毎年咲かせよう!鉢植えの【ガーベラ】を上手に育てる5つのポイント
2017/03/24
FU-JI
2019/10/30 更新
「地震の時は竹林に逃げる」そんな言い伝えがあるように、根を四方に張り巡らせるホフク性の竹。松竹梅と言えば、おめでたい植物としても有名です。根を張る勢いが強く繁殖して敷地を埋め尽くす厄介な竹。鉢植えなら他の植物へ影響しません。そんな竹を鉢植えで育ててみませんか?
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竹林を抜ける風、木漏れ日、幻想的な風景は日本人に愛されてきました。竹を自宅でも育ててみませんか?鉢植えならコンパクトで、気軽に栽培できます。ベランダなどで育てると、夏の日よけや目隠しにもなります。涼やかな竹と一緒に暮らしましょう。
日当たりの良い場所を好む
竹を鉢植えで育てる時に注意することは、日当たりの良い場所で育てることです。ある程度耐寒性、耐暑性があるのでベランダでも育てられます。
乾燥が苦手
竹は適度な湿気を好むため、鉢栽培の場合は小まめに水をやり水切れをさせないように注意しましょう。乾燥がひどい時は、葉に水分を直接散布するなどしてください。
カイガラムシが大敵
枝が密生してくると害虫が付きやすくなります。竹にはカイガラムシなどが着きやすく、古い悍は早めに取り除いてメンテナンスをしましょう。
根の成長が凄まじい
竹は、根をホフク性で増えていきますので、小さい鉢植えでは、直ぐに根が詰まります。大きい鉢植えが必要です。樹高が高くなりすぎた時も、適当な高さに剪定が必要です。根が頑丈なので移植によく耐えます。
竹の植え付け時期は種類によって異なります。大まかな目安は、タケノコの出る1ヶ月ほど前が適している時期です。大半のタケノコは春か秋に出ることが多いため、予め調べておく必要があります。
苗は根が乾くと弱ってしまいます。ポットから取り出したら、その場で植え付けてください。
竹を鉢植えするときは大きな鉢を用意して、竹を植えましょう。根が生長しすぎて、鉢を割ることもあります。竹の根は勢いがあるので、根の生長に注意して、大き目の鉢植えで育ててください。
竹を鉢植えにするときは、苗の株元よりも2~3回り大きく深さのある鉢に植えましょう。大きめの鉢に植えた場合でも、1年に1回植え付けた時期と同じ時期に、さらに1回り大きな鉢に植え替えるのがおすすめです。
植木鉢の植替え
植木一筋42年の庭師、武笠 均氏の鉢替えの説明です。観音竹の鉢にひびが入り植替えしています。
尺鉢(30㎝以上)1個、培養土の割合比率は流用土1に対し化成肥料0.05以下にしています。
根が張り、鉢の中で芽が出て来ることがあります。鉢替えのタイミングで、大きくする場合と株分けする選択肢もあります。
観音竹の株分け
竹は株分けで増やすことができます。小さな株は分けずに、十分成長した株を分けましょう。根が詰まっていることがあります、多少乱暴になりますが切り分けていきます。
気温が15度以上になると寒さに弱い観葉植物も本格的に根が活動を始めます。この時期が植付け・植替えのチャンスです。株分けの際は根を痛めないことが肝心です。普通の樹木とは異なり、根の発生と再生が行われにくいので根の損傷が株の衰弱に直結してしまいます。そこで根をほぐす場合には、水を張った容器の中で用土を洗い流すようにほぐすのがねの乾燥防止になります。
竹の好む土は水はけと保水性のバランスがよいものです。鉢植えには、赤玉土の小粒を8対腐葉土を2の割合で混合した土か、さらに川砂を2割程度加えたものが適しています。
植え替えや植え付け後、根付くまではたっぷりと水を与えましょう。竹の根は乾燥に弱い特徴があります。乾燥を防いで一度根付いてしまえば、鉢植えにした土の表面が乾いたタイミングでたっぷり水を与えれば大丈夫です。
竹の苗を植え付ける際、鉢の中に腐葉土または堆肥を土に混ぜ込んでしまえば追加で肥料をする必要もありません。
