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    傷んで残念なウッドデッキを蘇えらそう!家庭で出来る修理方法とは!

    新築と同時に憧れのウッドデッキを作った人も多いと思います。年月が経っていつしかみすぼらしくなってしまったウッドデッキ。修理したくても方法が分からずそのままにしてしまっている人も多いのではないでしょうか1.今回は家庭で出来る修理方法をお紹介しましょう。

    いつの間にかボロボロに‥‥無残な姿のウッドデッキに立ちすくむ

    「新築したときはあんなにきれいだったのに‥」はげちょろけになったウッドデッキを眺めながらため息ひとつ。
    「修理したくてもうまくできそうにないし、手がかかりそうだし。」
    そう思いながら何もせずにまた月日が経ってしまう。
    そんなあなた!思い切ってウッドデッキの修理に挑戦してみませんか?

    下手でもいいじゃないですか!
    もちろんウッドデッキの傷み具合によって修理に手間取ることもあるかもしれませんが。

    今回は家庭でできるで修理方法を紹介していきたいと思います。

    修理の前に、先ずはウッドデッキの点検をしましょう。

    修理の前にすべきことは、ウッドデッキのどこが傷んでいるかの点検です。
    ウッドデッキの表面だけでなく、細かい所も点検していきましょう。
    なぜなら傷み具合や場所によって、修理の仕方が違ってくるからです。

    特に釘の部分に注目しましょう。
    釘が打たれているところは、どうしても水が溜まりやすく腐りやすいからです。
    又、板が割れやすいところなので注意が必要です。

    ウッドデッキの裏は特に湿気がこもり易い場所でもあります。
    表はまずまず大丈夫だと思っていても、案外裏の部分の痛みが激しく根太などの修理が必要になってくる場合があるので、必ず裏の部分もよく見ましょう。

    さあ!早速ウッドデッキの修理に取り掛かりましょう

    修理方法その① ウッドデッキの板の塗り替え

    ウッドデッキの板の割れもなく、裏の状態も大丈夫という場合は、ウッドデッキの板を塗り替えましょう。

    塗る前に、まず落ち葉をほうきなどで取り除き、苔、カビ、汚れなどをデッキブラシで丁寧に落とします。
    高圧洗浄機を使っても良いですが、木材を傷めないように気を付けましょう。

    ウッドデッキの取れない汚れをとったり、表面を滑らかにするため、サンダーをかけます。

    これが一番しんどい仕事。
    機械を使うとずいぶん楽にできますよ。
    持っていなくてもホームセンターでレンタルできる場合があるので利用したいですね。
    木屑が出るのでマスクは必須です。
    しっかりと木くずを洗い流して、水けを拭きとり、よく乾かします。

    このようにウッドデッキと壁の間に養生シートを使用すると、壁に塗料が付く心配がなくなります。

    木屑を取り除いたら、次はいよいよ塗装です。

    ます塗料の缶をよく振ります。
    よく振ることでムラをなくします。

    塗料を塗って、

    塗料が乾く前に余分な塗料を雑巾にしみこませるように拭きます。
    これを繰り返してどんどん塗っていきましょう。

    塗り終えたれ、一度目の塗料がしっかり乾くまで待ちましょう。(4~5時間程、冬は時間がかかるので2回目は次の日に塗るといいでしょう)
    最低2回は塗りましょう。仕上がりが断然違ってきます。
    塗り残しがないことを確認してよく乾かしたら完成!

    はい!お疲れ様でした。
    ピッカピカによみがえったウッドデッキを眺めるのは気持ちの良いものです。
    根気は必要ですが、コツさえつかめば初心者でも簡単に取り組めますよ。

    修理方法その② ウッドデッキの板の張り替え

    ウッドデッキの板の一部に、ひび割れや腐食が進んでいる場合は修理が必要です。
    傷んだ部分の板を張り替えていきます。

    傷んでいる板の長さを測ります。

    板を必要な長さに切ります。

    木材を保護するため、先に塗料を塗っておきます。
    全体に塗ることを忘れずに!
    塗料の塗り方は、先の「修理方法その① ウッドデッキの板の塗り替え」を参照してください。

