お正月に門松を飾る意味を知ってますか?門松の意味と飾り方を紹介
2016/07/03
ふくぷく29
皆さん、お正月に飾る鏡餅はご存じですよね!でも、いろいろな飾り方があるのもご存じですか?スーパーで買ってきた鏡餅のパックの裏に書かれている飾り方だけだと思っていませんか?さらに各パーツや飾る順番にも意味があったんです。鏡餅の飾り方を調べてみました。
鏡餅の飾り方は、地域や家庭によっても違いがありますが、丸い餅を二つ重ねるのは基本。一般的な飾り方をご説明します。
【鏡餅の飾り方と意味】
一般的には、三方(さんぽう)と呼ばれる、折敷に台がついたお供え用の器に白い奉書紙、または四方紅(しほうべに)という四方が紅く彩られた和紙を敷き、紙垂(しで)、裏白(うらじろ)、譲り葉(ゆずりは)の上に鏡餅をのせ、昆布(こんぶ)、橙(だいだい)などを飾ります。
地方や家によって飾り方もいろいろあり、串柿、勝栗、五万米、黒豆、するめ、伊勢海老などの縁起ものを盛るところもあります。
鏡餅と一緒にお供えするものにも、それぞれ正月にふさわしい意味があります。思いを込めてお供えしましょう。
【鏡餅の飾り方/裏白】
シダの一種で、表面は緑色で裏面が白い。後ろ暗いところがない清廉潔白の心を表す。
また、葉の模様が対になっているので、夫婦仲むつまじく白髪になるまでの長寿を願う。
【鏡餅の飾り方/譲り葉】
新しい葉が出てから古い葉が落ちるので、家督を子孫に譲り、家系が続くことを表す。
【鏡餅の飾り方/昆布】
よろこぶの意。古くは昆布の事を「広布」(ひろめ)と言い、喜びが広がる縁起もの。
さらに蝦夷(えぞ)で取れるので夷子布(えびすめ)と呼ばれ、七福神の恵比寿に掛けて福が授かる意味合いもある。また、「子生」(こぶ)と書いて子宝に恵まれるよう願う。
【鏡餅の飾り方/橙】
「代々」とも書く。果実は冬に熟しても落ちにくいため数年残ることがあり、1本の木に何代もの実がなることから、長寿の家族に見立てて家族繁栄、代々家が続くことを表す。
【鏡餅の飾り方/串柿】
干し柿を串に刺したもの。柿は「嘉来」に通じる縁起もの。干し柿は「見向きもされない渋柿でも、修練の末には床の間の飾りにもなる」という高い精神性を表す。
串に刺した串柿は三種の神器の剣を表し、「鏡=鏡餅、玉=橙、剣=串柿」で三種の神器を表しているとも言われる。
【鏡餅の飾り方/鏡餅は何処に飾る?】
年神様は鏡餅をお供えした場所に依りついてくださいますので、鏡餅は1つに限らず、複数お供えしてもかまいません。
まずメインの鏡餅を床の間へ、小さめのものを神棚や仏壇にお供えします。
床の間がない場合には、リビングのように家族が集まる場所に飾ります。テレビの上のような騒がしい場所や、見下すような低い場所ではなく、リビングボードの上などにきちんとお供えします。
供える方角は、その年の恵方、または南向き、または東向きがよいといわれています。
そのほかにも、台所、書斎、子ども部屋など、年神様に来ていただきたい大事な場所にお供えします。
【鏡餅の飾り方/鏡餅を飾るタイミングは?】
昔は、多くの家で餅つきをしましたが、29日につくのを苦餅(苦持ち)、二重苦に通じるとして、また12月31日につくのを一夜餅といって嫌いました。
鏡餅を飾る日も、12月29日と31日を避けます。31日は葬儀と同じ一夜飾りに通じて縁起が悪いからです。従って、12月28日までに飾るか、遅くとも30日に飾りつけます。
そして、1月11日の鏡開きで、お供えしていた鏡餅をさげて食べます。松の内が15日までという地域では、15日に鏡開きをする場合もあります。鏡餅は、供えたものを食べることに意義があるので、雑煮やおしるこなどにして必ず食べることが大切です。
【鏡餅の作り方/手作り】
お正月はお餅を自宅や自治体で手作りする人も多いですよね。
せっかくだから、そのお餅で鏡餅を作ろう、という場合、飾りはどうすればいいのでしょうか?
記事では、鏡餅の飾り方と飾りの作り方をご紹介。
自宅でできる簡単な飾り方をまとめていますので、ぜひ手作りの参考にしてください。
【お正月の鏡餅の飾り方 簡単に済ませるなら?】
お餅を手作りしたり、頂いた場合など、自宅で鏡餅のお餅を用意できた場合、どのように飾ればよいのでしょうか?
みかんを乗せるだけでは味気ないですよね…
自宅で出来る範囲で簡単に済ませるなら、大体下の画像のような飾りが考えられます。
正式な鏡餅の飾り方では、他にも「裏白(うらじろ)」「串柿(干し柿)」「するめ」などを飾ります。しかし、ご家庭でお正月の飾りにする程度なら、そこまでする必要はないでしょう。
では、それぞれの鏡餅の飾りについて、自宅で用意する場合にはどうすればいいのでしょうか?
