憧れのバラを鉢植えで楽しもう!バラの鉢植え情報まとめてみました
2016/04/08
M.KONDOU
2016/06/04 更新
バラはいつの時代も女性の憧れの花ですよね。かのマリーアントワネットもバラを愛したことで有名です。庭いっぱいに咲くローズガーデンも素敵ですが、そんなに手入れ出来ないし…という方は、鉢植えのバラはいかがでしょう?鉢植えでの育て方をご紹介!
バラ…その名前を聞くだけで、とっても優雅でリッチな気分になるのは何故でしょう?
「バラ」はもちろん和名で(英語ではローズですよね)、「いばら」から転じてバラという名が付いたそうです。
赤いバラ
真っ赤なバラはいつの時代も女性の憧れ!
バラはたくさんの種類があり、その一つ一つに名前が付いているのも素敵ですよね。
バラ園
こんな風に、庭いっぱいのバラも素敵ですよねぇ。
アーチ状に仕立てて、その下をくぐって散策してみたい!
バラは香りも良いですよね!
バラは結構大きな株になって成長するイメージなんですが、鉢植えでも楽しめるのでしょうか?
経験者の皆さんにアンケートを取ると、「地植えと鉢植えの両方で育てているが、鉢植えの割合が多い」という回答が多数です。
多くの方が、お庭に植えるスペースがなくなって、鉢植えを増やしていくという流れのようですね。
バラの移動は可能です。 1年目は鉢植えでスタートして、2年目に庭へ植えつけることもできますし、その反対もできます。
バラを育てている方のほとんどが、庭植えと鉢植えの両方、そして鉢植えの方が割合的に多いということが分かりました。
鉢植えのバラ
バラを鉢植えで育てる際の良い点としては、マンションのベランダなどでも育てられる、好きな場所に動かすことが出来る、たくさんの種類を育てたい人には便利、などなどです。
つるが伸びまくって大きくなってしまうものや、咲かせるのが難しくて一輪しか咲かないなんていう種類だと、せっかくのバラなのに残念ですよね。
鉢植えに向いているバラの種類はどのようなものがあるのでしょうか?
バラはやっぱり赤いバラ!という方はオマージュ・ア・バルバラがおススメ。
シャンソン歌手のバルバラに贈られたという名前の由来も素敵。
コンパクトにまとまるので鉢植え向き。
鉢植えに向くバラ・その2は「クロードモネ」。
有名な画家の名前ですが、モネの家の庭にはバラがたくさん咲いていて、晩年はバラの絵もたくさん描いていたそうです。
ピンクの中に黄色が混じったロゼット咲き。
なんだか舌を噛みそうな名前ですが、その優雅さは目を見張ります。
淡いオレンジ色のバラなんて、珍しいですよね。
花持ちも良く、強質なので鉢植え初心者にも優しいバラです。
フラゴナールは、柔らかなピンク色の、大輪のロゼット咲きがとっても可愛らしいバラ。
良い香りで、樹形も整いやすいので鉢植え初心者さん向けです。
ラ・マリエは日本の河本バラ園が作出した品種です。
名前の意味は「花嫁」。淡い淡いピンクの色ですが、秋になると少し紫がかったピンクになるそう!
このバラ、思わず心を奪われる美しさですよ!
見てください、この絶妙な色合い!
そして、この花びらのフリル加減!なんて美しいんでしょう。まるでドレスをまとっているみたい。
花嫁さんがこのバラのブーケなんてもってたら…素敵!
花径が8センチほどになる、中輪咲きのバラ。濃いピンクが存在感ありますね。
鉢植えにしても御覧の通り。広がりすぎず、綺麗に花を咲かせてくれます。
市販されているバラには、「開花苗」「大苗」「裸苗」「新苗」の4種類があります。
今すぐに花が咲くのを見たい!という方は、5月頃からホームセンターなどで売られる「開花苗」を購入すると良いでしょう。
「裸苗」「新苗」は、バラ栽培に慣れた人向けです。
開花苗とは、このようにバラの花のつぼみがいくつか付いている状態で売られている苗です。
選び方の注意点として、
①葉がたくさん付いていて、変色などしていないこと
②枝が太くしっかりしているもの
を選びましょう。
開花苗を購入したからといって、慌てて鉢植えから植え替えるなかれ!
バラはとってもデリケートなので、根を傷めるとバラが咲かなくなってしまうかもしれません。
土が乾いたらたっぷりと水をあげ、乾燥しないように、鉢植えのまま育てましょう。
そして大事なことは、花がら切りをすること!
花がら切りとは「花がらを摘むこと」と「枝を切り戻すこと」の両方です。
一輪咲きのバラはこのように切り戻しをします。
6月頃になり、花が終わったら花がら切りをし、いよいよ植え替え!
いくつかのバラが固まって咲くタイプの場合は、このように枯れた花だけ先に花がら摘みをして、房の花が全部終わったら切り戻しをしてください。
植え替えに必要な道具を揃えましょう!
主に以下のようなものが必要です。
鉢植えにするんだから、鉢はもちろん必要ですよね。
でも、なんでもいいって訳ではないんですよ。
バラ向けに開発された鉢を使うと、鉢植えでも上手く栽培できます。
大きさは10号程度が良いでしょう。
バラの鉢植え初心者さんは、土の配合なんてチンプンカンプンですよね。
ちょっとお高めですが、思い切ってバラ用の土を購入した方が吉!
バラのトゲって痛いですよ!(知ってますよね…)
普通の軍手などでチャレンジしても、いとも簡単に貫通してくれちゃいますので、よっぽど指先の皮膚が頑丈な人以外は専用の手袋を使うと安心です。
こんな風に、根鉢は崩さないで植え替えます。
鉢植えのバラの根元をつかんで、ひっくり返すと取れやすいです。
なかなか抜けないときはコンコンと周りを叩いてあげましょう。
鉢の周りの隙間にも、しっかりと土を足してください。
その後はたっぷりとお水をあげます。
鉢植えの上部2~3センチは、水を貯めるスペースとして空けておいてくださいね。
いかがでしたか?
冬の休眠期を過ごしたら、また来年の春にバラを咲かせてくれるはずです!
大事に育てて、綺麗なバラを楽しんでくださいね♡
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