靴箱を開けたら悪臭が・・・カビ対策は大丈夫?対策と掃除方法ご紹介
2016/10/04
chihiro
2015/11/02 更新
湿気の多い日本ではどうしても敷布団が湿気を帯びてしまいがちです。そんな敷布団を放っておいたらいつの間にか黒い点が!?敷布団にカビが生えてしまった?カビが生えたらどうすれば良いのか、敷布団にカビを生やさないようにするにはどうしたら良いのか、まとめてみました。
久しぶりにいい天気だし、敷布団を干そうかな、と思って持ち上げたら・・・黒い点が!?
そんな経験ありませんか?毎日使っている敷布団にカビが生えたらショックですよね。
でも、意外と敷布団にカビが生えることは、よくあることなんです。
今日やっと暇ができたので(今まで働き通しで大変忙しかったのです・・。)布団をめくってみました。。
すると、黒い点々が広範囲にできてしまいました・・。そして、湿気が布団の真ん中辺りにこもっているのがわかりました。
人は、寝ている間に約500mlの水分が失われると言われています。 500mlのペットボトル1本分が寝ている間に、汗として発汗されると考えるといいでしょう。
ローリングに直接布団を敷いて寝たら、翌朝、床に水滴が溜まっている時があります。
原因は寝汗です。人は一晩で約コップ一杯分の汗をかくと言われており、この汗の湿気が敷布団を通して発散して、それがフローリングで湿気の発散がストップしてしまい、布団とフローリングの間に水滴となって溜まってしまうのです。
人間は寝ている間の一晩で200cc~400ccの水分を出して、その水分を布団・床・畳・マット等が吸収します。吸収した水分が蒸発しないままだとカビ・ダニが発生します(目に見えなくても確実に蓄積されていきます)
カビというものは、空気中にどこにでも漂っています。
カビの胞子が空気中に浮いているのです。スギ花粉のように、タンポポの種のように、浮いています。
カビがいることは自然なことなのです。そのカビがあちこちに付着して、発育条件がそろうと芽を出します。
カビは温度が25度~30度、湿度が80%以上で栄養分があるところによく育ちます。しかも風通しが悪いとよく増えます。
寝ている間にかいた汗が敷布団に吸い込まれるのはどうしようもないですよね。
本当は敷布団を毎日天日干しにしたら良いのですが、天候もあるし、忙しいし、そんなに頻繁に敷布団を干せませんよね。
敷布団にカビが生えたら、とても気持ちが悪いですよね。
でも、それだけではなく、敷布団にカビが生えたら、人体に何か影響はあるのでしょうか?
1つは肺炎など、カビが体内に入り込んで炎症を起こす事です。
2つ目は、「アレルギーの反応」です。いわゆる花粉症のようなものがカビを通して起こります。しかもこれは花粉症のように「かわいらしい症状で悩む」のではなく、(炎症を起こすという点では肺炎とかと同じなので)、体中に炎症を引き起こし、ひどければ(アレルギー性)肺炎とかを起こして死にます。
カビは一度発生してしまうと、繁殖のスピードは早く、ダニの餌にまでなってしまいます。それによって、皮膚や呼吸器官系の炎症となったり免疫力の低下にまで繋がったりと、カビの悪影響は、布団そのもの以上に人の生活にもたらされます。
カビが人体に及ぼす影響は、下手をすると命にかかわる恐ろしいものです。
では、どうしたら敷布団にカビが生えないようにできるのでしょうか。
敷布団をカビさせたくないなら、湿気対策をするのが一番です!
どんな湿気対策があるのか、調べてみました。
置くタイプの湿気取りです。
押し入れに敷布団をしまう時には必須アイテムですね。
湿気がたまりやすい場所に置くと、中の除湿剤が吸い取り、水に変えて内部にためてくれます。
大事な敷布団にカビを生やさないためにも、定期的に確認して、ちゃんと機能しているかチェックしましょうね。
取り換え時を見逃さないようにしましょう。
除湿器です。
部屋全体が湿気で一杯の時には大活躍しますね。
梅雨時にはないと困るという人もいるのではないでしょうか?
敷布団を敷きっぱなしの人にも必需品ですね。
シートタイプの除湿アイテムもあります。
狭い押し入れに敷布団をしまっている場合には、こういう場所を取りにくいタイプもおすすめです。
他にも、毎日寝いている敷布団の下に敷いておくものもあります。
どちらも、湿気がたまったら天日に干したり、新しいものに取り換えなければいけないので、定期的にしっかり確認しましょう。
回読み終えると廃品回収の日を迎えるまで積み重ねられている新聞紙ですが、新聞紙には嫌な湿気を取り除く除湿効果があります。新聞紙をぐしゃぐしゃに丸めて押入れなどに置いておくだけで、押入れの除湿に効果的です。湿気を取り込んで、新聞紙がしんなりとした状態になったら取替えのタイミングです。重なりあっている布団の間におよそ1日分の新聞紙を挟み込む方法も、押入れの除湿に効果を発揮します。
新聞紙は湿気対策にとても有効です。
最近は新聞をとらない家庭も多くなっているようですが、郵便受けに入ってくるチラシなどでも、湿気取りにむくものもありますので、有効活用してみてはいかがでしょうか?
ちょっとした工夫で敷布団にカビが生えないように、湿気対策ができますよ。
すのこベッドも敷布団のカビ対策には有効です。
折り畳みで省スペース化できるものや、すのこベッドが布団干しに変身するものなど、いろいろなタイプがあります。
好みのすのこベッドで敷布団の湿気対策をしてみてはいかがでしょうか?
日本の昔からの知恵、ゴザですね。
湿気が多い日本では昔から通気性の良いゴザで寝たりしていました。
ゴザを敷布団の下に敷くのも有効です。
基本的には、布団を毎日上げる!
それだけでもかなり敷布団にカビが生えるのを防いでくれます。
敷布団にカビが生えないようにしていても、ついうっかりしてずっと干さずにいたら、カビが生えてしまった!
そんなときの対策を調べてみました。
小さなカビであれば、除去することが出来ます
カビの除去方法
排気がきれいな掃除機で静かに吸い取る。 もしくは濡れたティッシュでそっと拭き取ります。
1度使ったティッシュはビニールに入れて処分しましょう。 カビが乾いて空気中に浮遊します。
また、一般的な掃除機ではかえって空気中にカビを漂わせてしまうので行わない事!
重曹水もしくは中性洗剤を吹き付けて、2~3分置き、ブラシ等でこすりとります。
濡れティッシュなどで洗剤分を拭き取る。
アルコール(消毒用エタノール)で残ったカビを殺菌。エタノールは70%濃度をハケなどで塗るか、スプレーで吹き掛けて、濡れたティッシュを貼って2~3分放置します。
その際、換気をしてください!
その後、風通しをよくして乾燥させます。
敷布団にびっしりとカビが生えてしまった場合には、残念ながら自分ではどうしようもありません。お金はかかってしまいますが、クリーニング店で丸洗いしてもらうことをおすすめします。
敷布団のカビとその対策についてご紹介してきましたが、参考になったでしょうか?
敷布団は毎日使うものだからこそ、カビなど生えないように、湿気対策をしっかりしていきたいですね。毎日、敷布団を畳む、それだけでもカビ対策になります。もし忙しくて敷布団は敷きっぱなし、という人でも、除湿シートなど湿気対策のアイテムを使うだけで、かなりカビは生えにくくなりますのでやってみてくださいね。
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