窓の結露を防ぐにはどうする?窓の結露でできたカビの掃除方法も!
2015/12/18
chihiro
2015/12/06 更新
窓に発生するカビの原因は結露にあります。梅雨や真冬の時期に発生する結露についてまとめてみました!結露をそのままにしてしまうと窓のカビにとどまらず大変になってしまうことも…。今回は結露対策とカビ除去方法を調べてみました。窓のカビに悩まされている方必見です!
まずは窓のカビの原因をまとめていきます!結露が発生する原因は?
窓の結露状態
窓はもちろん、サッシ部分にも結露は発生し、びしょびじょに。
梅雨の湿度が高い時期や冬の室外と室内の温度差から結露は発生します。特に気を付けたいのは北側の部屋です。結露が発生しやすく、窓にカビが発生しやすくなっています。
気密性の高いマンションなども要注意です。
また、人がいるだけで、湿度が上がりますので、常に人がいるリビングの窓も実はカビやすいです。
窓のカビ
窓、窓枠のパッキン、サッシまでカビが浸食しています。
カーテンのカビ
窓の結露をそのままにしておくとカーテンまでカビます。特に下側が常に濡れた状態になってしまいこのような黒カビが発生しやすいです。
窓下までカビが発生!
結露を放置し続けるとこのように、窓下や窓の周りまでカビだらけになってしまいます。
カビの胞子はアレルギー性鼻炎や喘息の原因ともなります。小さな子どもがいる家庭では特に気を付けていきたいですね!
結露とりワイパー
原因となる結露をとる便利アイテム。各メーカーで出していますが、基本性能はあまりかわりませんよね。ペットボトルが装着できるワイパーもあります。これが一番効果的と言えば効果的です。サッシ部分の結露には、雑巾でふき取る必要があるので、これ一本でおまかせとは言えないのが残念なところ。
結露吸水シート
様々なタイプが売り出されています。最近ではこんなおしゃれなものも!ただし、あまりに結露がひどいと吸水容量を超えてしまい、意味がなくなってしまうようです。さらには、これ自体もカビしてしまうことも。強力なシールで貼り付けるタイプははがす時に残ってしまうこともあり、おしゃれですがいささか手間になることも。サッシ部分に発生した結露はノーマークなので、サッシ部分にも貼る必要があります。ちょっと結露する程度の窓ならちょうどいいグッズですね!
結露防止・断熱シート
ぷちぷちクッションタイプや柄があるタイプ様々あります。ただし、結露がひどい場合はシートの上から結露をしてしまうので、注意が必要です。また糊付けタイプなので、剥がすときに糊が残ってしまったりと大変なこともあるようです。吸水シート同様、結露具合で使用する窓を選ぶと良いと思います。
窓をリフォームしてしまう
二重窓にしたり、窓ガラスやサッシを交換してしまう。お金はかかってしまいますが、結露防止にかなり期待ができます。ただし、賃貸などの場合は勝手にできないのが難点ですね。
二重窓をDIYする
ホームセンターで売っているプラスチックダンボールで内窓を作ってもかなりの効果があります。プラスチックダンボールは安く加工しやすので、DIY初心者でも扱いやすい素材です。
少し高くなりますが、ポリカーボネートを使用すればさらに効果が期待できます。賃貸の方や安く抑えたい方には嬉しいですね!
窓のカビの発生原因になる結露対策グッズを紹介してきましたが、ここではお金のかからないカビ防止対策を紹介していきます。
窓の開けて換気する
朝と夜寝る前に換気するのが一番です。
一日一回換気するだけでもカビ防止につながります。
ただ、開ければいいわけではありません。
換気のポイントをまとめていきます!
風の出入り口を作り、風通しを良くすることで換気が行われます。うまく風が通らない場合は扇風機などを使い、空気を動かすと効果的です。
梅雨の時期など、外が室内よりも高い湿度の時は、換気が逆効果になることもあるので注意が必要です。そんな時は、外と室内の温度の差を少なくすることで結露は抑えられます。
おしゃれな観賞植物でも…
水蒸気を発散するので、湿度を上げてしまいます。結露がひどい部屋にはちょっと不向きです。
暖房器具も選ぶ必要があります。
画像のような、燃料を燃やしている部分が、部屋の内部で開放されているので、「開放型暖房器」とか「開放式暖房器」とよばれている暖房器具はやかんをのせていなくても水分が発生しています。
灯油やガスが燃えるときに「二酸化炭素」と「水」を発生させています。どのくらいの水分かというと、燃料と同量の水分を発生するとのデータもあるようです。
では、どんな暖房器具が良いかというと
灯油やガスの暖房器具でも外の空気を使って燃焼し、排気も外に出すタイプ(FF式)は室内に水分を出しません。また、エアコン、パネルヒーターなどの電気系の暖房器具も水分を発生させないのでおすすめです。
部屋干しを控える
梅雨の時期や真冬の時期に部屋干しをしないというのは難しいですが、できるだけ部屋干しを控えると部屋の湿度を抑えられます。
どうしても干さなくてはいけないときは、除湿器などを活用していくといいかもしれませんね。
料理する時は換気扇を使う
火を使う5分前ぐらいから換気扇を回しておくと、水蒸気が外に逃げます。また、火を使い終わった後もすぐには止めず、しばらく回すと台所の水蒸気が排出されて効果的です。
加湿器の使いすぎも注意
冬の乾燥対策に加湿器は必須ですが、あまり使いすぎてしまうと結露の原因に。様子見ながら使いたいですね。
バケツに水と中性洗剤を入れ、それをタオルに含ませて拭くだけでキレイに落ちます。どうしても落ちない頑固なカビはカビ取り剤を使用してください。そのままスプレーして流れてしまう場合は、よく水気をきったキッチンペーパーを窓に貼り付け、その上にスプレーすると流れません。
水拭きした後はしっかり水気をふき取りましょう。
ゴムパッキンに発生してしまったカビは非常に強力のため、塩素系のカビ取り剤を使用します。液だれしないように、水気を絞ったキッチンペーパーを貼り付け、カビ取り剤やハイターなどの塩素系漂白剤を含ませましょう。
塩素系のカビ取り剤は強力のため、直接手で扱ったり、目に入ったりしないよう気を付けてください。
ゴムパッキン用のカビ取り剤もあります。
消毒用のエタノールでカビの発生しているところをふき取れば、殺菌作用でカビを撃退することができます。ただ、ゴムパッキンのようにカビが根深くなってしまうと、取りづらくなってしまうので、できるだけ見つけたら早めに対策したいですね。
毎日のちょっとした行動が、窓のカビ防止につながります。
快適な生活を過ごしたいですね。
いかがでしたか?
結露をそのままにしておくと、部屋中カビだらけにしてしまうことも!窓のカビの原因となってしまう結露は早め早めの対策が肝心です。今回の記事で、少しでも参考になればうれしい限りです。
最後まで読んでいただきありがとうございました!
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