2017/04/11
T.sui
リラックス効果が期待でき、料理にも便利なハーブ。ハーブは庭に限らずプランターでも簡単に育つため初心者にはおすすめの植物。植え方を知って生活にハーブを取り入れましょう♡ガーデニング初心者の方でも安心して始められるハーブの育て方や寄せ植え方法などをご紹介します。
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ハーブは庭に限らずプランターや鉢植えでも簡単に育つため、初心者ガーデニングにはおすすめの植物です。リラックス効果や虫よけ効果のあるものや、料理の香り付けにも楽しめるものなど、それぞれに魅力があるのも良いところ。コツをつかめば育て方も簡単!ハーブの植え方を知って自家栽培を楽しみましょう♡
ハーブは苗から育てる
種からハーブを育てるのは誰にとってもなかなか難しいもの。初心者さんは苗から育てるのがおすすめです。慣れてきたら種からハーブを育ててもいいですね!
水やり
多くのハーブは乾燥に強く、過湿が苦手。鉢植えなら、土の表面が乾いたら、たっぷり水をやるようにします。この時のポイントは花や葉にかけるのではなく土にたっぷりかけてあげること。
長く留守にする場合は、水やりが少しずつできる工夫を。水をゆっくりと土に浸透させるために便利なのはガラス瓶。ガラス瓶の口を小石やビー玉などでふさぎ、水をたっぷり入れて逆さまに挿し放置します。
定期的な植え替えを
多くのハーブは多年草または宿根草ですが、生長は早いために根詰まりを起こす可能性があるので、1~2年に1回、春か秋に植え替えを行うのが大切です。
肥料
ハーブはもともと生命力が強いため、それほど肥料に神経質にならなくても良いが初心者にもうれしいポイント。市販のハーブ用培養土を使った植え方が初心者にはおすすめです。
苗選び
苗選びは植えた後にしっかり育つかどうかの重要なポイントです!節と節の間のバランスがよく、小さくてもがっしりと根がよく育っているものが◎葉の色が濃く元気で香りの強いものもよく育ちます。
根の取り扱いは慎重に
ハーブの植え方でまず気を付けたいのが、苗をポットから取り出すタイミング。根を傷付けないよう慎重に取り扱いましょう。
水はけを良くする
鉢で育てるハーブの植え方で気を付けたいのが水はけ。鉢底石を先に入れておくことで通気性や排水性がアップし水はけも良くなります。
株と株の間隔
ハーブを良く育てる植え方のポイントです。苗が成長したときのことを考え、充分な株間を取りましょう。20~30センチあけるのが理想的です。慣れるまではハーブの種類ごとに小さな鉢で育てるのがよさそうですね。
土はやさしくふんわり
土を強く抑えると蒸れるので、軽くならす程度の植え方にしましょう。後は土にたっぷりの水をかけてハーブの根が定着するのを待ちます。
【カインズHOWTO】003 ハーブの育て方
こちらは基本の植え方からハーブの増やし方まで丁寧に紹介している動画です。実際の動画を見れば、初心者でも安心して始められますね!
ハーブは色々な種類を少量使いたいものですよね。そんなときには寄せ植えという植え方がおすすめです。しかし、植え方を間違えると全滅なんてこともありえるので注意して!
まずは寄せ植えのハーブの植え方の基本を紹介します。
1.プランターの底に鉢底ネットを敷き、ハーブ用培養土を少し入れます。
2.レイアウトを考えハーブ入りのポットを敷き詰めていきます。
3.ポットとポットの隙間に用土を入れ、割り箸などで表面を整えます(鉢が満杯になるほど用土を入れてはいけません)。
4.底から流れ出るぐらい水をたくさん入れて完成です。
ストロベリーポット
色々な種類のハーブを育てたいけどスペースがない。そんな時はストロベリーポットを使った植え方がおすすめです。一つの鉢に口がいくつか分かれているため相性の悪いハーブでも育てられます。ただし、日向・日陰を好むハーブは別にしたほうが良いでしょう。
ハーブの寄せ植え
こちらは寄せ植えの植え方を紹介している動画です。土づくりから解説されています。10分ほどの動画ですが、実際の寄せ植えのやり方を動画で確認できるので、初心者にはうれしいですね!
