サボテンを種から育てよう!種からサボテンを育てる方法をご紹介!!
2015/11/16
おはなぷー
2016/03/22 更新
さあ、あなたも初めてみませんか~観葉植物にサボテンを置いてみよう観葉植物サボテンというとあまり手がかからず、育てやすいというイメージがありますよね。でもいざ育ててみると、サボテンは急に元気がなくって枯れてしまったという経験をお持ちの方もいるかもしれませんね。
可愛らしいものや刺の立派なもの、ユニークな形をしたものなど、観葉植物サボテンには多くの種類が存在し、見てるだけで楽しいものですが、あまりに種類が多すぎて、「名前が分からず育て方が分からない」、「自分好みの観葉植物サボテンを探したい」といったことで悩まれている方も多いのではないでしょうか?
フェロカクタス
強剛な刺を持つフェロカクタス属。刺の色も綺麗な赤色や紫色、黄色、褐色など変化に富む“強刺類”グループの観葉植物サボテン代表格。
エキノカクタス
サボテンの代表といわれ、風格のある姿が魅力のエキノカクタス属。刺の色も綺麗な赤色や紫色、黄色、褐色など変化に富んでいます。
コピアポア
灰黒色の刺が魅力の黒王丸を筆頭に、強剛な刺をつける“強刺類
黒王丸(コクオウマル)
初めは球形に成長し、徐々に円筒に成長していきます。白銀の肌とそこから伸び黒刺が素晴しいコントラストで見ごたえがあります。
1-3-2.コピアポア・ギガンテア
大型に成長するサボテンコピアポア。黒王丸に似ていますが、黒王丸よりも灰緑褐色で肉質は硬いといえます。
植え替え用の土
サボテンは最適な土を入れ替えてあげることで、より元気に美しく育っていきます。
慣れないうちは園芸店などで市販されている「サボテンの土」で植え替えてあげるといいですが、自分で土の混合に挑戦しようという方は以下の配合を目安に土をつくるとさらに効果的です。
①砂を主体にするもの 砂5:赤玉3: 腐葉土2
②土を主体とするもの 赤玉土6: 腐葉土 2: 砂2
どちらの配合でも構いません。やりやすい方でぜひ挑戦してみてください。
見た目が美しい土に植え込んである観葉植物サボテンをよく見かけますが、実は観葉植物のサボテンにとっては酷だったりします。購入したときはなるべく早くに土を入れ替えることをおすすめします。
植え替えの時期と回数
サボテンは年に1回は植え替えをすると元気に育ちます。
鉢植えの植物は長い間植え替えないでいると、鉢内に根が密集して水はけが悪くなります。
また、土の中の栄養素が減ってしまい、生育が悪くなってしまいます。 その中でもサボテンは特に根腐れを起こしやすく、古い土になじまなくなる性質があるため、一年に一度は植え替えを行う必要があるんです。
なかなか大変ですが、観葉植物サボテンを長く楽しむためにぜひ覚えてくださいね。
植え替え時期
植え替えは春と秋におこなう。
サボテンは年中いつでも植え替えができる都合のよい植物ですが、寒すぎたり、暑すぎる季節は慎重な注意と経験がないと失敗することもありますので、春と秋だけに行う方が無難です。
2-2-2.植え替えの回数
サボテンは毎年1回植え替えます。
サボテンは植え替えを行うことで順調に育っていく植物ですので、その他の鉢物の植物に比べると植え替え回数が多いと思ってください。
植え替えの手順
それでは実際に植え替えをやってみましょう。観葉植物サボテンの植え替えの手順を紹介します
手順は以下の通りです。
①用土を乾かし気味にしておき、静かに観葉植物サボテンを抜きあげます。
②根回りの古い用土をもみ落とします。長く伸びすぎた根は5㎝前後に切り詰めます。
③鉢穴をネットでふさぎ、小石やパーライトなどを厚さ2㎝前後入れ、軽く湿らせた用土で植え込みます(用土は押し込まず、すぐに灌水はしないこと)。
④植え終わったら、鉢底を平らな所に打ち付けて用土を落ち着かせます。
根周りを強く押し付けないように。
⑤ティッシュペーパーを1枚上にかけ、根がなじむまでの間、日当たりのよい窓辺や既定の置き場に戻します。
⑥植込み1週間後にティッシュペーパーを取り除き、はじめて十分に灌水します。
⑦観葉植物が健全で、気候が順調であれば、数日で新根が伸び、1ヶ月もすればしっかり根が張るので、乾き過ぎないように水やりをしてください。
