ヴィンテージで家のインテリアをまとめたい!魅力的な北欧家具!!
2015/12/12
きーあー
シンプルなデザインと時を積み重ねた美しい木目が魅力の北欧家具ヴィンテージ。とっても憧れるけど、一点モノで高価な家具だけにすべて揃えるのはちょっと無理。それなら、チェア1つからはじめてみませんか?北欧家具ヴィンテージのチェア一点投入で憧れのお部屋がつくれますよ。
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近年、IKEAの日本進出で「北欧家具」があらためてブームになりました。
しかし、日本ではずっと昔から愛されてきた歴史があります。
そんな北欧家具の愛され続けている理由とはどんなところなのでしょうか?
「使いやすく美しい」シンプルでありながらも洗練されたデザイン美!
20世紀はじめの北欧で「より使いやすく!より美しい日用品を!」のスローガンをもとに家具職人やデザイナーが競って作られた北欧家具。
美しい曲線とむだのないシンプルなデザインに魅了されますよね。
また、日本の住宅にも馴染みやすく、コーディネートし易いところが北欧家具の人気の理由です。
長く使い続けるための職人技術がつまった北欧家具
ヴィンテージの北欧家具はデザイン性や機能性だけではなく、ずっと使い続けられる家具として
「壊れても直してまた使う」リペア(修理)がしやすいような工夫がされています。
チェアやソファの座面や引出しの底板などの使ううちに傷みや不具合がでやすい部分は取り外して交換がしやすいようになっていたり、木材自体の傷みを最小限にするためにサビで劣化させやすいネジなどを使っていなかったりと
北欧の家具職人のこだわりと高い技術は日本の文化にも通じるところがあり、日本でも北欧家具が愛され続けている理由の一つです。
時を重ねて金褐色の木目へと完成されていく
ヴィンテージの北欧家具で使われている「チーク材」は豪華客船の建造材として使われるほどの高級木材で、使い込むほどに色の深みが増しキレイなあめ色になっていきます。
近年ではなかなか手に入らない希少価値の高い木材となりました。
金褐色の美しい木目はヴィンテージでなければ手に入れられません。
失敗しない北欧家具ヴィンテージの買い方のポイントをいくつかご説明します。
使い心地を実際に触って確かめてみる
せっかく高価な北欧家具のヴィンテージものを手に入れるのなら、見た目のデザインだけではなく、
自分にとって使いやすいか?心地よいと感じられるものか?ということもチェックしましょう。
実際に座ってみて、触ってみてそのサイズ感や肌馴染み、においなど感覚的なことも重要なポイントです。
お部屋に入るか?サイズや搬入経路を確認しましょう
ヴィンテージの北欧家具の場合、サイズの規格が現代のものと合わないことがあります。
他の家具と並べてみた時に奥行が合わずデコボコしてしまったり、収納したいものが入らなかったりという事がないように、予め配置や用途を考えサイズを確認してから購入したほうが良さそうです。
また、大きなヴィンテージ家具の場合は梱包サイズとその搬入経路についても確認しておきましょう。
1950年代ごろに活躍され、今でも多くの作品が世界中で愛されている北欧のデザイナーが作った代表的なチェアをご紹介します。
「 Yチェア」ハンスJウェグナー
背もたれの支柱がY字になっていることから名付けられた「Yチェア」
座面はペーパーコードを職人が手作業で編み込んでいます。
日本でも一番なじみの深い北欧家具の一つです。
出典画像はヴィンテージのYチェア。
「エルボーチェア」ハンス・J・ウェグナー
1956年にウェグナーがデザインしたチェア。
当時は費用や技術的な問題で製品化されず、試作品しか作られなかったという名作です。
出典画像はヴィンテージではなくリプロダクト品です。
「グランプリチェア」アルネ・ヤコブセン
1957年、コペンハーゲンのデンマーク工芸博物館で行われた春の展示会でお披露目され、ミラノ・トリエンナーレでグランプリを獲得したことから「グランプリチェア」と呼ばれるようになりました。
出典画像は木の脚のヴィンテージものです。
「スワンチェア」アルネ・ヤコブセン
1958年にアルネ・ヤコブセンがデザインし、白鳥をイメージさせるこのフォルムから名付けられた「スワンチェア」。スチール制の脚のチェアが一般的ですが、出典画像はちょっとめずらしい4本足のスワンチェアのヴィンテージもの。
「NO.42」カイ・クリスチャンセン
1950年代に活躍したデンマークのデザイナー、カイ・クリスチャンセンの代表作といわれるダイニングチェア。
可動式の背もたれが長時間座っていても疲れにくい。シャープな印象のデザインですが、座る人を思う心遣いがグッときます。
出典画像はチーク材のヴィンテージものです。
「チェア 402」アルヴァ アアルト
フィンランドを代表する建築デザイナーのアルヴァ アアルトがデザインしたチェアです。
アームから脚に掛けて一体となったデザインが特徴的で、座った際の適度なしなりで、安楽性も高く、座り心地の良い一脚です。
出典画像はヴィンテージものです。
洗練された北欧家具ヴィンテージのチェアが1脚あれば、お部屋がぐんとオシャレにランクアップします!