竹は植え付けから2〜3年経ったら、10月に根元から切り新しい芽を伸ばしましょう。そのことで株を更新させられます。株立ちに仕立てる場合は、株元から伸びる竹の本数を5本や7本といった奇数にすると美しく仕上がります。
竹は一度枝を切ってしまうと、そこから新しい枝が生えてきません。密集しすぎて枝を間引く時は、古くなって元気がなくなりそうな枝や、太くなって負担がかかる枝を選びましょう。
竹の鉢植えには、「竹」と名前が付いていても、竹の仲間ではないもの実は結構あります。竹は「イネ目イネ科タケ亜科」、観葉植物で出回っている赤竹、黒竹、淡竹、ヒメハチク、マダケ等です。
クロチク(黒竹)の鉢植え
クロチク(黒竹)の鉢植えです。幹が黒いのが、特徴です。インテリアとして人気があります。
ヒメハチク
ヒメハチクです。緑が綺麗な竹です。極細のヒメハチク、マダケです。鉢植えにしています。これは、七夕の時期ですね。
チゴカンチク(ベニカンチク・紅寒竹・朱竹)
イネ科 常緑中木のチゴカンチク(ベニカンチク・紅寒竹・朱竹)です。鉢植えで育てています。
日当たりのいい場所で育ててください。
観葉植物として知られている「竹」の中には竹の分類ではないものもあります。シュロ竹、観音竹、ミリオンバンブー等は、純粋な意味で竹の仲間ではありません。アレカヤシ、シュロ、ドラセナの仲間です。好む場所やメンテナンスといった育て方も変わってきますので、ご注意ください。
カンノンチク (観音竹)
¥8,640(税込)
カンノンチク (観音竹)の鉢植えです。
耐陰性、耐寒性が強く育てやすいので親しまれています。
観音竹は、ヤシ科ですので、少々、竹とは言え、違うようです。
シュロ竹の鉢植え
¥15,450(税込)
シュロ竹の鉢植えです。名前は「シュロ竹」ですが、ヤシの種類に属します。アレカヤシ等の仲間となります。
ミリオンバンブー
¥4,822(税込)
開運竹・万年竹・富貴竹などと呼ばれますが、竹と言うよりも、ドラセナの仲間なのだそうです。鉢植えで育てます。
竹は日本に約600種類、世界には約1300もの種類があると言われています。日本だけでも600種類もある竹のうち数種類を紹介したいと思います。
真竹は日本原産と中国原産の2つの説があります。
10mから20mほどまでに成長し、1日に1mも伸びるそうです。タケノコの収穫時期は5月から6月上旬と言われていて、収穫時期に採れたてであるならば刺身で食べることげできるそうです。
真竹は別名「苦竹」と呼ばれていますが、収穫後時間が経つと味が変わりアク抜きをしないと食べられないのが由来だそうです。
アジアの温暖湿潤気候の地域に生えていて、タケ類の中では最大で25mの高さまで達するそうです。
名前の由来は、三国志の呉の武将「孟宗」から来ています。タケノコの収穫時期は4月頃で、大型で肉厚で柔らかく苦味が少ないのが特徴です。
ここ最近は、竹林が放置されることが多いためこの孟宗竹にせいで周辺などの広葉樹が枯れてしまったりしています。
高さは伸びても3mから5mくらいにしかならない黒竹。
はじめは緑ですが夏を超えると徐々に黒くなり始め、2年ほどで真っ黒になります。日当たりがいい乾燥地で育てた場合は鮮やかに黒になります。
主に建築資材として装飾や伝統工芸品に使われています。
真竹の変種の1つです。亀甲竹と同じく節が膨らんでいるのが特上で、その膨らみは七福神の布袋様のお腹に見立ててその名前がつきました。
直径が2cm~5cmと細く、高さは5m~12m。乾燥すれば折れにくいため釣竿としても使われていました。タケノコの収穫時期は4月下旬〜5月上旬です。収穫方法は、掘るのではなく鎌などで刈り取る方がいいと言われています。
竹の特徴や鉢植えの育て方などご紹介しました、参考になったでしょうか。竹といっても種類が豊富にあり、インテリアとしても人気があります。丈夫に育つ竹を鉢植えにして育ててみてください。
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【この記事は2019/10/30に更新されました。】