盆栽を始めてみたい!初心者でも取り組める盆栽をご紹介します!
2016/07/03
crowd860
2016/03/27 更新
盆栽と聞くと、育て方が難しそう……おじいちゃんが育てている感じ……シブくて……などと思ったりしませんか? でも、盆栽は若い人にも最近人気なんです。やさしい盆栽の育て方と、おすすめの盆栽をご紹介します。あなたも盆栽ライフを始めてみませんか?
基本的に屋外で
盆栽の育て方の基本のき、置き場所は、屋外がメインです。屋内に入れることもできますが、3日~1週間を限度とし、その場合でも一日4~5時間は屋外で光に当てるようにしましょう。※種類によって異なりますので、それぞれの木に合った育て方をしましょう。
夏場のきつい西日を避ける
夏の西日は盆栽にとってもきついもの。夏場の育て方のコツは、西日の当たらない半日陰などに置くことです。どうしても避けられない場合は、ホームセンターや園芸店で扱っている遮光ネットを使用します。
風通しのよい場所に
風通しが悪い場所に置くと、病気や害虫が発生しやすくなったり、生育が悪くなったりするので、高い位置に置いて風通しよくするのがすこやかな盆栽の育て方のコツです。
木の台の上に置きましょう
コンクリートや石などの上に直接盆栽を置くと、照り返しや地面の熱で盆栽が弱ってしまいます。木製の台や板の上に置くようにしましょう。
水やりは育て方の中で、もっとも大事
水やりを欠かさなければ盆栽を枯らすことはない、とまで言われるほど、盆栽の育て方の中で水やりは重要です。
水やりの目安
育て方の中で一番大事な水やり。土が白っぽく乾いたら水やりのサインですが、初心者はなかなか分からないもの。まずは回数を決めて、定期的に盆栽に水やりするのが、失敗しない盆栽の育て方のコツです。
春・秋は1日1回
春と秋の盆栽への水の与え方は、1日1回、鉢から流れ出るくらいたっぷり、が育て方のコツです。花の咲いているときは、花に水がかからないように注意しましょう。
夏は1日2回
夏は盆栽の鉢もとても早く乾きます。炎天下を避けて、1日2回、盆栽に水やりしましょう。夏の夕方には葉に水をやるとよい盆栽の種類もあります。育て方が最も難しいとされるのが、この夏です。
冬は2日に1回
冬の盆栽は、鉢も乾きにくいもの。水やりのしすぎは、根腐れの原因にもなりますので、冬には2日に1回水やりするのが冬の盆栽の育て方のコツです。
苔の張ってあるものは、水に浸す
盆栽には苔が土の上に張ってあるものがよくあります。その場合、じょうろなどで水をかけても苔が弾いてしまうので、鉢ごと水をはったバケツなどに、鉢が隠れるくらいの水位で、気泡が出てこなくなるまで漬け込むのが上手な育て方のコツです。
雨の日でも水やりを
雨が降っているなら、水やりはいらないのでは? と思いがちですが、意外と雨は鉢に沁み込まないそう。梅雨は傘をさしてでも水やりをしなさい、という言葉もあるのだそうです。梅雨時の上手な育て方のコツの一つです。
旅行に行くとき、盆栽は?
3日程度であれば、盆栽はお留守番してくれます。バケツなどに盆栽の鉢の3分の1ほどの水位で水をはって漬け込み、日陰で保管します。でも、それ以上家を空ける場合は、誰かにお世話をお願いしましょう。
おすすめはバイオゴールド
盆栽は鉢植えなので、肥料を与えないと花つきが悪くなったり、葉が黄色くなってしまったりします。それぞれの盆栽にあった肥料と量、与える季節がありますので、肥料を適切に与えることも上手な育て方のコツです。
剪定しないのも、し過ぎるのも失敗のもと
盆栽の木の種類によって剪定の仕方は異なります。人気の盆栽の中では、「桜切る馬鹿、梅
切らぬ馬鹿」と言われるほど、それぞれに最適な方法は異なりますので、育て方のコツをよく勉強して行いましょう。
植え替えのサインとは
盆栽の植え替えのサインは、水やりのときに水が土に沁み込みにくくなってきたり、水はけが悪くなってきたときです。
盆栽の植え替え方法
盆栽の木の種類によって植え替えに最適な時期や方法がありますので、それぞれの植え替えのコツを把握してから行いましょう。
植え替えは盆栽にとって大仕事
元気な育て方には欠かせない盆栽の植え替えですが、植え替えは盆栽にとって気持ちいいことであると同時に負担になります。植え替え後の管理には特に注意し、肥料などは1か月ほどあげないのも上手な育て方のコツです。
松柏盆栽(常緑針葉樹)
松に代表されるような、常緑針葉樹の盆栽は、丈夫なので育て方が比較的やさしく、初心者におすすめの盆栽です。幹の形など、習熟していく楽しみもあります。
花もの盆栽
花が咲く花もの盆栽は、華やかで、季節を感じられて、とても人気の盆栽です。梅は育て方も比較的楽で、香りもよいので、特におすすすめです。
実もの盆栽
花が咲き、実がなる実もの盆栽は人気の盆栽の一つです。育て方はやや難しかったり手がかかったりするものもありますが、花と実が楽しめるのでおすすめです。
雑木盆栽
かえでなど、春には新緑、秋には紅葉と落葉が楽しめる盆栽です。特にかえでは丈夫で育て方も比較的やさしく、枝振りも豪華なので、おすすめの盆栽です。
苔玉盆栽
ほわほわした苔がとてもかわいい苔玉盆栽。育て方は、湿気を好むので乾燥に気を付けること。霧吹きなどだけでは不足で、しっかり中心まで湿らせることが重要です。
一才桜(旭山桜)
桜の盆栽の中でも特に人気の品種です。花つきが特によく、若木でもたくさんの花を咲かせてくれます。ご自宅でのお花見にとても向いている品種です。
御殿場桜
薄いピンク色の、とても上品な花を咲かせる御殿場桜も、とても人気の桜盆栽で、毎年入手が困難になる品種です。
楊貴妃桜
ぽってりとしている八重桜は、ソメイヨシノなど一重の桜とはまた違った愛らしさがあります。こちらもとても人気の盆栽です。
盆栽はそんなに難しいものではありません。あなたもぜひ、盆栽ライフを始めてみませんか?
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