていく植え方です。芝生を並べるだけなので簡単にできまる植え方です。一列敷いたら、次の列は半分ずらして敷いていく、レンガを張る方法と同じ植え方です。ですが、その分たくさんの芝生を使うので費用がかかります。

目地張り

間を3~4センチあけて芝生を植える方法です。一般的にもっとも使われている植え方です。隙間が空いているのは、若干時間はかかりますが芝が伸びてきて気にならなくなります。ベタ張りに比べて、使用する芝の量が3分の2程になる植え方なので費用が抑えられます。

市松張り

碁盤の目のように張っていく植え方です。隙間が広いので埋まるまでにかなりの時間はかかりますが、その分費用はかなり抑えられます。経済的ではありますが、芝生ではない部分に雑草が生えてくるので、除草作業は欠かせません。

一条張り(筋張り)

芝生を一直線に敷いていく植え方です。グランドのような広い場所に使われる植え方で、一般家庭の庭に使われることはあまりありません。この方法も市松張り同様に、完成までに一年ほどの時間と、除草の手間がかかりますが、使う芝の量を抑えることができる経済的な植え方ではあります。

避けたほうが良い張り方です

十文字張りといってさけたほうが良い植え方です。雨が降った時に、目地に沿って水が流れるため、目土が一緒に流れてしまいます。芝生がはがれてしまう原因になります。

植え方③いよいよ芝生を植えていきます!

ここまでくれば、芝生の植え方は簡単です。ここでは、最も一般的に使われる「目地張り」という植え方を紹介します。

3~4センチの隙間を開けて、レンガを並べるように敷いていきます。この時、端に隙間が空いてしまうと思います。この部分は芝生をその隙間に合わせて、切りましょう。園芸用のハサミで切ると綺麗に切れます。

目土を撒きます。目土は、芝生の乾燥防いだり、根の成長が良くなったりと重要な役割をしてくれます。目土を芝と芝の間を埋めるように、全体的に撒いていきます。ほうきを使って目地だけでなく、芝の部分にも均一になるようにならしましょう。そして、板を使って踏み固めておきます。

最後の仕上げに水をあげましょう。芝生の成長には水が欠かせません。乾燥しないようにたっぷりとあげてください。

植えた後数週間は水やりを欠かさないで!

芝生にとって水は大事です。張ってから2週間は、乾燥させないように水をたっぷりあげてください。特に夏場は、毎日朝と夕方に散水してください。端の方まで水が届かないと端から枯れてしまうので、しっかりと端の方まで行き届きくようにしてください。

芝生の植え方は、これで終わりになります。思ったより、難しくないでしょう?大変な作業かもしれませんが、一年後の緑色の芝生を想像しながら植えてください。きっと、楽しくなるはずです。

芝生の植え方

芝生の植え方が分かりやすく解説してあり、植えた後の対応の方法も紹介してありますので、参考にしてください。

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