また、いろいろなものに代用できる便利なアイテムとして大活躍!
そんなチェアを取り入れた参考にしたいインテリアコーディネートをご紹介します。。
ヴィンテージのチェアをベッドのサイドテーブルがわりに
ベッドの脇にさりげなく置かれたヴィンテージのYチェアがなんともオシャレでかっこいいですね。
サイドテーブルのかわりにチェアを使えば、小物を置いたり、ちょこっと腰かけたりとても便利です。
お気に入りのチェアで自分だけのスペース
部屋の隅でも、どんな場所でも、お気に入りのチェアがひとつあれば、そこは自分だけのスペースになりますね♪一点モノのヴィンテージならなおさら愛着が湧きますね。
オブジェのように玄関に置いてちょこっと掛けとしても
北欧家具の美しい佇まいはまさにオブジェ!こんな玄関に出迎えられたら嬉しくなりますね。腰かけて靴をはく、ちょっとバッグを置くのにちょうどいい。ヴィンテージ感がたまらないコーディネートです。
デスクチェアとして
座り心地を追及されたデザインの北欧家具チェアなら、デスクワークも負担なくはかどりそうですね。現代のパソコンと合わせてもまったく時代を感じさせないのがすごいですよね。
あえてバラバラのチェアをダイニングチェアとして楽しむ
家族ひとりひとりのお気に入りチェアで食卓を囲むってすごく素敵ですね。
形や色のちがうチェアでもヴィンテージの北欧家具ならまとまりのあるダイニングに
カラフルなチェアでポップなコーディネート
ポップなブルーとピンクのカラーがとてもキュート♪
ヴィンテージのチェアを好みのファブリックでリペアするのも楽しいですね。
ビビッドなイエローがアクセント
クッションとチェアをビビッドなイエローでアクセントつけた上級テクニックが光る北欧家具インテリアコーディネートです。
使わないときでもインテリアのアクセントに
白を基調にモノトーンで統一したイ北欧家具のンテリアコーディネート。全体にあわせたブラックのチェアが絶妙なアクセントになってます。
和×北欧の和モダンなインテリア
北欧家具と日本の住宅ってとても相性がいいですね。なんともモダンでスタイリッシュなインテリアで新鮮さを感じますね。
スモーキーなパステルカラーの北欧家具インテリアコーディネート
スモーキーイエローの「エッグチェア」なんとも愛らしい♪
リビング全体をスモーキートーンのパステルカラーで統一した北欧家具インテリアコーディネートです。
ヴィンテージの北欧家具はとても繊細
ヴィンテージの北欧家具は天然木の美しい木目を生かすオイルステン塗装仕上げをしています。
このオイルステン塗装は熱や水に弱いところがあります。
グラスのやポットなどを直に置いてしまうと、水滴や熱でシミをつくってしまいますので、コースター、鍋敷きを使うようにしましょう。
そうして愛着をもって大切に扱い、美しい家具に育てていく。
それもまた北欧家具ヴィンテージの大きな魅力です。
いかがでしたか?時代が変わってもいつも新鮮で飽きることのないデザインの北欧家具。そこに積み重ねられた深みや風合いが時間とともに輝きを増すヴィンテージの魅力。知れば知るほど、魅了されてしまいますね。
一点モノの高価な家具ですが、チェア1脚からインテリアに取り入れてみてはいががでしょうか?
あなただけのお気に入りのヴィンテージの北欧家具を見つけてみてくださいね。
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