2015/12/19
Esperanto
2015/12/22 更新
建物の煉瓦の積み方は、長い煉瓦を使う「長手積み」、小さい煉瓦を使う「小口積み」。その二つが混ざったもので、「イギリス積み」、「フランス積み」などがあります。煉瓦の長さを使い分けるのは大変になりますから、積み方は、長手積みが多くなるようです。
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お住まいのお庭やベランダに、煉瓦を使って、建築することがあります。煉瓦には、積み方があります。煉瓦の種類にもよりますが、積み方を幾つかご紹介していきます。
煉瓦の積み方
煉瓦の積み方です。
長手積み、小口積み、イギリス積み、フランス積みなどがあります。
積み方の違いは建物の建てられた時期や規模によって異なります。
ということで、これまで撮影した煉瓦建築のうち、判別が可能なものだけ調べてみました
煉瓦の積み方にも、流行みたいなものがあるのでしょう。
時期や規模でも、煉瓦の積み方が違います。
旧開拓使函館支庁書籍庫
旧開拓使函館支庁書籍庫(北海道)の煉瓦の積み方は、イギリス積みでした。
古い洋館風です。煉瓦の積み方にも、歴史があるようです。
横浜市開港記念会館
横浜市開港記念会館は、
長手積みでした。(煉瓦の積み方)
横浜市の開校記念会館です。綺麗に、長手積みで、びっしりと、
煉瓦が積まれています(積み方)。
横須賀市 猿島要塞跡
フランス積みで、煉瓦が積まれています(積み方)。
「長手積み」は比較的新しい建物や大きな建物に多く採用されています。
私が撮影した建物の中に「小口積み」の建物はありませんでした。小口積みは壁面が湾曲している建築物に向いているため、井戸などに用いられることがあったそうです。
長手積みは、新しい建物や大きな建物で、採用されることが多いようです。
(煉瓦の積み方です)
水道管の煉瓦(積み方)
昔は、この様にして、煉瓦を使っていたようです。
煉瓦の積み方です。
「長手積み」は比較的新しい建物や大きな建物に多く採用されています。
私が撮影した建物の中に「小口積み」の建物はありませんでした。小口積みは壁面が湾曲している建築物に向いているため、井戸などに用いられることがあったそうです。
小口積みは、壁面が曲がっている建築物に向いた煉瓦の積み方です。
煉瓦の積み方
下準備として、穴を掘り、煉瓦を水につけます。
煉瓦の積み方です。
煉瓦の積み方は、砂利を穴に敷いて、モルタルを敷き詰めていきます。
一段目の煉瓦の積み方
一段目の積み方です。煉瓦を水平に敷いていきます。
1. 1段目を敷く
水平機を使い、できるだけ水平にレンガを敷いてください。
2. 水糸を張る
1段目が敷き終わったところで水糸を張り、水平が保たれているかチェックしてください。
1段目のレンガは土からすこし出たぐらいにしましょう。
一段目の積み方です。積んだ後で、水糸を張って、水平をチェックします。
2段目の積み方
煉瓦の2段目以降の積み方です。
モルタルを使って、積んでいきます。固定をしながらの積み方です。
1. 目地を埋める
水平にレンガを敷き終わったところで、レンガとレンガの間(目地)に、レンガゴテや目地ゴテを使ってモルタルを埋め込んでいきます。
2. 2段目を積む
1段目のレンガの上にモルタルをのせていきます。水平をとりながら、この要領でレンガを積みあげてください。
モルタルを使いながらの、煉瓦の積み方です。
軽く叩きながら、モルタルが少しはみ出るぐらいで敷いていきます。
モルタルの塗り方です。
煉瓦ゴテを使います。モルタルを練ることも考えると、
一朝一夕には、出来ないことだと思います。
煉瓦の積み方は、一朝一夕では身につきません。簡単にDIYできる煉瓦もあります。ブロックタイルなども簡単な方法です。
煉瓦の建造物を見ると、大きいものですと、荘厳な印象を受けます。頑丈なイメージですね。洋館風です。煉瓦の積み方には、種類もありました。この様な事項を知っておくと、DIYする時にも、役立つことでしょう。煉瓦の積み方を知っておけば、旅行をしても、見る場所が違ってきます。どうぞ、今後のご参考にされて、煉瓦を日常生活に取り入れてください。
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