【大阪】観葉植物ショップ厳選8選!~専門店からカフェ併設店まで~
2020/03/11
aiaichuu
「ハイドロカルチャー」ってご存知ですか?水を好む観葉植物を土ではなく水で育てる・・・つまり水栽培や水耕栽培のことを言うんです。室内向けのインテリアグリーンとして人気のハイドロカルチャー。今回は観葉植物をハイドロカルチャーで育てる方法をご紹介します。
ハイドロカルチャーの意味はご存知ですか?
ハイドロは水、カルチャーは栽培という意味です。つまり、土の代わりにハイドロボールという植え込み材を使って観葉植物を育てる栽培方法です。
ハイドロカルチャーは土を使用しないため、根腐れやカビ、悪臭の心配がありません。
虫もつきにくいので清潔です。
また毎日水やりをする必要がなく、観葉植物の世話が楽ですよ。
土の代わりに、ハイドロカルチャーではハイドロボールを使います。
ハイドロボールは多孔質構造で、適度な水分と空気を保ち、観葉植物の根を活性化させます。
また、室内の日照不足への適応性も増加させるんですよ。
さあ、ここからが実践です。
まずは用意する物から・・・。
ハイドロカルチャーの土の代わりになる粒状のもので、そこに観葉植物を植えます。
根腐れや害虫の心配がなく、清潔で無臭、軽量な植え込み材です。
機能、色、粒の大きさなどで「レカトン」「ネオコール」「セラミス」「カラーサンド」などがあります。
つまりハイドロカルチャーした観葉植物の根から出る老廃物を分解して根腐れを防止し、ミネラルを与える働きをします。
ハイドロカルチャー用として鉢底に穴があいていないもの、グラスやカップなどを使用します。鉢皿はいりません。
ガラス容器だと透明で鉢の中が見えるので、水位計がなくてもどのくらい水がたまっているかがわかって便利です。
ハイドロカルチャーには、水を好み日光をそれほど必要としない観葉植物が向いています。
パキラやポトス、プミラなどが有名です。色々な植物がハイドロカルチャーで育てられるようですよ。
ハイドロカルチャーの苗選びには3つの方法があります。
初心者はハイドロカルチャー用の苗を購入することができます。
園芸店などでオアシスに挿して発根させてある状態で売られています。
観葉植物の根がハイドロカルチャー用になっているので失敗が少なく、アレンジすることができますよ。
こちらは中上級者向け。
土植えの観葉植物をハイドロカルチャーに植え替える方法です。
根の土をよく洗い流して植え替えるのですが、観葉植物には土用の根とハイドロカルチャー用の根というのがあり、土用の根はすぐにハイドロカルチャーの環境に適応しません。
土用の根からハイドロカルチャー用の根が生えてくるまで数日はかかります。
その間に葉や株が弱ってしまい、枯れてしまうこともあります。
観葉植物を扱いなれていない初心者にはあまりお勧めできません。
3つ目は、観葉植物の伸びた枝を切って挿し枝をする方法です。
オアシスやロックウールに枝を挿したり、水の中にそのまま入れる水挿しもできます。
ある程度根が生えてきたら、ハイドロボールに植えてあげます。
準備ができたら、いよいよハイドロカルチャーを作っていきますよ。
ハイドロカルチャー用に穴の開いていない容器を用意します。画像は透明なプラスチック製です。
そこに根腐れ防止剤を入れます。器の底が2/3程度が隠れるぐらいが目安です。
次にハイドロボールを入れます。
新しいレカトンやネオコールを入れる場合、一度水で洗うことをお勧めします。
細かな粉末や汚れが付いていて、器などが少し汚れます。
観葉植物の高さに合わせて、底にハイドロボールを敷きつめ底上げをします。
洗ったハイドロボールはそのまま使用もできるし、天日干しして保管・後日使用してもかまいません。
敷いたハイドロボールの上に観葉植物を乗せて、高さを確認します。
ポットごと植える場合は、伸びすぎた根は切っておきます。伸びすぎた根を切っておくと、新しい根が出てきますよ。
観葉植物の高さが決まったら、苗を置いた状態でその周辺にハイドロボールを埋めていきます。
この時、根と根の間に隙間ができないよう、根が器にできる限り接触しないよう気をつけます。
根は主根から細い糸のような根を出し、ハイドロボールの小さな穴にその細い根を潜り込ませて水分を吸います。
そのため隙間があると水分が吸えないのです。また、器に根が接触していると根腐れしやすいようです。
次に観葉植物に水を注ぎます。
濡れたハイドロボールを使用した場合は、器に対して1/5ほど水を入れます。
乾いたハイドロボールを使用した場合は、1/3ほど水を入れてみてハイドロボールが水を吸うのを待ちます。
数時間置いて底に水がなくなり、ハイドロボールが乾いているようなら少しずつ水を足して様子を見ます。
ハイドロボールに水がいきわたった状態で、底に水が1/5ほどあるなら、それ以上水は入れないこと。
水が多すぎるなら、水を捨てましょう。観葉植物が枯れてしまう原因になります。
せっかく植えた観葉植物が枯れてしまったらガッカリです。
そうならないためにも、水のやり方や温度調節などしっかり世話してあげましょう。
基本は直射日光が当たらない明るい室内に置きます。
暑い日にハイドロカルチャーに植えた観葉植物を直射日光に当てると器内の温度があがり、蒸れて根腐れを起こしてしまいます。
観葉植物は気温にも敏感です。理想の室温は10℃~25℃です。
10度以下になると観葉植物は休眠期に入り、根腐れしやすくなります。
また暑い夏も休眠期になり、生長が止まります。
できるだけ寒すぎない場所、暑すぎない場所に移動してあげてください。
ハイドロカルチャーの水やりは以下に注意します:
・水は容器に入っているハイドロボールの高さに対して1/4~1/5程度までしか入れない
・容器の底に水がなくなって2、3日後に水を与える
・容器の底に水が残っているなら、水の継ぎ足しはしない
・冬場の水やりは1週間に一度、最低限にする
観葉植物の根が常に水に浸かっていないようにし、根に新鮮な空気を触れさせてあげることが大切です。
根が水に浸かっている間は水に溶け込んだ酸素を吸って生きていますが、周辺の酸素を吸収し終えてしまうと酸素不足となり根腐れを起こします。
観葉植物はハイドロボールからも水を吸って酸素を取り込んでいるので、器に水がなくなったからといって急いで水をやる必要はありません。
いかがでしたか。
手間いらずでオシャレ。私もハイドロカルチャーで観葉植物を育ててみたくなりました。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
See you next time!
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