ハーブの寄せ植えの植え方のポイントは組み合わせです。似た環境を好むものを一緒に植えるとハーブはよく育ちます。組み合わせが雑な植え方はハーブのいずれかが枯れたり全滅の可能性もあるので注意が必要です。
ハーブにはそれぞれ寿命があります。寄せ植えの際は寿命を意識した植え方も◎
一年草・・・一年のうちに発芽し開花した後、種を残すと枯れる
ボリジ、バジル、ディルなど
二年草・・・一年目は発芽・成長期、二年目に開花して種を残して枯れる
パセリ、キャラウェイなど
多年草・・・数年は生き続ける。冬の間に枯れてしまうものと葉が残るものがある
ミント、レモンバーム、オレガノ、フェンネル、ベルガモットなど
ハーブティにおすすめの組み合わせ
カモミール、ステビア、タイム、レモングラス、レモンバーベナ、レモンバーム、ワイルドストロベリーなど
こちらはハーブティにおすすめのハーブです!
料理におすすめの組み合わせ
タイム、チコリ、バジル、パセリ、フェンネル、ローズマリーなど
こちらはキッチンで大活躍するハーブです。キッチンで少量育ててもいいですね!
ペパーミントは繁殖力が強い
ドリンクやデザートのアクセントに便利で育てる人も多いペパーミント。寒さにも強く初心者も育てやすいハーブですが繁殖力が強すぎるため、寄せ植えには向きません。ただ、虫よけ効果があるともいわれているので、別の鉢に植えて近くに並べるのは◎
オレガノ、コンフリー、セージ、タイム、ラベンダー、ローズマリーなども繁殖力の強いハーブです。
他のハーブの栄養を吸ってしまうので、寄せ植えなどの植え方は向きません。どうしても植えたい時は土に仕切りなどの対策を行いましょう。
繁殖力が弱いハーブ
カモミール、タラゴン、バジル、パセリ、レモングラスなど
こちらは繁殖力が弱いので特に要注意!強いハーブとは一緒にしない植え方がおすすめです。
基本的にハーブは成長が早く強い植物なので初めての方でも育てやすく、種類も豊富です。一方、種類が豊富ということはそれだけ色んな性質をもったハーブがあるということ。それぞれのハーブの特性を知っておくことが大切です。
乾燥を好むハーブ
オレガノ、セージ、ゼラニウム、タイム、ヒソップ、ラベンダー、ローズマリーなど
こちらのハーブは乾燥を好むので水のやりすぎには注意が必要ですね!
湿気を好むハーブ
アニスヒソップ、コリアンダー、シソ、バジル、パセリ、ミント、レモングラス、レモンバーム、ワイルドストロベリーなど
湿気を好むハーブですが、水のやりすぎには気を付けて。
寒さに強いハーブ
アニスヒソップ、オレガノ、カモミール、月桂樹、セージ、タイム、タラゴン、チコリ、フェンネル、ポットマリーゴールド、ボリジ、ミント、ヤロウ、ルバーブ、レモンバーム、ローズマリー、ワイルドストロベリーなど
寒さに強いので、露地に植えても生育してくれるハーブです。
暑さに強いハーブ
オレガノ、コーンフラワー、バジル、レモングラスなど
暑さに強いので、夏でも生育してくれるハーブです。暑すぎる場合は移動できるようコンテナで育ててもいいかもしれません。レモングラスは南国のハーブなので、冬は屋内に移すのも◎
日陰を好むハーブ
チコリ、ミント、ルバーブ、レモンバーム、ワイルドストロベリーなど
こちらは日陰、半日蔭を好むハーブです。日差しには注意をしてあげましょう。基本的に多くのハーブは日向を好むので、他のハーブとの相性を考えた植え方をしましょう。
日本人なら料理によく利用する紫蘇。紫蘇は日本のハーブのひとつ。こちらも手軽に室内で育てることができるようです!
ハーブのペットボトル栽培 大葉しそ・シソぽん総集編.wmv
ペットボトルで育てる植え方もあります。どうそだっていくかの過程を記録したダイジェスト動画です。
いかがでしたか?ハーブは植え方を知りさえすれば初心者でも育てやすい植物です。
ぜひハーブの自家栽培を始めて、ハーブで香り豊かな生活を過ごしてみてはいかがでしょう?
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