炊飯器にカビが大量発生!?炊飯器を捨てずにカビを掃除する方法
2017/06/12
charlietemple
乾燥する季節に加湿器は欠かせませんよね。乾燥を防いでくれるだけではなく、インフルエンザの対策としても加湿器は大活躍です。しかし、加湿器のカビについてご存知でしょうか?とっても恐ろしいカビの原因と加湿器のお手入れ方法をご紹介します!
冬になり大活躍するのが加湿器です。肌を乾燥から守ってくれるのはもちろんのこと、鼻やのども守ってくれます。インフルエンザの予防にも心強い味方です。
しかし、加湿器の掃除を怠っていると加湿器内にカビが発生して、加湿器病という病気の原因となってしまうのです。
加湿器病とは、正確には「過敏性肺臓炎」と言いますが、加湿器から放出される細菌やカビなどの微生物を長期にわたって吸い込んだ場合に起こるアレルギー性の肺疾患です。
加湿器病になると咳や発熱、全身倦怠感などの症状が現れます。さらに重症化すると呼吸困難になってしまうこともあるのです。
加湿器にカビを発生させないようにするにはどうしたらいいのでしょう?
加湿器病にならないためにもカビ対策は必要ですね。
毎日使うものだから手入れはしっかりと行いたいものです。
意外と知らない人も多いかもしれませんが、加湿器の水は継ぎ足しはよくありません。
一度カビが生えてしまうと継ぎ足してしまうことにより、カビを繁殖させてしまうのです。
毎日清潔な水と取りかえて、カビを発生させないようにしましょう。
毎日でも掃除をすると効果的ですが、一週間に一度取扱説明書の通りにフィルターとタンク内部の掃除をしましょう。
また多くの加湿器は水道水以外の使用は禁止されています。ミネラルウォーターや浄水ではカビが発生しやすいため、使用しないようにしましょう。
乾燥していると体に悪いような気がしてついつい余計に加湿してしまいがちですよね。しかし、加湿しすぎることによって、大きな問題がおこってくるのです。
それは室内と外との温度差が大きいと、窓ガラスに結露が生じてしまう点です。
この結露がひどくなると、室内にカビやダニが繁殖してしまい、健康にとっても悪影響を及ぼします。
加湿器内のカビではなく部屋のカビの原因となってしまうのです。
朝起きると窓が結露していることがあるという方は、一度湿度は高すぎないか確認されてはいかがでしょう?
加湿器の効果を高めるには置き場所も重要です。間違った場所だとカビを発生させてしまうことも!
注意しましょう。
せっかく加湿した空気が逃げてしまいます。
できるだけ避けるようにしましょう。
窓付近に加湿器を置いておくとすぐに結露してしまい、カビの原因となってしまいます。
同じように家具やカーテンのそばもカビを防ぐためにも置かない方が良いでしょう。
エアコンの吹き出し口付近に置くと乾いた風を感知してしまい、加湿しすぎてしまうため出来るだけ離した方が良いでしょう。
加湿器の効果が部屋全体にいきわたるように中心に置くことが良いとされます。
そして、ある程度高さがないと足元は加湿されていても、顔付近は加湿されない為テーブルの上などに置くことが良いでしょう。
カビを発生させないためにも、置き場所は考えなければいけませんね。
毎日使う加湿器。気を付けていてもカビが生えてしまうこともありますよね。
そんなカビが生えてしまった時のお手入れ方法をご紹介します!
クエン酸とエタノールは使用すると塗装が落ちてしまうこともありますので、お手入れ前に目立たないところで試してから使用してください。
1.フィルターがすっぽり入るバケツ等を用意し水またはぬるま湯を入れて、クエン酸水を作る
2.軽く水洗いしたフィルターを1のクエン酸水に30分~2時間程度浸す
3.クエン酸の成分が残らないようにフィルターを流水で良くすすぎ水気を切って乾燥させる
クエン酸大さじ1杯を水2リットルに溶かします。濃度は0.5%~1%程度を目安にします。
トレーもフィルター同様に掃除します。
クエン酸は体に害はありませんが、フィルターに残ると故障の原因になりますのでしっかり洗い落として下さい。
1.口の部分を中心に流水で洗う
2.タンク内に水を入れて振り洗いする
3.ヌメリが残っている場合はフィルター掃除と同様のクエン酸水をタンク内に入れて振り洗いする
4.十分に流水ですすぐ
タンク内にカビが残る場合は、薄めのキッチン用塩素系漂白剤に漬けておくと落ちますが、クエン酸水と同時に使うと塩素ガスを発生する恐れがあります。
塩素系漂白剤を使う場合はクエン酸の成分をきちんと洗い流してから使用してください。
塩素系漂白剤を使用した後はしっかりと流水ですすいでから使用するようにしましょう。
本体の掃除は忘れがちになってしまいますよね。しっかりカビを落として取り残しのないように注意しましょう。
加湿器内のカビとお手入れ方法をご紹介してきましたがいかがでしたでしょうか。
乾燥防止のため、加湿器を使っている方も多いはず。知らず知らずのうちにカビが生えてしうこともあるので、しっかりと手入れをしてカビを繁殖させないようにしましょう。
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