光、風、雨を考慮した場所に置く
観葉植物サボテンは日当たりがよく雨が当たらない場所に置くこと。
観葉植物サボテンは日光が当たり、風通しの良い場所が大好きです。
逆に日当たりが悪く、風通しの悪い閉め切った場所に置くと枯れます。
春から秋にかけては日当たりがよい良い室外に置いてください。
また、サボテン雨が当たると腐ります。必ず雨よけのある場所においてください。
室内で育てるときは一日に最低でも3〜4時間は日光に当ててください。
ベランダに並べる場合は、コンクリートの照り返しで枯れないように、棚の上に置くか、人工芝などを敷いて暑さをやわらげてください
最低温度が10℃以下になる季節は、室外から室内に取り込んで日光のあたる窓際に置きます。
種類によっては夏の強すぎる日光は日焼けをおこすことがあります。
日焼けの心配がある5~9月はレースのカーテン越しなどで日光を和らげるといいですね 。
湿度
温度は最低5℃、最高40℃を目安にします。つまり何度でも平気ということです。
ほとんどの観葉植物サボテンは寒さに強く、凍結させない限り枯れません。でも安全をみて5℃は確保しましょう。 また、暑さにも強いです。大多数の観葉植物サボテンは日中の高温に耐えます。そして夜間の冷気で体力を回復して酷暑期を乗り切っています。 これは多くの観葉植物サボテンが昼間暑く、夜間冷え込む砂漠に自生しているからです。
でも逆に熱帯夜は苦手だったりします。日本の夏は熱帯夜ですね。できるだけ夜間温度が低い除湿が効いた部屋などに避難させてください。
水やり
生育期は鉢土が乾いたらたっぷり水をあげます。
観葉植物サボテンは乾燥にはきわめて強いです。でも生長期にはたくさん水分を必要とします。
観葉植物サボテンは水をやらなくてもよいと思われがちですが、水をやらないと枯れます。
水やりは生育期には鉢土が乾いたら 、鉢底から流れるぐらいたっぷり水を与えてください。鉢全体に水が行き渡り、鉢土の空気も入れ替えができて、根腐れを起こしにくくなります。
生育の盛んな4月、5月、6月、9月、10月は表土が乾いた翌日にたっぷり水やり。
・ 生育が緩慢になる7月、8月は表土が乾いて3日後に水やり。
・ 生長が停止する3月、11月は2週間に1回程度の水やり。
・ 1月、2月、12月の低温期には3~4週間に1回ぐらいの水やり。
・ 凍結の心配がある場合は、全く水をやらない。
鉢土が乾いているかどうかは竹串のようなものを鉢にさしておいて、それを抜き取ったときにどこまで湿っているかを確認するとわかりやすいです。 意外に水やりは難しいです。
肥料
サボテンは必ずしも肥料が必要ではありません。
でも、大きく生長させたいときは肥料を与えてください。
ここでは肥料の与え方と注意点についてお伝えします
元肥(もとごえ)の与え方
植え替えの際に、肥料を一緒に植えこむことを元肥といいます。
ゆっくりと効き目の続く緩効性肥料を適量鉢底に入れるだけです。
通常、観葉植物は鉢土の上に固形肥料を置いたり、液肥を与えるのが一般的ですが、サボテンのように水を与える回数が少ない場合は、置き肥が土に浸透していかないので、植え替え時に元肥を使います。
追肥(ついひ)の与え方
元肥を入れない場合や、元肥の効果がきれたら追肥をします。 前述の通り、置き肥はあまり効果がないため、液肥を水に薄めて使います。 規定量に薄めた液肥を生育期に月3~4回与えます。
肥料を与える上での3つの注意点
肥料は与え方を間違えると観葉植物サボテンを弱らせる原因になります。
以下の注意点を必ず守ってください。
・ 一度の多く与えず、少しずつを回数与えること。
・ 休眠期には絶対に肥料を与えないこと。
・ 2年以上植え替えを行っていない鉢には与えないこと。
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マグカップ
小柄なサボテンには、鉢植えも小さいのが適していますね。
そんな時、ちょうどいいサイズなのがマグカップ。
室内でも置いておけるサイズのサボテンを複数個おく場合はカラフルな色のマグカップ鉢植えでお部屋にあったものを選ぶといいですね!
