【可愛い!】多肉植物を使って、テラリウムを作ろう!【カンタン】
2016/12/23
chihiro
多肉植物・サボテンの寄せ植えによく使われるカラフルな砂。かわいいアレンジがいっぱいあって自分でもやってみたくなりますが、あれって多肉植物を育てるのに影響はないのでしょうか?砂を使って多肉植物を育ててみたい人はこちらをご覧ください。気になる疑問にお答えします。
みなさん、多肉植物はお好きですか?
独特のフォルムに、ぷりっとした感触。インテリアとしても人気のある多肉植物ですが、実際に育てるとなると分からないことがたくさんあります。
たとえば、多肉植物やサボテンのアレンジでよく見かける、あのカラフルな砂です。見た目は確かにキレイなのですが、多肉植物を育てるのに問題はないのでしょうか?
そこで、かわいい多肉植物を育てたい、そしてキレイな砂でより美しく見せたいあなたのために、オススメの砂や育て方の注意点をまとめました。
是非、参考にしてみてください。
まずは多肉植物を育てる時にオススメできる砂をご紹介します。
化粧砂・黒(富士砂)
¥480 (税込)
黒い砂は多肉植物のグリーンを美しく引き立て、見た目も魅力的です。吸水性もよく、サボテン業者にも利用されています。
化粧砂・白(寒水)
¥480 (税込)
まるで雪をイメージさせるような真っ白い化粧砂もオススメです。白は太陽光を反射するので、多肉植物にしっかり陽光を浴びせることができます。
化粧砂・赤小粒(焼赤玉土)
¥480(税込)
こちらは優しい風合いの茶色ですが、多肉植物と組み合わせると赤茶けた砂漠の色をイメージさせます。保水性の高い小粒のものを選びましょう。
これらの砂は以下のサイトで購入できます。
では気になるカラーサンドですが、結論としては「必要な栄養と水が足りていれば多肉植物を砂で育てることは可能」です。
ただし多肉植物もやはり植物です。砂の問題点は、多肉植物やサボテンに必須ともいえる保水性・排水性が低いことにあります。砂で育てるなら、専用の土と混ぜて使うようにしましょう。
多肉植物に限らず、どんな植物にも言えることですが、水やりは大切です。多すぎず少なすぎず、お手持ちの多肉植物の特徴をしっかりと知って育てましょう。
多肉植物も根を張らなければ必要な栄養を摂取できません。茎の先がちゃんと土についていれば根を張ることができます。これが、砂だけでは育たない理由の一つでもあります。
ずっと同じ土で育てていると土の中の養分がなくなってしまいます。砂と混ぜて育てているなら尚のこと、適切な時期にきちんと植え替えをしてあげましょう。
砂だけで育てるなら、多肉植物の成長は見込めないと思ってください。丈夫な種類なら現状維持はできますが、枯れない程度の成長しかしません。ぐんぐん成長させたい場合、砂は諦めましょう。
デザインにこだわるなら、器を変えるだけでも充分に多肉植物の魅力を引き出せます。決して砂を使うのが悪いわけではありませんが、もし砂を使って多肉植物を育てるなら、生育環境には充分に配慮しましょう。
「多肉植物を砂で育てる」・・・不可能ではないけれど、かなり手がかかるというのが正確なところです。
それでは実際に、砂を使って多肉植物を育てる方法をご紹介します。カラーサンドで美しくデザインしつつ、多肉植物の成長しやすさも考えて砂を入れていきましょう。
砂を使って多肉植物を育てる①
まずは器の底に砂を敷き詰め、平らにしておきます。多肉植物を植える部分をネットなどで囲い、そこに多肉植物用の土を入れていきます。
砂を使って多肉植物を育てる②
ネットを覆うように砂を追加していきます。この時に筆で砂の隙間を埋めながら、お好きな模様をつけてみましょう。
砂を使って多肉植物を育てる③
一番上の段はスプーンなどを使って強めに押し付け、しっかり砂を固めておきましょう。隙間が多いと多肉植物を植えたあとに模様が崩れます。
砂を使って多肉植物を育てる④
中央の多肉植物用土を一旦取り除いて、ポットなどから取り出した多肉植物を植えます。植え替えが済んだら、取り除いていた土で表面を覆います。
砂を使って多肉植物を育てる⑤
一番上にお気に入りのカラーの砂を敷き詰めて、完成です。終わったら多肉植物の根元に水を与えて、余った水分は鉢を傾けて取り除きましょう。
ガラス容器など、穴の開いていない器での水やりにはコツがいります。お手持ちの多肉植物の特徴も踏まえつつ、こちらを参考にしてみてください。
愛情を籠めて育てた多肉植物がすくすく育っていくのを見るのは楽しいものです。大切に育てて、あのぷりっとした見た目に癒されましょう。
いかがでしたか?
近年、世話が簡単で見た目も可愛いナチュラルインテリア雑貨として人気を呼んでいるサボテン・多肉植物ですが、彼らも生きている植物だということは忘れてはいけません。
植物を育てる上で一番大切なのは、自然の生育環境をできるだけ再現することです。多肉植物にとって無理のない、最適な環境で大切に育ててあげてくださいね。
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