2016/10/04
tadashi0613
今ブームになりつつある、観葉植物のクワズイモ。初心者でも育てやすく、育て方が簡単なのが人気のポイントです。でも一体どうやって育てればいいのでしょうか?そこで今回は人気のクワズイモの育て方をご紹介します!あなたも人気のクワズイモを育ててみませんか?
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今回は今大人気の観葉植物、クワイズモの育て方をご紹介しましょう!
それではクワズイモの育て方について詳しく見ていきましょう!まずは基本からです。
育て方の基本である、日当たりです。観賞植物なので、基本は室内で管理が一番でしょう。
寒さに弱い
熱帯の植物で暑さに強く寒さに弱いです。弱いといっても耐寒温度は5度と比較的強く、暖地だと庭植えで越冬し、霜が降りる地域でも、根で越冬して春には新芽を出すこともあります。
沖縄などでは道路の側、家の庭先、生垣など、あちこちで普通に自生しているのが見られるので、暖地なら庭植えでの育て方も可能です。
日当たり良好な場所で
熱帯の大きな樹の根本などで生活する植物なので、日当たりは必要です。ただし直射日光には弱いのが特徴です。
夏ならば、直射日光が当たらないようカーテン越しで。外に置く場合は、直射日光が当たらない半日陰や明るい日陰に。冬ならば、室内で日当たりの良い場所で管理する育て方が一番良いでしょう。
土が乾いたら、水をたっぷりとやります。鉢の底から水が染み出すくらいにしっかりと水をやるのが育て方のポイントです。
育て方で気を付けたいのが、この水やり。多すぎても少なすぎてもクワズイモが枯れてしまいますが、クワズイモの場合は管理しやすいのが特徴です。
霧吹きで
空中の湿度が高い状態を好みます。年間を通して、葉っぱに霧吹きで水分を補給してあげるとクワズイモはよく成長してくれます。
成長させる育て方は、春から夏にかけてしっかり霧吹きを行うのがおすすめです。
冬の水やり
クワズイモの育て方で注意したいのは、冬の水やりです。冬は水を控えます。
水をやりすぎると根が腐ってしまうので、土が乾いてから数日たって水をやる程度にしてください。また水のあげ過ぎは耐寒性も下がってしまうので、気を付けましょう。葉っぱに霧吹きは、冬でも行ってください。
肥料のタイミング
成長期である春~秋にかけて二週間に1回程度、液体肥料をやってください。
ただし、肥料をやればやるほど成長していくので、あまり大きく育ってほしくない場合は、肥料を控えるなどの調整を行うように育て方を工夫しましょう。
基本的には苗を購入して育てていくことになると思います。特に初心者は苗を購入しましょう。100均でも売っているようですよ!
植え替えの時期
成長しやすいので、鉢の交換はクワズイモの育て方に必須です。
植え替えに一番適しているのは5月ですが、根詰まりを起こしている場合は5~8月の間なら植え替えを行っても問題ありません。
出てくる葉っぱが小さくなるようであれば、根詰まりを起こしている可能性があります。
その場合は、一回り大きな鉢に植え替えてあげましょう。用土は観賞植物用の物が臭いがなく、おすすめです。
それでは次に、クワズイモの増やし方をご紹介しましょう!
株分け
春から夏の暖かい時期が株分けのタイミングになります。
いちばん簡単で失敗の少ない増やし方は、複数になったクワズイモの芋の部分(茎)を包丁などの刃物で切り分けて、それぞれ植え直す方法です。株分けをしてから10日~20日間は、強い日差し避け、新しい鉢で根付くよう水をやや少なめにします。活力剤などを使用してもいいでしょう。
さし木
下葉が落ち、幹が上がっている大株は、幹の途中で切り取ってから、日陰に置いて切り口を半日程度乾かしてから、清潔なさし木用土(赤玉土中粒単用など)にさします。
この時にクワズイモの根が腐っている部分があった場合は切り落としましょう。時期は株分けの時期と同じになります。
種
クワズイモはまれに花を咲かせ、実を結ぶことがあります。
オレンジ色の果実が見えたら、すっぱい臭いがする、よく熟れたものから採るのが、次のクワズイモの育て方のポイントになります。
手順
① 軸となる部分から実を取り出します
② 麻などの丈夫な袋に入れ 揉みながら実と実をこすり合わせます
③ 水を入れたバケツに、実だけになったものを入れます
④ 格子穴のトレーに少しずつ入れ、さらに手で揉みます
⑤ 種だけになったら完成!
