2017/04/03
りすまる
2016/05/11 更新
今回はサボテンの【腐る】原因と対策についてまとめてみました!観賞植物として人気のサボテンですが、実は【腐る】こともあります。もし、腐ってしまったら?腐らないようにするには?などをまとめて紹介!その腐ったサボテンはまだ救済の余地があるかも!?
サボテンが腐る原因を紹介する前に、サボテンについて簡単に紹介していきます!
種類が豊富
サボテンは品種が多く、本来の育成環境も様々です。
一般的に、乾燥を好み、水やりが少なくて済むイメージがあるサボテンですが、品種によっては異なるので注意が必要です。
管理場所・日当たり
サボテンは日のあたる場所で雨が当たらない場所が適しています。
そういう場所がない場合は、室内の日当たりの良い場所で管理を行いましょう。
冬は室内で管理を行います。
寒さに強いサボテンもありますが、室内で管理したほうが無難です。
意外と管理が難しい
サボテンは成長が遅いため、水やりが他の植物よりも少なくて済みます。
水やりが少なく済むので、初心者向きと思う方もいるようですが、実際は水やりの加減が結構難しく、初心者だとサボテンが腐ることもしばしばあるようです。
サボテンの花
サボテンの成長時期に合わせて正しく手間をかけてあげると、花を咲かせてくれます。
品種にもよりますが、サボテンをしっかりと日光をあててあげることと、逆に冬眠のように休む時期を作ってあげることが大切になります。
多肉植物とサボテンの違い
実は多肉植物とサボテンは厳密には違うようです。この動画では、簡単な見極めの方法を紹介しています。参考にしてみてください。
ここではサボテンが腐る原因について紹介していきます!
サボテンが腐る場所
サボテンが腐るのは根本から!
根本が茶色く変色したり、ぐにゃぐにゃになっていたりしたら、そこが腐っているかもしれません。
根本を定期的にチェックすると早期発見につながりますよ。
茶色の変色
サボテンの肌が茶色くなってしまったのは、日焼けしたせいかもしれません。春や秋であっても、一日中直射日光があたる場所に置くと日焼けを起こしてしまうので注意です。
一見しただけでは腐ったのかどうかわかりませんが、腐るとぐにょぐにょになるので、根本をしっかり知れべてみましょう。
ちなみに、茶色に変色してしまうと戻すことができません。なるべく、レースカーテン越しなどで対応をしましょう。
腐る原因
実は水やりのしすぎで根腐れを起こしているのがサボテンが腐る原因です。
かといって水を控えすぎると枯れてしまうので、実は水やりの管理が難しいのがサボテンの特徴です。
鉢のサイズも重要
実は鉢のサイズもサボテンが腐る原因になる場合があります。
サボテンに対して鉢が大きすぎると、水やりを行った際に、土に水が残りやすくなり根腐れを起こし、サボテンが腐ることになります。
鉢のサイズは本体より一回り大きい程度に抑えるといいでしょう。
もしサボテンが腐ってしまったら?ここではサボテンを復活させるための方法について紹介していきます!
1.根腐れした部分を切り取る
サボテンの腐るのは腐敗菌が繁殖しているためです。まずはこの腐敗菌を切り落としましょう。黒くなっていたり、黄色くなっていたりする部分がなくなるまで切っていきます。
これをサボテンの「胴切り」と呼びます。
この際に使用するナイフなどは事前に消毒を行いましょう。
2.切断面を消毒する
サボテンの根腐れした部分が完全に無くなるまできれいに切除したら、次の植え付けに備えて中心を盛り上げるように周りをカットしましょう。根を生やすために必要不可欠な作業です。
その後、腐るのを防ぐために、切断面をしっかり消毒します。
3.乾燥させる
消毒が終わったら断面を30分くらい日光に当てます。夏場の場合はもう少し短くても大丈夫です。
ここで日光にあてすぎると逆に腐るので注意してください。
日光に当て終わったら、今度は風通しの良い日陰で乾燥させます。
切断面に水気が無くなるまでしっかり乾燥させてください。
小さいサボテンなら1週間くらい、大きなサボテンなら1か月くらいかけて乾燥させましょう。
根が出てきたらサボテン用の土に植え替え、頭からたっぷり水をあげましょう。
サボテンが腐るのは水やりの難しさからですが、ここでは腐るのを防ぐための対策について紹介してきます。
品種に合わせた管理
サボテンは品種によって育て方が違うので、品種が分かるようにラベルは絶対に捨てないようにしましょう。
サボテンは冬に休眠するタイプと夏に休眠するタイプがあります。
夏休眠タイプは夏に水をやるとすぐに腐るので注意が必要です。
水やりの基本
サボテンは春~秋に生長するので、春~秋は、土が乾いて2、3日経ってから(大体二週間に1回程度)、水をやります。水をやるときは鉢底から水が漏れるくらいにしっかりとやってください。ただし、受け皿をしていて、そこに水が溜まっていたら必ず水を捨ててください。
冬は月に1回程度。土が濡れているようなら、水をやらないようにしましょう。
水やりの見極め
土の表面が乾燥していても、中の土に水が残っていることがあります。この状態で、さらに水やりを行うと、サボテンが腐る場合があるので注意が必要です。
対策としては、乾燥した時の鉢の重さを覚えておいて比べるか
割り箸を刺して濡れているかどうかで判断すると、サボテンが腐るのを防ぐことができるでしょう。
毎日気にかけてあげましょう!
サボテンが腐るのを防ぐには、気にかけてあげるのが一番です。水やりが少なくて済む分、忘れがちなこともありますが、しっかり気にかけて育ててあげれば、立派に成長したり、花を咲かせることもありますよ!
いかがでしたか?
今回はサボテンがなぜ腐るのか、腐ってしまったサボテンの救い方などを中心にまとめてみました!せっかく買ったサボテンが腐るのは、悲しいですね。気にかけてゆっくり育ててあげましょう。
最後まで読んでいただきありがとうございました!
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