お部屋の空間からサボテンのことを考えられるなんてステキです。
定番の丸い鉢植え
定番の丸い鉢植えの真ん中に綺麗にサボテンが植えられています。
石の鉢植えは「和」を強くイメージさせてくれますね。
和風の家や庭にはお似合いかと思います。
お皿に盛られた石から生えているようなレイアウト
大きめの石がコロコロと存在感があるレイアウト。通常の土や砂利とは違う雰囲気が出せ、観葉植物サボテンも可愛さが引き立ちますね♪
カラフルなサボテン
ポップなカラーの器に、まるでカラフルなフルーツが盛られたようなサボテン。インパクトが在りつつもキュートさのある仕上がりですね
統一感
チラは脈々とした緑を全面に出したレイアウト。
緑の迫力を邪魔しない、ナチュラルでシンプルな器が全体を纏めています。
こんもりとサボテンや多肉植物をレイアウトすれば完成するので、チャレンジし易いかもしれません
花の咲かせ方
花は時期が来たら咲きます。
サボテンの開花調整は難しいです。
サボテンほぼすべての種類が花を咲かせますが、その条件は家庭では難しいものがあったり、数十年に一度しか咲かなかったり、身長を超える高さに育たないと花を付けないものもあります。
花を咲かせやすい観葉植物を選んで咲かせる場合の注意点は、「1.サボテンが元気に育つ4つポイント」 を守り毎年一度の植え替えも行ってください。
そうすることでサボテンの生長サイクルによって時期が来たら咲きます。
根腐れの見分け方
サボテンが根腐れをおこすと観葉植物自体の色が悪くなって、くすんだような色になってきます。
その後生長が止まり、観葉植物自体が腐ったように形が崩れてきます。観葉植物の色が悪くなってきた時点で回復の見込みがないため、日ごろから適切な水やりと植え替えを行いましょう。
枯れてしまった時の対処法
枯れてしまったときは捨てるしかありません。
サボテンが枯れて、後に残った土には菌(病気)が残っていることもありますので、土も一緒に捨ててください。
また、鉢は食器洗剤などで洗浄し、再利用することができます
死んでしまった時と復活できるときの基準
根本の方から腐ってきた場合、まず上部の健康な部分を水平に切り取ってください。
芯が健康な状態であれば、切り口を乾燥させた後、排水性の良い土の上に切り口を下にし、風通しの良い明るい日陰で管理してください。
2週間~1か月程度で根が出てきます。 根元から切っていき、切り口の芯がきれいな状態が見えてきたら、そこから上は生き残る可能性があります。
ただし、切り取ったサボテンが全体の高さの1/3ぐらいの高さがなければ生命力が弱く枯れてしまうこともあります。
最後にまとめます。
1.サボテンは日当たりのよい場所に置く、雨に当てない。
2.水をたっぷり与える
3.風通しの良いところで育てる
4.毎年植え替えする
以上の4つを守って、観葉植物サボテンを元気に育ててください。
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