衝撃事実!窓の断熱シートは効果無い?防寒対策に有効なものとは?
2020/12/10
gomachan
2016/06/06 更新
泥棒の侵入手口の多くは、窓からだと言われています。つまり、窓の防犯はとっても大事!泥棒に入られてしまう前に、窓の防犯を見直してみませんか?また、「これは防犯出来ている!」と勘違いしやすいパターンもご紹介。あなたの家の窓は大丈夫?
皆さん、空き巣が家に侵入する時、どこから侵入することが多いと思いますか?
答えは窓です。なんと侵入経路の7割が窓からの侵入だそうです。ドアは鍵穴を特殊な物にしたり、2ロックにしたりと防犯をしていても、窓の防犯がまだまだ不足しているといえるでしょう。
ですので、この機会に窓の防犯を一度一緒に見直してみませんか?大丈夫だと思っている窓も、実は意外な落とし穴があったりするのです!
まずは、泥棒が窓から侵入する時、どのような手口を使うのかご紹介します。
これを知っておくことで、窓の防犯対策にも役に立つはずです。
こじ破り(三角割り)
窓のガラス全体を割らずに、クレセント付近のサッシとガラスの隙間にマイナスドライバー等を差込ます。ひねって、二箇所以上にヒビをいれると三角状に割れた部分だけ外れ易くなるので、手でクレセントを回し侵入します。
打破り(突破り)
音を気にせず石を投げたり、バールやハンマーなどで強引に窓ガラスを大きく破壊して侵入します。周りに工場や工事現場など、大きな音がする場所があると注意です。
焼き破り
窓ガラスを熱した後に水をかけて穴を開け室内側のクレセントやハンドル等を回し侵入を試みる行為。多少、時間がかかるが、音が低い。
窓からの侵入は、主にこの3つの手口があります。窓や周りの環境に合わせて侵入方法を変えてくるので、防犯をしておくことはとても重要なことです。
それでは、次に「この窓は防犯対策が出来ている」と勘違いしやすい窓を紹介します。
網入りガラス
このような、網入りガラスの窓をよくみかけませんか?ワイヤーが網目状に入っていて、一見丈夫そうに見えますが、実は簡単に割られてしまう、防犯対策が出来ていない窓なんです。
この網入りガラスは、もともと火災対策に考え出されたガラスです。ガラスの中の鉄線は火災でガラスが周囲に飛び散る事故を防ぐためのものです。つまり、防犯とは無関係なのです。
二重ガラス
こちらはペアガラスと呼ばれる二重のガラス窓があります。結露対策や暖房の効率を上げるために使われるものです。
単純に窓ガラスが2枚重ねられているだけなので、硬いもので殴られたら割れてしまいます。なので、防犯対策にはなりません。
面格子
面格子が付いた窓なら、防犯はばっちりだ、と思っていませんか?実は、面格子はバールなどを使えばこのように外されてしまうのです。
特に、面格子がついている窓というのは家の裏側だったり風呂場付近だったりするので、ついつい開けっ放しにしている方も多いのです。実はとっても危険なので、防犯はしっかり!
それでは、窓の防犯グッズでオススメなものをいくつかご紹介しますね。
保護フィルム
まずは、防犯用の保護フィルムです。窓に貼りつけて使います。絶対に窓が割れなくなる、というわけではないですが、割るまでに時間がかかり、侵入を諦める可能性が高まり防犯に使えるグッズです。
防犯用保護フィルムを貼ることで、暖房の空気が外に逃げにくい・紫外線が家の中に入って来にくくなるなど、他の効果もあるのでまさに一石二鳥です。
窓用の補助錠
2つ目の防犯グッズは、窓用の補助錠です。これを付ければ、窓のクレセントを回しただけでは窓は開かないので、侵入を防げる防犯になります。
窓用の補助錠は、画像のようにサッシの上下につけることで、外側から見えず手で外したりすることが難しくなるので、より防犯性が高まります。
さらに、ツマミの部分が鍵になっていて、ツマミを取り外せばロックされて手では取れなくなるものもあるので、こちらはさらに防犯性が高いですね。
振動アラーム
最後の防犯グッズは、振動アラームです。窓に振動を加えると大きな音でブザーが鳴るというものです。これなら泥棒も驚いて慌てて逃げるので、防犯になります。
また、警報が鳴った際にスマホに自動で連絡してくれるものや、警備会社と契約した物なら、自動で通報してくれるものなどもあります。ご自分に合わせて防犯対策をしてください。
窓の防犯について、色々と書きましたがいかがでしたか?ご自分の家の窓をチェックしよう、という気持ちになって頂けると嬉しいです。
泥棒に入られて、何か盗まれてもそれが戻ってくる可能性は非常に低いです。ご自分でしっかりと防犯することが大切です。お互いにしっかり心がけましょう!
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