記事ID50795のサムネイル画像

    トゲトゲだって愛おしい。サボテンと暮らす一つの方法、接木

    砂漠にニョッキリ生えているサボテン。一方で、鑑賞物としてめでられてもいるサボテン。その栽培や育て方にはいろいろありますが、「接木」という方法もあることをご存知でしょうか?「痛そう」「怖そう」なんて言わずに、「サボテンの接木」にチャレンジしてみませんか?

    サボテンとは

    「接木」どうこう以前に、そもそもサボテンについて軽く説明をば。

    種類は豊富のようです。

    サボテン科に属する植物の総称。16世紀後半日本に持ち込まれた。南蛮人が「ウチワサボテン」の茎の切り口を石鹸(シャボン)のように使い、「さぼんてい」と呼んだのが語源。(飽くまで一説)一般的なものは、休憩の部分が茎、とげの部分は葉に当たる。形態は多種多様で、種類というか分類として「~属」と呼ばれることも。日本の土壌はサボテンの栽培にはよく合う模様。

    出典:http://ja.wikipedia.org

    大体こんな感じです。あのとげは葉っぱだったんですね。

    サボテンの種類

    まん丸いサボテンもあります。

    こんなのもあります。パイナップルみたいだけど、サボテンです。

    ウチワサボテンです。何か好き勝手に成長してるて感じのサボテンです。これはどう接木したものか?

    トゲトゲしてませんが、サボテンです。「鸞鳳玉(らんぽうぎょく)」という種類です。

    とまあ、かように種類の多いサボテンですが、ガーデニングをあまり知らない人のために、また知っている人にもおさらいの意味合いで「接木」についても説明してみます。

    接木とは

    2種、もしくはそれ以上の植物個体を1つにつなぎ合わせてしまうことを接木という。

    出典:https://ja.wikipedia.org

    主な例として、トマトとジャガイモで「ポマト」とかありますね。いわば雑種。それが、接木です。

    接木の一種、ポマトです。

    サボテンの接木

    「ポマトはまあ分かるけど、サボテンなんか接木して一つにして何の意味があるの?とげぬけば食べられるみたいだけど、別にわざわざサボテン育てたくない、第一接木何てめんどくさいし」とのご意見もあるでしょう。しかし、「やって損はない」というか、意外と面白いものなんです、サボテンの接木。

    サボテンといえば、砂漠にもありますね。まあ、日本で手に入るかは別として、これも接木に使おうと思えば使える・・・かなあ。

    サボテンには実に雑多な種類があります。中には非常に栽培が困難なものも。根が弱い種類の場合は?強い種類と接木して、そのサボテンのパワーをもらうのです。そして成長が早まり、やがては花が咲く。ただ、すぐ枯れてしまうということもありますが。相性もあるので、サボテンの接木に興味のある方はよく勉強してみましょう。

    出典:http://www.copiapoa.jp

    なるほど、助けてもらうわけですか。サボテンというとトゲトゲのイメージしかなかったので、「花を咲かせる」なんて言うのは意外でした。接木にも「人間のエゴ」のようなものを感じたんですが、ポマトだって立派に育って普及しているわけだし、ちゃんと利益になってるんですね。

    花をつけたサボテン(単体)たち。うーん、花も結構かわいいですね。これは接木してみたくなってきたかも?

    分類によっては、こんなにかわいい花も咲かせます。

    さて、じゃあ実際に接木してみるとして・・・。一体どんな風に育つのか?それはサボテン自身にもわかりません・・・。

    接木サボテンの種類

    育てている最中の接木サボテンです。

    さあ、これからどう育つのか?「接木サボテン」とはどんなものなのか・・・!?

    こんなのもあれば・・・。

    こんなに種類が豊富です。色も物凄いですが、これはこれでユニークかも・・・?どう育つか分からないのが、接木サボテンの魅力の一つかもしれません。

    接木サボテンシリーズです。偶然こういう形に育ったんでしょうか。

    これなんかはちょっとかわいいかもしれない接木サボテンです。

    ギフトに使えなくもない接木サボテン・・・意外と深いです。接木サボテン、恐るべし・・・。

    最後に

    芸術性という意味合いで見れば、サボテンの接木も面白いんじゃないでしょうか。しかし、サボテンだって植物、生き物です。面白半分にやって共倒れなんてことのないように、十分な知識と愛情を注いで接木をしましょう。

    単体で愛でるもよし、接木もよし。結構奥が深いサボテンでした。

    関連する記事

    この記事に関する記事

    TOPへ