2016/08/25
M.KONDOU
和の趣を感じられる盆栽。作り方をあなたはご存知ですか?難しそうなイメージですが簡単なものなら初心者でも作ることができます。盆栽の作り方を覚えたら自分だけのオリジナル盆栽をデザインすることができますよ♪この記事では初心者でも挑戦できる盆栽の作り方をご紹介します。
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最近でも海外でも注目されるようになった、和の芸術「盆栽」。
国内にも盆栽カフェが出店したことにより、より若い年代の人々も盆栽に触れられるようになりました。
これだけ世の中で注目されている盆栽。
簡単な作り方ぐらいは知っておいても損はありませんよ♪
いきなり盆栽と言われてもピンと来ない方もいるかもしれませんね。
作り方について触れる前に、作り方を覚えたら挑戦できそうな小さな盆栽を見てみましょう。
ミニ盆栽
インテリア感覚で楽しめる小さな盆栽は、比較的安価に育てることができます。
作り方を覚えたら、洋間にも似合うおしゃれな盆栽を作ってみたいですね。
小さいのに躍動的で存在感のある植物の姿を楽しむことができる盆栽。
作り方を覚え、経験を積んだら、木の生長も楽しめるようになりますよ。
サワラの盆栽
サワラの機を植えた小さな盆栽がとても可愛らしいですね。
作り方を覚えたら、お気に入りの植物を植えて盆栽を楽しむことができますよ。
お庭に映えた植物で盆栽を楽しむこともできます。
面白い鉢を使用したり、苔をたくさん植えたり、作り方次第個性ある盆栽を作ることができますよ。
赤松
曲がりくねった枝が粋な赤松の盆栽も格好良いですよ。
日本の趣を感じられる素敵な盆栽が作れるようになりたいですね。
盆栽の作り方に必要な道具を用意しましょう。
~用意するもの~
・盆栽の土
・ごろ土
・植物
・苔
・鉢(穴あきの鉢や湯のみなど)
・はさみ
・ピンセット
・箸
・鉢底ネット
・針金
盆栽の作り方に必要な道具を揃えておきましょう。
盆栽の土は、盆栽用に配合したものを利用すると便利ですよ。
既製品の鉢ではなく、湯のみやぐい呑みを盆栽の鉢として利用したい場合、水が抜ける穴を開ける必要があります。
どのようにして開ける事ができるのか見てみましょう。
湯のみを利用した鉢の作り方①
砂を入れたバケツを用意します。
そこに盆栽に利用したい器を伏せて入れ、中に砂が詰まるように押し込みます。
湯のみを利用した鉢の作り方②
器の底の中心にセンターポンチを当て、ずれないように気を付けながら金づちで軽く叩きます。
2、3回金づちを打つと盆栽の水を通すための穴があきます。
湯のみを利用した鉢の作り方③
次に器の底に開けた穴の周囲を広げていきます。
金づちを打つ力を少し弱め叩いていきます。
盆栽に利用する器のサイズにより変わりますが、一般的な湯のみの場合7~8ミリになったら完成です。
湯のみを利用した鉢の作り方③
器の内側から見ると穴はこんな感じです。
この方法を覚えれば好きな器を盆栽の鉢として利用することができますよ。
盆栽を植える前に鉢の穴にネットを取り付ける必要があります。
作り方を確認してみましょう。
鉢の準備①
10cm程度の針金を用意し、写真のような形にします。
この時、左右の輪と輪の間の幅を盆栽用の鉢の穴の直径と同じぐらいにしてください。
鉢の準備②
鉢底ネットを盆栽用の鉢の内側から穴に当て、網の上から先ほど作ったピンを差し込みます。
鉢の裏側から出た針金の先端、内側に出た輪の部分は鉢の面に沿って折り曲げて固定しておきましょう。
鉢の準備③
次に25cmと4cmの針金2本を用意します。
25cmの針金を4cmの針金に3~4回巻き付けます。
長い針金の脚と脚の間が、盆栽用の鉢の穴に納まるようにして下さい。
鉢の準備④
盆栽用の鉢の裏側から、先ほど作った針金を通していきます。
これで、鉢底ネットと鉢を固定することができます。
鉢の準備④
鉢の内側に出て来た長い針金は縁にかけておきましょう。
盆栽に使用する植物が大きい場合は、この針金を使って固定していきます。
それでは、メインとなる盆栽の作り方を見て行きしょう。
盆栽の作り方①
盆栽に使用する植物は、土を落とし絡んだ根をほぐしておきましょう。
この時、伸びすぎた枝や枯れた葉も取り除いておくと良いですよ。
盆栽の作り方②
鉢の底にごろ土を入れていきます。
鉢の底部分に粒の大きな土を入れて置くことで盆栽の水はけを良くしてくれます。
盆栽の作り方③
次に盆栽用の土を入れていきます。
この時、根の間にも土がしっかりと入るようにしてください。
少しずつ土を入れながら、お箸でつつくと作業がしやすいですよ。
盆栽の作り方④
土を入れ終わったら、土がこぼれないようにゆっくりと水をかけていきます。
盆栽の鉢の底からこぼれる水が濁った色から透明に変わるまでたっぷり水を上げて下さい。
盆栽の作り方⑤
最後に苔を貼り付けていきます。
少し大き目の苔を選び、押し込むようにぎゅっと押し込んで下さい。
これで盆栽のできあがりです♪
いかがでしたか?
初心者でも挑戦できる盆栽の作り方をご紹介しました。
盆栽に興味を持った方は、是非挑戦してみて下さい♪
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