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観葉植物のテーブルヤシの育て方!植え替え、剪定の時期や方法!!

観葉植物のテーブルヤシは、テーブルの上でも育てられる大きさに育つことから名付けられました。20~150cmほどの大きさで、羽のように枝分かれした葉っぱは観葉植物としても人気があります。今回は、テーブルヤシの育て方について、ご紹介します。

観葉植物のテーブルヤシの育て方のポイントは?

観葉植物のテーブルヤシは生育期にたっぷりと水やりをするのがコツです。水が足りないと、葉が枯れ落ちてしまいます。また、屋外の日陰か、室内の明るい場所が育てる環境に最適です。観葉植物のテーブルヤシは直射日光に当たると葉が焼けてしまいます。

観葉植物のテーブルヤシの苗植えの時期と方法は?

観葉植物のテーブルヤシは種まきから育てることもできますが、市場に種は出回っておらず、自家採種するためには雄株と雌株を育てる必要があることから、一般的には行われません。

テーブルヤシの苗植えは、4月下旬~6月が適期です。0度近くまでの寒さに耐えることができますが、葉の色を美しく保つためには10~15度は必要です。そのため、地植えにすることがほとんどありません。

鉢植え

観葉植物のテーブルヤシの鉢植え方法
1. 1回り大きな鉢を準備し、底に大粒の軽石を敷き、土を入れる
2. 根についた土を割り箸や竹串などの細い棒で軽くほぐす
3. 苗を土に植え付ける

観葉植物のテーブルヤシの土作り・水やり・肥料の与え方

土作り

テーブルヤシは水はけのよい土を好みます。赤玉土(小粒)6、腐葉土4か、赤玉土(小粒)7:腐葉土2:パーライト1の割合で混ぜたものがおすすめです。市販の観葉植物用培養土を使ってもかまいません。

水やり

観葉植物のテーブルヤシは土の表面が乾きはじめたら、たっぷりと水を与えます。水が足りないと枯れてしまいます。また、新芽が乾燥すると、葉っぱが出てこなかったり、小さくなったりするので、幹や葉にも水をかけてください。

ただ、冬の休眠期になると、テーブルヤシは水を必要としなくなることから、乾燥気味に育てます。土の表面が乾いて1~2日たってから水を与えましょう。休眠期に水が多いと、根腐れを起こすので注意してください。

肥料の与え方

5~10月の間は、月に1回ゆっくり効く緩効性の化成肥料を株元に置くか、10~15日に1回液体肥料を与えるとテーブルヤシは生育がよくなります。

観葉植物のテーブルヤシは剪定する?

ヤシ科の植物は、新芽の付け根からしか枝が生えず、枝を剪定しても伸びません。そのため、幹の先端を切り落とすと新芽が出ず、そのまま茎は枯れてしまいます。サイズを調節していときは、株分けや取り木でボリュームを減らしましょう。

観葉植物のテーブルヤシの植え替えの時期と方法は?

生長スピードは穏やかですが、同じ鉢に植えっぱなしにしておくと、根詰まりを起こしてしまいます。

2~3年に1回、4~9月の間に、1回り大きな鉢に植え替えましょう。

手順は、植え付け時と同様で、傷んでいる根があれば切り落としてください。

同時に株分けを行うと効率的です。

観葉植物のテーブルヤシの増やし方!株分け・取り木の時期と方法は?

5~6月に株分けや取り木をして数を増やすことができます。

株分け

観葉植物のテーブルヤシの株分け
1. 鉢からカブを抜き取り、根についた土を落とす
2. 茎が数本ずつつくように、根を手やナイフで分ける
3. 植え付け時と同様の手順で、それぞれを鉢に植える
4. 根が伸びるまでは日陰で管理し、新しい葉が出てきたら少しずつ日向に移動させる

取り木

テーブルヤシの株が大きくなったり、姿が乱れたりしていたら、取り木のタイミングです。ただ、取り木をすると元の株からは新芽が出ないので、株を小さく仕立て直したいときに行うようにしてください。

観葉植物のテーブルヤシの取り木方法
1. 発根させたい場所を選び、3cmほどの切り込みを入れる
2. 回りに湿らせた水苔を巻きつけ、乾燥しないようにビニールで包む
3. 水苔が乾燥しないように水やりをする
4. 2~3ヶ月たって発根したら、根の下で茎をカットし、別の鉢に植え替える

テーブルヤシの花言葉は?

『あなたを見守る』

テーブルヤシは育てる人に寄り添うように、テーブルの上で元気に育つことから、「あなたを見守る」という花言葉がつけられたとされています。

テーブルヤシとはどんな花が咲く?

テーブルヤシは笹のような形の細長い葉っぱを出しながら上に伸び、枝を横に生やしません。また、草丈が50~60cmほどに生長すると、春に粒上の黄色い花を稲穂のようにつけます。雄株と雌株があり、それぞれを近くに植えていないと種はつきません。

観葉植物のテーブルヤシのかかりやすい病気や害虫は?

ハダニ

観葉植物のテーブルヤシの葉の裏に寄生して栄養を吸う害虫で、被害にあうと葉が白くかすり状になります。発生したら薬剤を散布して駆除していきましょう。また、葉の表裏に水を吹きかけると予防できますよ。

カイガラムシ

観葉植物のテーブルヤシの葉や茎について栄養を吸い取り、植物を弱らせます。また、排泄物によってすす病を誘発する恐れも。幼虫は、観葉植物用の薬剤を散布して駆除しましょう。成虫になると薬剤が効きにくいので、ブラシで擦り落としてください。

観葉植物のテーブルヤシが枯れる原因は?

観葉植物のテーブルヤシの葉が枯れてくるのは、水が不足しているか、日に焼けてしまったか、根詰まりしているかのいずれかが原因です。

水が不足している

観葉植物のテーブルヤシの生育期の5~9月頃は、土が乾ききる前に水を与え、葉先まで水分が行き渡るようにしましょう。また、ハダニの予防もかねて、毎日葉に水を吹きかけるとよいですよ。

日に焼けてしまった

観葉植物のテーブルヤシは直射日光に弱く、強い日差しを浴びると葉が焼けて黄色くなります。屋外に鉢を置くときも、直射日光は避け、木陰や半日陰に置いてください。室内なら、レースのカーテン越しの窓辺に置くのが最適です。

根詰まり

土が水を吸わない、鉢底から根が出ているといったときは、根が鉢の中でいっぱいなっている状態です。観葉植物のテーブルヤシが水分を吸収できないことから、枯れてしまいます。根詰まりに気づいたら、すぐに1回り大きな鉢に植え替えてください。また、2~3年に1回植え替えをしたり、株分けをしたりすることで根詰まりを防げます。

観葉植物のテーブルヤシを育てて園芸を楽しもう

空気清浄効果がある観葉植物のテーブルヤシは、インテリア以外にも使いみちがあり、観葉植物のプレゼントとしても喜ばれます。育てる手間もそれほどかからないので、これから観葉植物を育てようと思っている方にはおすすめですよ。観葉植物のテーブルヤシを置いている場所は、緑にも空気にも気を使っていると思うと、なんだか気持ちがいいですね。

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