ダイソー(100均)の腕時計を徹底解説!おすすめ商品を紹介します
2021/07/05
User0617
2021/03/14 更新
「ペミカン」とは、炒めた肉や野菜をバターなどの油で固める山の保存食です。主に冬の山登りやアウトドアに持って行くことが多いようです。火で具を溶かすだけなので、調理の手間や燃料の消費を軽減できるのが特徴です。今回は、ペミカンを自宅で作る方法を解説します。
[表示する]
ペミカンを保存する環境にもよりますが、冬場であれば1週間程度保存が可能です。市販されている物であれば、1年以上持つペミカンも存在します。手作りの場合は、夏場のアウトドアではなく冬場のキャンプや山登りで食べることをおすすめします。
ペミカンをどのようなレシピで作るかによって異なりますが、平均で400-700カロリー(100g)と言われています。動物の肉を油で固めるため、カロリーが高くなってしまいます。
上述したようにどのような材料で作るかによって、栄養素は異なります。一般的にペミカンにはビタミンDやビタミンEなどの脂溶性のビタミン、カリウム、マグネシウム、鉄などのミネラル、リノール酸、オメガ3脂肪酸などの栄養素が含まれていると言われています。
それでは、ペミカンはどのように作るのでしょうか?今回は、自宅で簡単にできるペミカンの作り方について解説します。
・バター:100g
・しめじ:1パック
・玉ねぎ:1個
・鶏肉:150g
・シチューの素:120g
まずは、材料をカットしていきます。鶏肉と玉ねぎを1cm程度にカットしていきます。鶏肉や玉ねぎから出た水分は、キッチンペーパーなどでしっかりと吸収しておきましょう。しめじは、手でほぐす程度でOKです。
弱火で熱したフライパンにバターを引きます。野菜をフライパンに投入して、弱火で炒めていきます。バターは強火にするとこげやすいので、弱火で丁寧に炒めていきます。
野菜に火が通りしんなりしてきたら、鶏肉を入れて炒めていきます。鶏肉に火が入ったら、バターを追加で投入します。熱でバターを溶かしていきます。材料全体にバターが行き渡るように、バターの量を調整していきます。
ジップロックなどの保存用の袋に具材を入れていきます。液体が漏れることを回避するために、袋を二重にしておくと良いでしょう。
余計な熱が取れるまで、常温で冷まします。余熱があるまま、冷蔵庫に入れると冷蔵庫の中の温度が下がり、他の食品を傷める可能性があります。
ペミカンをより長期にわたり保存するためには、余計な空気を抜くことが大切です。袋全体が水につかる程度の、ボールやバケツを用意します。
容器に水を入れたら、保存パックを水に浸していきます。水圧で余計な空気が抜けるので、抜けきったところで袋の口を閉めます。
余計な熱が取れたことを確認し、冷凍して固まったらペミカンの完成です。
完成したペミカンをそのまま食べようとしても、バターの味しかせず正直のところまずいです......。そのため、実際にアウトドアで食べる場合は、カレーのルーやシチューのルーを使用すると良いでしょう。
鍋やフライパンにお湯を沸かします。沸騰したお湯にペミカンを投入してほぐしていきます。お湯の量は適量で大丈夫です。お湯でペミカンが溶けるまで加熱していきます。
溶けたペミカンにシチューの素を投入していきます。バターには塩が含まれているので、味をみながら少しずつシチューの素を入れていきましょう。全体に火を通して、温まったら完成です。
ペミカンを作る際には、どのようなことに注意したらいいのでしょうか?こちらではペミカンを作る際の注意点について解説します。
入れる袋や容器を清潔にすることが大切です。使いまわした物ではなく、新しい容器を使いましょう。また、容器を煮沸消毒したらアルコールスプレーで消毒することをおすすめします。
高温多湿の屋外では、食品の足が早いです。バターや鶏肉などを暑い中長時間放置すると食中毒の原因となります。夏場にペミカンをアウトドアに持って行く場合は、クーラーボックスに入れると良いでしょう。
ペミカンをはじめて作るという方は、上手くできるのか不安な方も多いのではないでしょうか?ペミカンは、通販でも購入が可能です。心配な方は、通販で購入するのも良いでしょう。
いかがだったでしょうか? 今回はペミカンの作り方を紹介しました。ペミカンを作って保存しておくことで、災害時などにも役に立つかもしれません。ペミカンは様々な具材を使用することができるので、自分が好きな材料を使ってオリジナルのペミカンレシピを作ってみてはいかがですか?
この記事に関する記事
Copyright© 運営事務局
「ペミカン」とは、炒めた肉や野菜をバターなどの油で固める山の保存食です。主に冬の山登りやアウトドアに持って行くことが多いようです。火で具を溶かすだけなので、調理の手間や燃料の消費を軽減できるのが特徴です。
諸説ありますが、アメリカやカナダの先住民たちの食品として用いられていたことが起源で、干した鹿肉、脂肪、クランベリーを混ぜていたようです。高エネルギーの食品として、先住民や商人の間の携帯食として食べられていたそうです。