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2021/07/05
User0617
2021/03/15 更新
五右衛門風呂は、円筒形の木桶を鋳鉄製の底部にのせたお風呂です。現在、スーパー銭湯などで度々目にする五右衛門風呂ですが、昨今はドラム缶を使いアウトドアで使用されるケースもあるそうです。今回はアウトドアで使えるドラム缶を使用した五右衛門風呂の作りを解説します。
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五右衛門風呂の名前の由来は、豊臣秀吉が安土桃山時代の盗賊・石川五右衛門を釜ゆでの刑にしたという俗説から生まれたと言われています。当時盗賊の首長であった石川五右衛門は1594年に捕らえられ、京都の三条河原で生きたまま油で煮られたました。また、彼の息子も見せしめとして同刑に処されますが、五右衛門が子どもを守るため息子を担ぐ様子が絵にもなっています。
また、五右衛門風呂は、当時は煙突がないので煙たかったり、桶と釜のあいだから水が漏れることもあったそうです。日本各地に五右衛門風呂の文化が伝わると、共同風呂として利用できる場所ができたり、戦時中には釜の代用としてドラム缶が使われるなど、多種多様な広がりをみせました。
五右衛門風呂は、薪の残りや風呂の余熱でお湯が冷めにくい効果があるようです。また、そこで温められたお湯が、上に昇るので水面の冷めたお湯が下に沈みます。そのため、常に温かいお湯が循環するので体をしっかりと温めることが可能です。
そんな五右衛門風呂ですが、現在はキャンプシーンでも利用されているようです。今回は、そんな五右衛門風呂の作り方について解説していきます。
・ドラム缶(200L)
・U字溝のブロック、レンガブロック
・ドラム缶用すのこ
・薪
・脚立
ドラム缶風呂ではお湯を沸かすためのスペースを確保する必要があります。ドラム缶の下部に焚き火をする空間を設けるために、ブロックを両サイドに積んでその上にドラム缶を設置します。
ドラム缶を立てたら、水を溜めていきます。水をいれたドラム缶が安定するように、できる限り平たい場所にブロックを設置しましょう。
人間の体温より若干熱いくらいが、丁度お湯の温度となります(温度は40~41度程度)。
温度計があるようなら、温度を測りながら沸かす温度を調整してみましょう。火が強すぎると温度が高くなりすぎてしまうので、バケツに水を用意して温度を調節すると良いでしょう。
お湯が沸いたら脚立を使い入浴します。勢いよく入ると水が一気に溢れて火を消してしまう可能生があるのでそっと入りましょう。また、入る時は必ずドラム缶用風呂用のすのこを使用しましょう。ドラム缶の底は直接加熱されているので、すのこを使用しないと火傷をする恐れがあります。
それでは、五右衛門風呂を自作する時は、どんなことに注意すれば良いのでしょうか?こちらでは、五右衛門風呂を作る時の注意点について解説します。
一般的にドラム缶風呂で用いられるドラム缶は、200 Lの水が入るタイプでホームセンターなどで購入が可能です。中古など廃材を利用すると穴が空いていて水が漏れてしまう可能性もあります。燃料貯蓄用のドラム缶は、上が開いていないので間違って購入しないようにしましょう。
石などを代用している方もいるようですが、素人の方にはおすすめできません。安定した足場を作るためにも、レンガやコンクリートブロック、U字溝のブロックを使用しましょう。
入浴する際は、必ずすのこを利用しましょう。上述したようにドラム缶の底は、直接火が当たっているため、直に入ってしまうと火傷をする危険があります。
五右衛門風呂は、DIYする他にも組み立て式の物がネットショップで販売しているようです。アウトドアに持っていくことができる五右衛門風呂の種類は多くは、ありませんがDIYに自信がない方は組み立て式の物を購入してみるのもおすすめです。
価格:191,482円(税込)
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※公開時点の価格です。価格が変更されている場合もありますので商品販売サイトでご確認ください。
アウトドアに持っていくことができる五右衛門風呂です。
組み立て式となっており、大人二人で設営・運搬が可能。
安定感のある設計と踏み台もついてるので、火傷のリスクも軽減して入浴できる商品です。
いかがだったでしょうか?今回は、五右衛門風呂の作り方について解説してきました。五右衛門風呂を自作する自信がない方は、市販の五右衛門風呂を購入してキャンプに持っていくのも方法の一つです。安全に気をつけながら大自然の中で、五右衛門風呂に入ってみませんか?
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五右衛門風呂は、円筒形の木桶を鋳鉄製の底部にのせたお風呂です。底が直接釜になっているので、火傷を回避するために底板が使用されます。
日本では、江戸時代後期になると自宅に五右衛門風呂を作る家も増えてきたとされています。そして現在、スーパー銭湯などで度々目にする五右衛門風呂ですが、昨今はドラム缶を使いアウトドアで使用されるケースもあるそうです。