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観葉植物 クワズイモの育て方!植え替えや株分けの時期と方法は?

観葉植物のクワズイモは、木の幹の先に大きく広がった葉をつける観葉植物です。見た目がかわいらしいことに加えて、復縁という花言葉をもつことから、女性に根強い人気の観葉植物です。今回は、そんなクワズイモの植え替えや株分けなど、育て方をご紹介します。

観葉植物クワズイモ(アロカシア)の育て方!植え替えや株分けの時期と方法は?

クワズイモは、木の幹の先に大きく広がった葉をつける観葉植物です。見た目がかわいらしいことに加えて、復縁という花言葉をもつことから、女性に根強い人気の観葉植物です。

また、「出世芋」という別名があり、プレゼントにも喜ばれます。今回は、そんな観葉植物のクワズイモの植え替えや株分けなど、観葉植物の育て方をご紹介します。

観葉植物 クワズイモ(アロカシア)の育て方のポイントは?

クワズイモは置き場所と水やりがポイントです。日光を好む観葉植物ですが、直射日光に当たり続けると葉が焼けてしまうので、1年を通して午前中だけ日が当たる半日陰で管理しましょう。

日陰で育てると弱い枝ばかり生えてしまうので、注意してください。

日陰で育てると弱い枝ばかり生えてしまうので、注意してください。

また、高温多湿の環境を好み、乾燥すると葉が黄色くなって枯れてしまいます。水やりに加えて、霧吹きでクワズイモの葉に水を吹きかけて湿度を保つようにしましょう。

観葉植物 クワズイモ(アロカシア)の種まきと苗植えの時期と方法は?

種まき

気温が20度以上の4~9月が種まきの適期です。クワズイモの種はよく洗って果実を落とし、1~2日水につけたものを育苗ポットに1つずつ植え付けていきます。土は、赤玉土(小粒)か種まき用の土を利用しましょう。1ヶ月ぐらいでクワズイモは芽が出るので、苗が十分に育ったら観葉植物用の土で鉢や地面に植え替えます。

苗植え

5~9月頃、クワズイモの苗を鉢植えか地植えにして育てます。鉢は、苗よりも一回り大きなものを準備し、苗についた土を1/3ほどほぐしてから、土に植え付けていきます。地植えは、半日陰を選んで、苗より一回り大きな植え穴を掘って植え付けていきます。

通常のクワズイモは、耐寒温度が-5度なので、ある程度の寒さなら越冬できます。しかし、シマクワズイモという品種は、耐寒温度が10度なので、地植えには向いていません。品種による耐寒温度を確認してから植え付けてくださいね。

観葉植物 クワズイモ(アロカシア)の土作り・水やり・肥料の与え方

土作り

鉢植えは、赤玉土(小粒)6:腐葉土4の割合で混ぜた土か、市販の観葉植物の土を利用します。地植えのときは、掘った庭土に腐葉土を3~4割混ぜあわせて、2週間ほど寝かせておきます。水はけが悪いと根腐れを起こすので注意してください。

水やり

クワズイモの地植えの場合は、極端な乾燥が続かない限り水やりをする必要はありません。

鉢植えの場合、土が乾いてから、鉢の底から流れ出るくらいたっぷり水をあげます。また、定期的に霧吹きで葉っぱに水をかけたり、湿らせたティッシュで葉の表裏をふいたりして、湿度を保つようにします。

ただし、冬は生育が衰える休眠期なので、水をあまり与えないようにします。土が乾いてから4~5日は水やりを控えましょう。また、クワズイモの特徴で、水をやった次の日に周りが水浸しになっていることがあります。これは、吸い上げた水が葉先から出てしまっているためで、異常ではありません。気になる方は、鉢の周りにマットやタオルを敷いておきましょう。

肥料の与え方

クワズイモは生長期の5~9月は、10~14日間に1回、液体肥料を与えてください。他の期間は特に必要ありません。

観葉植物 クワズイモ(アロカシア)の剪定の時期と方法は?

クワズイモは、発根や発芽の能力が高い丈夫な観葉植物です。春から秋の間、茎さえあれば発芽、発根するので、葉が育ちすぎてしまっているようなら切り落としてしまいましょう。また、傷んだ葉っぱは適宜カットします。観葉植物の切り口に殺菌剤をつけておくと、病気にかかりづらくなりますよ。

観葉植物 クワズイモ(アロカシア)の植え替えの時期と方法は?

クワズイモの根が鉢いっぱいにまわったら、植え替えのサインです。2年に1回、5~7月に、一回り大きな鉢に植え替えてあげましょう。植え付けの手順は植え付け時と同じです。根についた土をほぐしたら、傷んだ根をカットしてあげましょう。

観葉植物 クワズイモ(アロカシア)の増やし方!挿し木や株分けの時期と方法は?

クワズイモは、5~7月に挿し木や株分け、取り木で株を増やすことができます。植え替えと合わせて行うと効率的ですよ。

はじめて観葉植物の株を増やす方は、挿し木が簡単でおすすめです。ただ、クワズイモの樹液にはシュウ酸が含まれ、皮膚の弱い方はかぶれてしまうので、ゴム手袋を着用してから作業してください。

挿し木

クワズイモの茎の部分を5~10cm切り取り、切り口を日陰で半日乾燥させてから、土に挿します。土は、赤玉土(中粒)だけを使うのがおすすめです。

株分け

クワズイモの株元にできた子株を分けて増やします。植え替えのタイミングで子株を見つけたら切り離し、観葉植物用の培養土に植え付けます。その後10日ほど明るい日陰で管理し、新しい葉が出てきたら、徐々に日向に移動させてください。

取り木

取り木とは、枝や幹の途中から発根させて、株を増やす観葉植物を増やす方法です。クワズイモの場合、茎の中間当たりの表皮を3~5cmほどはぎ取ります。そしてその周りに湿らせた水苔を巻いて、ビニールで覆って密閉した状態で固定します。

クワズイモの根が出たら、根の下あたりで切り落とし、新しい鉢に植え付けましょう。元の株の切り口は、雑菌が入りやすいので、殺菌剤を塗っておくと、再び元気に生長してくれますよ。

観葉植物 クワズイモ(アロカシア)の栽培で注意病気や害虫は?

軟腐病

クワズイモの幹(芋)の部分が腐ってしまう、細菌性の病気です。進行すると茎の根元まで腐敗が広がり、枯れてしまいます。腐ってしまった部分はすぐに切り落とし、乾燥させて切り口に観葉植物用の殺菌剤や癒合剤を塗ります。土が常に湿っていると発生しやすいので、水やりのしすぎには気をつけてください。

ハダニ

3~10月の間、20~30度の乾燥した環境で増殖する害虫です。観葉植物の葉の裏に寄生し、無数の白い斑点やかすり状の傷をつけて観葉植物を弱らせます。見つけたら、殺虫剤を散布するか、水と牛乳を1:1で割った液体を吹きかけて駆除していきます。

観葉植物 クワズイモ(アロカシア)は日々の手入れが大切

クワズイモは、高温多湿を好み、乾燥に弱い観葉植物です。特に冬は水やりを控えますが、空気が乾燥していると株が弱るため、定期的に霧吹きで葉に水やりをして、湿度を保ってあげましょう。日々、正しく手入れを行うことで元気に育てることができますよ。

いかがでしたでしょうか?
何かひとつでも観葉植物を育てたいと思っていた方にクワズイモはおすすめです。

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