2019/12/04
るおう・あららぎ
2016/11/02 更新
誰もが悩んだ経験があるお風呂のカビは、毎日の工夫と掃除でピカピカに消え去ります。今までの方法で落ちなかったカビも、熱湯や重曹を使えば見違えるほど綺麗になりますよ。しかも、面倒な道具や手順は一切不要です。美しく生まれ変わったお風呂で、一日の疲れを癒しましょう。
お風呂掃除をしている時、薄黒いカビを見つけると嫌な気分になりますよね。でも、毎日の工夫でお風呂からカビを撃退する事が出来ます。
元々、カビは5~45℃で発育し、25~28℃で盛んに繁殖します。また、湿度80~100%で発生率が高まる為、最初からお風呂はカビが発生しやすい環境と言えます。
お風呂に発生するカビの原因は、皮脂や石鹸です。お風呂は身体についた毎日の汚れを落とす場所なので、人の汚れがつきやすい石鹸は病原菌の温床になります。
この病原菌が壁や天井に潜み、カビの胞子をお風呂全体にまき散らします。そうなると、パッキンといった細かい場所にも胞子が潜り込み、そこでカビが大発生してしまうのです。
よく、お風呂に入った後、お風呂場全体に水をかけると室内の温度が下がりカビ予防になると言われています。でも、それは間違いです。
水をかけると、カビが好む湿度たっぷりの室内を作り出す事になってしまいます。それにより、水をかけたお風呂場は通常の500倍以上のカビが発生します。
お風呂上りは、水ではなく45℃以上の熱湯をかけて水分を蒸発させるのが正解です。排水溝にも熱湯をかけると、カビだけでなく雑菌の繁殖も防げます。その上で、水分がついたバスマットの裏側も乾かしておきます。
パイプマンスムースジェル
¥252(税込)
最後の仕上げに、排水溝に排水パイプ用洗剤をかけておきます。そうする事で、パイプ内の内側からカビの繁殖をブロックします。
重曹
¥1,295(税込)
弱アルカリ性の重曹には、柔らかな研磨剤効果があります。掃除するアイテム自体は傷つけず、汚れだけを優しくぬぐい取ってくれますよ。財布にも環境にも優しい洗浄剤です。
人の皮脂や石鹸カスがつきやすい洗面器や椅子、スポンジといった浴室小物は、浴槽に残ったお湯200mlに対し重曹1カップを入れた重曹湯に一昼夜入れておきます。そうすると、湯垢がスルリと落ちる上、カビの予防にもなります。
カビの元になる病原菌がこびりつきやすいタイルや床は、重曹ホイップクレンザーが効果的です。まず、重曹:40g、食器用液体石鹸:大さじ4杯、酢:大さじ1杯を用意します。重曹に液体石鹼を少しずつ加え、ゴムベラで混ぜます。全体がゆるりとし出したら酢を少しずつ加え、発砲して全体がふんわりしたら出来上がりです。
ホイップと言う名の通り、液だれせず掃除が出来ます。いらなくなった雑巾やブラシにホイップをつけ、1時間程度置きます。後は湯で洗い流します。
毎日入るお風呂だから、いつでもピカピカにしておきたいですよね。カビの対策法を駆使して、綺麗なお風呂で癒されませんか。
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