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    あなたは何度のお風呂に入っている?☆お風呂と温度の不思議な関係

    日本国民のリラックスタイム「お風呂」 日本人は本当にお風呂が好きですね。さて、皆さんは何度のお風呂に入っていますか? 実はいやしの目的によってお風呂の適正温度も変わってきます。今回は、目的別のお風呂の適正温度と時間をご紹介します。

    お風呂の温度 3つのタイプ

    皆さんは何度のお風呂に入っていますか?
    お風呂は温度で大きく3タイプに分けられ、日本人の平均的な湯船の温度は40~41度だそうですよ。

    高温浴 42度以上

    42℃以上の温度のお風呂では交感神経が働き、新陳代謝が促されます。
    そのため疲労物質が排出され、また汗をかいて老廃物も出るので疲労回復につながります。

    温浴 39度~42度

    日本人の平均的なお風呂の温度は40~41度だそうです。
    だから、ほとんどの日本人は温浴していると言えますね。

    微温浴 37度~39度

    半身浴はぬるめのお風呂が良いといいますが、この「ぬるめ」の温度がまさに38度ぐらい、微温浴の温度です。
    38度前後の温度のお風呂はリラックスできるそうですよ。

    ちなみに、一般的な皮膚表面温度はご存じですか? 
    皮膚表面は30~35度、耳や鼻は22度、肝臓は40度だそうですよ。

    お風呂の温度 温熱効果

    お風呂の温熱効果の境目は40℃で、40度より温度が高いと交感神経が優位になり、低いと副交感神経に優位になるそうです。
    血液はおよそ1分で体内を巡っているそうで、体を芯から温めるには約20分が目安になっています。

    お風呂の温度は1度違うだけでも敏感にわかります。
    表示される温度と実際の温度に違いがあることも多いので、バスタブでお湯をかき混ぜた後、シャワーでも実際に温度計で計っておくとよいですよ。

    体内には暖かさの知覚に3万、寒さの知覚に25万の末端神経があり、寒さに敏感な構造になっています。
    くれぐれも間違った風呂温度で高温浴にしないよう気をつけましょう。

    お風呂の温度と体への刺激

    お風呂に入るとは空気中から水中へ、外気24度から40度へ移動することで大きく環境を変える行為です。
    首までお風呂に浸かると、体に水圧が500キロもかかるそうです。

    まずかけ湯をすることで、体にこれからお風呂に入ることを知らせます。
    それから半身浴で30秒ほど鳴らしてから、お風呂に浸かります。

    特に以下の方は注意してくださいね:

    ・高齢者で適応能力が低くなっている
    ・体の調子が悪い
    ・お風呂の温度が41℃以上
    ・脱衣室の温度が低い
    ・夜中とか早朝
    ・いきなり湯船に入る

    お風呂の温度 目的別

    疲労回復

    42℃以上のお風呂は疲労回復に効果があります。
    足湯は42度がよいといわれます。
    筋肉の疲れもときほぐしてくれます。

    気分転換・スッキリ目覚める・学習能力を高める

    気分転換をしたいときやスッキリ目が覚めたいとき、または眠気を覚まして学習能力を高めたい時は43度くらいの高めの温度のシャワーがおススメです。
    2分間ホットシャワーを浴びます。

    肩こり

    肩こりには41~42度の温度で、20~30分ぐらいお風呂に浸かります。
    首に頭の重みがかからないように浴槽のふちに首を乗せ、首筋の緊張をほぐします。
    血行をよくして新陳代謝を高め、首や肩の疲労物質が取り除きます。

    加齢臭

    ニオイの元となる皮脂を取るため、41度に温度設定したホットシャワーを朝、1分浴びます。
    これだけでずいぶん加齢臭が取れるそうですよ。

    ダイエット効果

    食前に15分間、40度のお風呂に浸かります。
    食前にお風呂に入ることで皮膚の血行のが良くなり、胃腸の働きが抑えられるので食欲がセーブされダイエットにつながるそうです。

    お風呂に浸かっている間、ストレッチをします。
    最初の10分は肩まで浸かり、残りの2分を足首ストレッチ、次の2分を肩のストレッチ、最後の1分はただ浸かります。

    美肌効果

    お風呂に入っている間に歯ブラシをします。
    唾液には美肌ホルモンの「パロチン」が含まれているので、お風呂で体を温めてリラックスした状態で歯を磨くと、口の中を刺激して「パロチン」が出やすくなり、美肌になるというわけです。

    リラックス

    人は体温が下がると眠気を催すそうです。
    お風呂に入って体温を挙げ、熱を放散させる準備をしましょう。
    寝る1時間以上前に、38度前後のお風呂に半身浴で体をしっかり温めます。

    水分補給

    お風呂に入る前と後に必ず水分補給をしてくださいね。

    お風呂に入る前にコップ一杯の水を飲んで、体内の水分量を増やしておきましょう。
    入浴中に良くなった血流の影響で、老廃物と一緒に汗となって出てきます。
    入浴後にもまた水分補給をして、失った水分を補給します。

    お風呂の温度 湯温計

    目的別のお風呂の温度がわかったところで、おすすめの湯温計をご紹介します。

    写真上は湯船に入れると垂直に浮かび、ジャマにならない湯温計です。
    シンワ 風呂用 温度計 B-3 ウキ型 72651

    メガネ派なら写真下の大きな目盛で温度を示すタイプの湯温計。
    TANITA 湯温計 ホワイト 5416

    お湯の温度によって変わる温まる時間をアラームが知らせてくれます。
    ヒートショック予防にも使えますよ。
    LIFELEX お風呂タイマー KM22-0892

    お風呂の温度 まとめ

    いかがでしたか?
    お風呂と温度の不思議な関係・・・少しは参考になったでしょうか?
    今度は温度計をもって入浴してみてくださいね。
    最後まで読んでくださり、ありがとうございました。
    See you next time!

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