芝生の庭に憧れるけど、自分でもできるの?業者に依頼すると高い?
2017/04/15
sura
グリーンが広がるステキな芝生の庭、憧れますよね。一度はそんな家に住んでみたいけど、ガーデニングをお願いすると高そうじゃないですか。そんな時は自分で芝生を張ってみよう!張り方はそんなに難しくないんです。芝生の張り方のポイントをまとめてみました。
芝生には様々な種類があります
暑さに強いのが日本芝の特徴です
冬は休眠期で茶色く枯れますが、春から元気よく緑色に育ちます
芝生の種類 日本芝
日本芝のなかでも、最も一般的なのが高麗芝です
日本の風土にあったな芝生で、刈り込みで密度も細かく美しい芝生になります
日本芝ではほかに
野芝⇒日本で広く自生している種類で、やや芝の密度が粗く葉も広くて粗い感じ
姫高麗芝⇒高麗芝のなかでも葉の幅が細いもので、成長が早く管理が難しいです
西洋芝も改良され、暖地型と寒地型があります
冬でも緑色の芝生を保て、北海道など冷涼気候におすすめ
西洋芝 寒地型
寒さに強く、冬でも青い芝生です
ベントグラス類、ブルーグラス類、フェスク類、ライグラス類などがあります
関東より北の地域に向いています
西洋芝 暖地型
西洋芝の団地型はバミューダグラス類、ティフトン類、ウィーピングラブグラスなどあります
西洋芝でも、日本芝の性質とほほ同じで冬に芝生が休眠します
西洋芝の種
芝生の特徴の違いとして、日本芝はマット芝を敷いていく方法のみ可能ですが、西洋芝はマット芝を敷く方法以外に種をまく方法もあります
芝生を張りたいと思ったら、すぐに取り掛かりたいところですが・・・ちょっと待って!
最適な時期としては3~5月なんです
芝生の値の活動が活発になって、芝生の痛みが最も少ない時期だからです
3~5月に芝生を張って、梅雨を迎えると一番良いそうです
四季ごとの芝生の張り方
芝生を張るのに一番いい時期です
3~5月に芝生を張り、秋まで生育期間が6ヶ月前後続くので、芝生の状態も目に見えて管理しやすいです
四季ごとの芝生の張り方
夏場に芝生を張る場合、夏の強い日差しによる乾燥に注意が必要です
目土や芝張り後の水やりの量と時間が大事です
気温の上昇から芝生が傷んでしまうので、根付くまでは頻繁に水やりし乾燥を防ぎましょう
四季ごとの芝生の張り方
初秋では芝生も順調に育ちます
完全に芝が土に根付いていないうちに冬を迎えると、根や茎は休眠しているので春になれば新芽をだしてくれます
なるべく芝生の上を歩かないようにしましょう
四季ごとの芝生の張り方
雪が降らないような太平洋側や九州などでは芝張りは可能でしょう
ただし風と寒さ、乾燥に注意して管理しなくてはいけません
真冬は芝生が成長せず、芝が根付かないので歩いたり踏みつけたりは良くないです
芝生を張る場所の石や雑草を取り除いておきましょう
ここの作業をしっかり行い、芝生を張った後にトラブルがおこらないよう準備します
芝生の張り方ポイント② 整地作業
大きな石は芝生の成長に障害になったり、芝刈りの際に芝刈り機の刃が傷んだりするので出来るだけ取り除きます
雑草も取り除き、土を15cm程度耕したら表面を平になるよう土をならします
芝生の床土は砂の多い土が良いです
降った雨がすぐ排水されるよう、砂を厚さ4~5cmくらい敷くといいでしょう
芝生の張り方ポイント② 整地作業
砂を敷いたら、芝生の床土用の土を敷きます
3cm程度敷いて、平らにならします
その土を足で踏み固め、土を締めます
芝生の張り方ポイント② 整地作業
足で踏み固めた後に、全体に散水するとさらに土が締まります
凸凹や段差ができていないか、確認をしましょう
芝生を張る床土つくりができました
芝生の表面排水をよくするように、水溝や雨水枡などに向かって傾斜をつけて整地することもあります
芝生の張り方ポイント② 整地作業
痩せた土壌の場合、床土作りの際に堆肥や土壌改良剤をまいてあげます
芝用肥料でも良いです
芝生を張る前に肥料を少しにしておき、成長を確認しながら肥料をまいても良いですね
ついに芝生を張っていきます
張り方は大きく分けて2種類です
①マット芝を敷いていく
②種をまく
仕上がりも早く、育てやすいのはマット芝の張り方です
マット芝の張り方 べた張り
べた張り、全面張り、平張りともいいます
マット状の芝を隙間なく並べる張り方です
一番簡単な張り方で、すぐに芝生を楽しみたい方向けです
べた張りは目地が十字にならないよう、1列敷いたら次の列は半分ずらしてタイル状になるよう敷いていくことが大切です
マット芝の張り方 目地張り
目地張りは、マット状の芝生の間隔を3~4cm程度開けて敷いていく張り方です
敷いた直後は隙間から土が見えますが、芝生が育つとすぐに隙間はなくなります
目地張りはべた張りに比べると、使用する芝生が2/3くらいで済みます
しかしながら、芝生が成長しにくい環境では全面綺麗な芝生に育つのに時間がかかってしまいます
マット芝の張り方 市松張り
市松張りは、碁盤の目を1つ飛ばして埋めていく張り方です
マット状の芝生のマットの大きさ分だけ間隔を開ける張り方なので、地面の半分しか芝生はありません
市松張りは目地が芝生になるまで、生育に時間がかかります
その間の雑草対策に手間がかかりますが、必要な芝の量が少なくて済むメリットもあります
マット芝の張り方 筋張り
筋張りは、マット状の芝生を縞模様を描くように敷いていく張り方です
市松張りと同じように、芝生の完成までに時間がかかります
庭に張る方法ではなく、グラウンドなどに用いられます
十文字張りはダメ
目地が十文字になると、雨が降ったら目地に沿って雨水が流れて目土も流されやすくなってしまいます
根付いた芝生が剥がれてしまう原因になるので、この張り方は避けましょう
無事に芝張り作業が終わったと、安心していませんか
きちんと管理してあげましょう
芝生の張り方ポイント③芝張り後の作業
芝生を張り終わったら、目土を入れます
芝生と芝生のつなぎ目にしっかりと目土を入れ、目地の高さが芝の高さと同じくらいになるようにします
全体が均等になるように芝全体に目土を広げます
芝生の張り方ポイント③芝張り後の作業
芝生と床土とが密着するように、転圧をします
スコップの背でしたり、板の上から足で踏み固めます
芝が定着するのに必要な作業です
芝生の張り方ポイント③芝張り後の作業
最後の仕上げに、たっぷりと散水してください
芝生の根まで水が届くように、床土が湿るまでしっかりと水を撒きましょう
張ったばかりの芝生は乾燥しやすいのです
季節にも寄りますが、乾燥させないように2週間程度は散水します
夏場は朝夕の涼しい時間に行います
芝生の張り方のポイントは分かりましたか?
難しいことは考えず、やってみましょう
焦らず、時間をかけてゆっくり育てていけば、必ず根付いてくれますよ
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