それでは次に、クワズイモについて少しご紹介しましょう。育て方をいろいろご紹介しましたが、実際に育ててみると、とても育てやすいんですよ!
クワズイモはサトイモの仲間
クワズイモはサトイモ科クワズイモ属の常緑性多年草です。
大きなハート型の葉っぱが特徴的です。大きさにはかなりの個体差があって、草丈が人のひざほどのものから、背丈を越えるものまでいろいろあります。育て方によってはサイズを大きく変えられるのも魅力的ですね。
出世イモ
クワズイモは成長が早いため「出世芋」とも呼ばれることもあり、縁起物として「開店祝い」や「移転祝い」などのお祝いとして人気が高いようです。
クワズイモの花言葉
クワズイモの花言葉は「復縁」「仲直り」。葉っぱがハート形が由来になっているようです。育て方も難しくない観賞植物なので、仲直りのプレゼントにいいかもしれませんね!
クワズイモの種類の違い
クワズイモの種類の違いについて紹介している動画です。どちらも育て方に関しては変わりがありませんが、葉の形や大きさなどに変化でるようです。
クワズイモは観賞植物の中では寒さに強く、虫への耐性もある程度強いので、初心者におすすめです。成長も早く、育て方も難しくありませんよ!
初心者でも育て方が簡単なクワズイモ。ただ注意点もないわけではありません。最後に育てる際の注意点をご紹介しましょう。
食べれません
クワズイモはその名の通り食べることはできません。一見するとサトイモに似ていますが、根の部分は塊になることはありません。
また、毒性があり、水にさらしても抜けないことから食べないようにしましょう。
生きた加湿器
葉っぱの蒸散作用から、水やりを行ったその日か次の日かあたりに葉っぱから水が滴り落ちることがあります。
いつの間にか濡れてしまうこともあるので、マットを敷くなどの対策を行うのもクワズイモの育て方のポイントです。
鉢の選び方
クワズイモは成長が早く、葉っぱが大きくなりますので、台風などの強風に晒されると、ひっくり返り、最悪の場合、鉢が木っ端微塵なんてこともあります。
あまり鉢が小さすぎたり、地面との接着面が小さいと倒れやすくなるので注意が必要です。
樹液に注意
クワズイモの樹液にはシュウ酸などが含まれており、かぶれやすいので注意が必要です。植え替えや株分けなどの作業の際には必ずゴム手袋をして作業に当たりましょう。
クワズイモの花
クワズイモにはまれに花が咲くことがあります。初夏から夏に葉っぱの陰から花が咲きます。サトイモ科の花は、昆虫を内部に閉じ込めて受粉の確率を高めるフォルムが特徴です。
ただし、この花をそのままにしておくと、葉への栄養が取られてしまうので、しっかりした葉の育て方を希望するならば、とってしまうのが良いでしょう。受粉ができれば、種が取れるので種を採取したい場合は、週一回、液体肥料を与えると良いでしょう。
病害虫対策
害虫には強いクワズイモですが、あまり不適切な育て方をすると、カイガラムシやハダニが発生します。風通しが悪く、乾燥した環境に置くとハダニが発生しやすいです。
風通しをよくし、こまめに葉水を与えるなどして発生を予防しましょう。それでもハダニが発生したら、殺虫剤で対応します。カイガラムシが発生したら、古ハブラシなどでこそぎ落としましょう。
いかがでしたか?
成長も早いクワズイモは初心者にもおすすめです。観葉植物を置きたいと思っているなら、是非クワズイモにチャレンジしてみてくださいね!
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