    傷んだ板を剥がし、

    新しい板をはめ込んで止めます。

    はい、修理完了!
    色の違いが気になる時は、濃いめの塗料を塗って調整してみてください。

    修理方法その③ 根太の部分の修理

    「修理方法その② ウッドデッキの板の張り替え」で傷んでいるウッドデッキの板を外したら、さあ大変!
    根太の部分も傷んでいて、こちらも同時に修理する必要があることもしばしばあります。
    そうなると、

    その傷んでいる根太の周りの板を外し、傷んだ根太を取り外します。

    新しい根太を付け、板を載せて張っていきます。
    根太と上に張る板は、「修理方法その① ウッドデッキの板の塗り替え」を参照にあらかじめ塗料を塗っておきます。

    修理完了!規模が大きいと大変ですが、小規ならDIYの腕に覚えがある方ならなんとかなりそうですね。

    修理方法その④ 手すり・フェンスなどの修理

    手すりや階段など一から修理するとなると、DIY上級者でないと少し難しい点もありますので、ここでは詳しく紹介しません。

    一番簡単な方法として、手すりやフェンスを撤去して、手すりなど付いていた部分の床板の補修をまず済ませます。(修理方法その②、③を参照してください)

    このように後付けできるものを購入し、付けるのが一番簡単な方法です。

    定期的なメンテナンスの必要性

    ウッドデッキを長持ちさせるにはやはり定期的なメンテナンスが必要です。
    それにはまず塗り替えです。タイミングとして、木材の色が全体的に色あせてグレーになってきた時。
    定期的にウッドデッキの塗り替えをすれば、15年以上快適に使用できるそうですよ。
    もちろん点検の際に、傷んだ箇所をその都度修理していくことも長持ちさせる秘訣です。

    但し、ここまで傷んでしまうと、根の方も傷んでいる可能性があり、修理が難しくなって、新調しなければならなくなりますので、メンテナンスのタイミングは大事です。

    ウッドデッキを長持ちさせるために避けたいこと

    ウッドデッキのでガーデニングをしたいと思う方も多いと思いますが、それが傷む原因に。
    プランターや鉢を直接置くことは避けましょう。
    どうしてもという場合は数を少なく、下には必ず受け皿を用意してその上に置くようにしましょう。
    じゃあ周りに置けば大丈夫、と思ってしまうかもしれませんが、びっちり並べてしまうと風通しが悪くなってこれまた木材を腐らしてしまう原因に。
    注意が必要ですね。

    これは便利!修理に役立つグッズたち

    スムーズに修理をするには、やはり役立つグッズも必要ですね。
    これは便利だと思うものを紹介しましょう。

    高圧洗浄機

    こういった高圧洗浄機があれば、広範囲の汚れ落としに便利です。
    ウッドデッキなどの木材に使用する場合は木材を傷つけないように調整が必要です。
    車の洗浄、外壁の洗浄にも使えるので1台あると重宝します。

    サンダー

    木材を効率よく削るには電動サンダーがやはり便利。
    DIY用なら1万円以内で購入できます。

    養生テープ・シート

    ウッドデッキの塗り替えだけでなく、ペンキなどに必要な養生テープとシート。
    ちょっとしたひと手間で仕上がりに差が出ます。
    養生テープとシートが一体になった「マスカー」も便利。

    丸ノコ

    間の板を切るには、こういった丸ノコがあれば便利。

    DIYの強い味方  ホームセンター

    いざ修理をしようとしても専用の工具がないと時間がかかったり、うまくいかなかったりと大変。
    そんな時、ホームセンターをうまく利用するとお得な事がいっぱい。
    常に使わない電動工具を一時的にのレンタルできるサービスをしてくれるホームセンターも最近では多くなってきています。
    レンタル期間も当日から1ヶ月まで店舗のよって違いがあります。
    そのほかにもトラックの貸し出しなどもあるようです。
    ホームセンターによって実施している店舗と実施していない店舗があるので事前に調べてくださいね。

    ~終わりに~

    いかがでしたでしょうか?
    今回はウッドデッキの修理方法について紹介しました。
    初心者の方には難しい点もあるかもしれませんが、ぜひ挑戦してみてください。

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