ダイソー(100均)の腕時計を徹底解説!おすすめ商品を紹介します
2021/07/05
User0617
2021/01/25 更新
キャンプなどのアウトドア用品として人気のナイフですが、自宅でお手入れはしていますか?せっかくナイフを購入しても使った後の手入れを怠ると、切れ味が落ちたりサビついたりする原因になります。今回は、自宅でできるナイフの手入れ方法について説明してます。
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それでは、さっそくナイフの研ぎ方について解説していきます。
まずは、ナイフを研ぐための道具を揃えましょう。ナイフを研ぐ時に必要になる道具は、大きく分けて3つ存在します。それぞれ詳しく解説していきましょう。
砥石は刃物を研ぐ時の要になるアイテムです。砥石には様々な種類が存在しますが、基本的には一つあれば十分です。砥石には、粒度と呼ばれる石の荒さがあります。「♯1000」のようにシャープの記号と数字で表記されている物が、多く数字が小さい程石の粒度が荒くなっていきます。中砥石と呼ばれる石を使うのが一般的です。
砥石の番手は、大きく分けると下記のように分類できます。
・荒砥石(80〜600番など)刃こぼれを修復
・中砥石(700〜2000番など)メンテナンスや少し切れ味が悪くなった時
・仕上げ砥石(3000番以上)切れ味を最上にして、仕上げの際に使用する
砥石の下に布をおきましょう。ナイフを研いでいると石自体がズレてしまう場合があります。安全のためにも布をおいて、滑るのを防止しましょう。
研ぎ石をいれる洗面器のような物があると便利です。パットがない場合は、まな板でも問題ありません。
まずは、持っているナイフの切れ味を確認していきます。ナイフの刃の部分を指の爪に当てて、滑るかひっかかるかをチェックします。滑る部分は、切れ味が落ちているのでしっかりと研ぐ必要があります。
水を入れたパットに砥石をセットします。水に石を付けたら30分程放置しましょう。水分を十分に吸収させることで、研ぐ際の滑りをよくします。
ナイフを砥石にセットします。ナイフを研ぐ時には、ナイフの角度に注意しましょう。正しい角度で当てないと刃の形が変形してしまう可能性があります。イメージとしては、ナイフの刃先を起点にして少しずつ起こすのを意識してください。
ナイフをセットしたら砥石に対して少し角度を付けて、スライドさせていきます。研ぎたい部分の刃の部分をメインに指を添えるようにしましょう。また刃を研ぐ時は、石全体を利用してスライドさせていきましょう。
数回研いだだけでは、切れ味は回復しません。何回もスライドさせることで、切れ味が増していきます。目安として、両面30-40回程度スライドさせるように心がけましょう。少しずつ切れ味が増していきます。
ナイフを研いでいると、バリと呼ばれる反り返りが出てきます。目視では確認しづらいので、刃先を触って確認しましょう。指にひっかかる感覚があれば、バリが発生しています。バリは、片面だけを研ぎ過ぎた場合に出て来るので、両面均等に研ぐように意識しましょう。
砥石は、ナイフを研いでいるうちに乾いてくるため、小まめに水をかけるようにしましょう。研いでいると、石が汚れて来るので水をかけて汚れを落としましょう。
切れ味が回復してきたら、研磨作業は終了です。水分をしっかりと拭き取りましょう。水分を取ったら、酸化しにくいオリーブオイルなどをキッチンペーパーに染み込ませて軽く塗っておくと良いと言われています。
どうしてもナイフを砥石で研ぐことに不安がある方は、シャープナーを使用すると良いでしょう。ただし、ナイフの材質によってはシャープナーを使用することで、刃が痛んでしまう可能性もあるので、事前にナイフの材質を確認しましょう。
いかがだったでしょうか?今回はナイフの研ぎ方について解説してきました。ナイフを使ったら小まめな手入れをすることが大切です。手入れを怠ってしまうことで、サビや刃こぼれによってせっかくのナイフが使えなくなってしまう可能性もあります。あまりにも刃こぼれひどかったり、切れ味が回復しない場合は専門の業者に相談してみるのも良いかもしれません。お気に入りのナイフをしっかりとメンテナンスして、アウトドアを楽しみましょう。
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まずはナイフを研ぐ前に自分の持っているナイフがどのタイプのナイフかを確認しましょう。ナイフのタイプを大きく分けると下記のような種類があります。
・フラット
・コンベックス
・スカンジ
・ホロウ
この他に、片刃や両刃などの分類もありますが、アウトドア用のナイフはこの4つに分類されます。また、ステンレス、鉄系、チタンなど刃物の素材も異なり、材質によって研ぎ方も異なる場合があります。