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2021/07/05
User0617
2021/03/28 更新
古民家リノベーションは、伝統家屋の設備や機能を現代の暮らしに反映させてリノベーションした物件です。古い日本家屋の雰囲気を活用しつつ、住む人が暮らしやすいようにリノベーションが施されています。今回はそんな古民家リノベーションの例や費用などを紹介していきます。
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古民家リノベーションの魅力は、古い家独特の色みや質感、土間や縁側などの空間が醸し出す雰囲気を活かした家・空間作りができる点です。今では、古民家を利用した宿泊施設やカフェなどもあり、注目を集める建築と言っても良いでしょう。新築の物件では、演出することができない家独特の雰囲気を楽しむことが可能です。
それでは、実際にどのような古民家リノベーションの物件があるかをみていきましょう! 一軒一軒の古民家独特のリノベーションが垣間見える素敵な家を紹介します。
古い台所ならではの哀愁が漂う素敵な古民家リノベーションの住宅です。お母様から受け継いだ日本家屋は築100年超えている物件のようです。お金をかけずに少しずつ自分たちでリノベーションした物件のようです。気のぬくもりが暖かいムードを漂わせていますね。
明治元年1868年創業の「五味醤油」は、現在は味噌とこうじの製造販売をしているそうです。歴史ある醤油の製造場をリノベーションし現在は、六代目が就任した節目にリノベーションを行い新たに「Tane」という空間を作り上げたそうです。古民家の伝統とおもむきを活かした、古民家リノベーションですね。
西武新宿線の「野方」にある築85年の平家。昭和の面影を感じさせる木造平家の「わの家 仙峰」は、住人6人のシェアハウスです。縁側や中庭など、新築物件では見るこが難しい作りになっています。昭和ならではの古民家の美しさを現代に引き継いだ、雰囲気溢れる物件です。
築85年の木造平家シェアハウス
それでは、新築の物件と異なり、古民家リノベーションはどのようなメリットがあるのでしょうか?こちらでは、古民家リノベーションのメリットについて紹介していきます。
古民家のリノベーションのメリットは、なんと言っても新築では味わうことができない古民家ならではの空間を体験できるという点です。家を支える柱や梁がむき出しになっていることも多く、年数を経て雰囲気が出るカラーリングになっています。また、吹き抜け・土間・縁側といった、古民家ならではの空間を活かしてリノベーションできます。
古民家リノベーションでは、固定資産税を減額することできる場合があります。固定資産税は、築年数によって税額が異なるため、新築の家を建て替えるよりも、リフォームした方が税金を抑えることができる場合があります。ただし、固定資産税は、自治体や物件、土地によって異なるため、事前に細かく確認する必要があります。
それでは、古民家のリノベーションにはどのようなデメリットがあるのでしょうか?こちらでは、古民家をリノベーションする際のデメリットを紹介します。古民家のリノベーションのデメリットもしっかりと確認することで、より自分に最適な住宅選択ができます。
古民家は、冷蔵や冷凍などが発達していない時代の物件の場合が多く、風通しが良い場合があります。夏場は快適に過ごせますが、冬場は寒い傾向にあります。暖房を取り付けるにも、住居の築年数によっては暖房や冷房器具を設置できない場合があったり、天井が高いために暖房の熱が行き渡らず暖房費のコストがかかる場合があったりします。
古民家は、物件が古ければ古いほどリノベーションの費用が高くなる場合があります。新築を建てるコストと比べるとリノベーションの方が安くなる場合もありますが、古民家の状態によっては新築を建てるのとほど変わらない場合があります。
また、希少価値高い素材が使われているため、壁などが破損した場合には変わりの素材がなく、全て張り替える必要があり、追加でのコストがかかる場合があります。
構造部分も工事をする必要がある場合や、リノベーションをする範囲が広い時は、廃材処分費もかさんでしまいます。リノベーションをして古民家に住むためには、計画的に余裕を持って予算を組むように心がけましょう
古民家のリノベーションは、柱と基礎以外を壊して一から作り直すスケルトンリフォームと呼ばれる工法で行います。さらに、築年数が浅い住宅と比較すると、耐震補強や断熱対策を重点的に施工しなければなりません。そのため、どうしても費用が多くかかります。
古民家リフォームにかかる費用の幅が大きい理由はさまざまですが、大きな理由としては以下の3つが挙げられます。
1.コンディションの状況による施工方法
古民家リフォーム・リノベーションの費用相場は、対処の家屋のコンディションによって異なります。古民家のリノベーションは、スケルトンリフォームと呼ばれる工法が多く、柱と基礎以外を一から施工していきます。そのため、最低でも300~500万円は施工費用が発生する場合があります。
2.構造物の劣化状況
柱・梁などの構造物が劣化していると余計にコストがかかってしまいます。
3.素材やデザインによる設備費
素材や内装のデザイン、設備費が発生するので、1000万円、2000万円程度の予算が発生する場合も考えられます。
いかがだったでしょうか?今回は、古民家のリノベーションについて紹介してきました。古民家のリノベーションは、新築には出せないノスタルジックな雰囲気や建築の質感を楽しむことができます。一方で、リノベーションの費用が高額になったり、住居自体の劣化などのリスクもあるため、事前に予算とどのようなライフスタイルを送りたいのかをすり合わせることが大切です。
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「古民家リノベーション」という言葉を聞いたことはありますか?古民家リノベーションは、伝統家屋の設備や機能を現代の暮らしに反映させてリノベーションした物件のことをいいます。古い日本家屋の雰囲気を活用しつつ、住む人が暮らしやすいようにリノベーションが施されています。