次の章では、自宅でもできる鏡餅の飾りの作り方をそれぞれご紹介します。
【鏡餅飾り 飾り扇の作り方】
鏡餅の一番上に、みかんと一緒に飾るのが「飾り扇」です。これがあると、鏡餅全体が立派に見えます。鏡餅が小ぶりで、上にみかんを乗せられない!という場合には、代わりに飾り扇を飾るのがおすすめです。
これは、折り紙や和紙などで簡単に作ることができます。
【鏡餅飾り 橙について】
ご家庭では、小ぶりのみかんを飾りましょう。
【鏡餅飾り 水引の作り方】
手作りでもちゃんとした鏡餅に見せたいなら、水引を巻くのがおすすめです。お正月のお祝いなので「蝶々結び」が適しています。
【鏡餅の飾り 四方紅の作り方】
鏡餅を乗せる紙は「四方紅(しほうべに)」と呼びます。
その名の通り四方を”紅(赤)”で縁取ることで、天地四方を守り、一年の繁栄を祈願します。
購入もできますが、家にある白い和紙や半紙をお餅の下に敷くだけでも十分です。
水引は、文房具屋さんや手芸屋さんなどで購入できますが、赤と白のヒモでかわいく結ぶだけでも十分です。
【鏡餅飾り 御幣の作り方】
お正月っぽい鏡餅飾りの「御幣(ごへい)」。
イナズマ状に形どられた紅白の紙のことを「御幣(ごへい)」(または「四手・紙垂(しで)」と呼びます。
赤色には魔除けの意味が込められており、斜めに広げて飾ることで広く繁栄するようにとの願いが込められています。
これは、赤い折り紙でも簡単に作ることができます。
【鏡餅飾り 三方・三宝】
鏡餅を乗せる台のことを「三方・三宝(さんぽう)」と呼びます。尊い相手に物を差し上げる時に、台に乗せることが礼儀であったことから、鏡餅のようなお供え物・お飾りにも使われています。
台には、前と左右の合計3箇所に穴が開いています。
三方を手作りするのは、なかなか難しいと思います。
ある程度重さのある鏡餅を乗せなければならないことを考えると、折り紙などでは作ることができません。
飾るときには、四方紅などの上に鏡餅を置けばよいので、手作りで飾りをお考えの方は諦めたほうがよいでしょう。
三方のみを購入することもできます。
【鏡餅の飾りは購入できる?】
ここまでご紹介しましたが、いかがだったでしょうか?
意外と飾りを自分で作るのは難しいんだな、と感じた人もいるかもしれません。
いっそ、飾りを手っ取り早く購入できないかな?と考えた人もいるかもしれませんが、ご家庭に飾るための鏡餅の飾りセットなどは販売されていません。残念です…(本格的な鏡餅用の飾りは、なかなかいい値段で販売されています)
お餅を自宅で作ってしまう人は、飾りも自分で作る人が多いのでしょうね。
もし、ちゃんとした飾りの鏡餅を飾りたい!という方は、市販されている鏡餅のセットを購入してしまったほうがいいかもしれません。市販されているものは、飾りなども一緒についているタイプが多いので、そのまま飾ることができます。
【さいごに】
いかがだったでしょうか?
鏡餅の飾り方や、自分で作る場合の作り方などは参考になったでしょうか?
せっかくお餅があるなら、飾りも手作りで作ってしまいましょう♪
【鏡餅の飾り方】
お正月に向けて、鏡餅を準備しているあなた。
鏡餅の正しい飾り方をご存知でしょうか?
市販のものですと、そのまま飾るだけの状態で販売してあって、あまり気にしていなかったという方も多いのでは?
今回は、鏡餅の正しい飾り方と、お飾りの意味、またいつから飾るのか?
という事についてまとめました。
【鏡餅の正しい飾り方】
鏡餅を正しく飾るために用意するものはこちら。
◆準備するもの
・三方(さんぽう)
・四方紅(しほうべに)
・御幣(ごへい)
・裏白(うらじろ)
・お餅
・橙
※御幣はなくても可。必須ではありません。
【鏡餅の基本的な飾り方】
1. 三方の上に、四方紅を敷く。
※この時、三方から、四方紅の端が垂れるようにすること。
2. 裏白を、葉っぱが白い方が前にくるようにして乗せる。
3. お餅を2段重ねて乗せる。
4. お餅の上に橙を飾る。
これが基本の飾り方です。
あとはこれに、御幣や、昆布、するめ、伊勢海老などの縁起物を飾ったりします。
飾るものは、地方によって、それぞれ違ってきますよ(´▽`)
なかなか全部を揃えるのは大変ですので、ご家庭で飾る時は、ここまで厳密にしなくても大丈夫。
四方紅は、書道の半紙を、正方形に切って使っても良いですし、橙は、葉付きのみかんでも代用できます。
三方も、用意できなければ、四角いお盆を使って下さい。
実は、鏡餅を飾るためのこれらにも、きちんと意味があるんですね。
その意味について、詳しくみていきましょう。
【お飾りの意味とは?】
【裏白(うらじろ)】
左右の葉が対になっていることから、夫婦円満を意味します。
また、古い葉が落ちずに新しい葉をつける事から、家族の繁栄。
裏が白いことから、「裏を返しても心は白い」という意味で、清浄潔白を表しています。
【御幣(ごへい)】
赤い色は、魔除けの意味。
赤がなく、白一色のものは四手(しで)と言い、四方に手を大きく広げて繁栄するようにとの願いが込められています。
【四方紅(しほうべに)】
四方を紅で縁取ることにより、天地四方を拝して災いを払い、一年の繁栄を祈願するもの。
【橙(だいだい)】
木から落ちずに大きく育つ橙にあやかって、代々家が大きく栄えるようにと願って。
また、お餅を大小重ね合わせるのは、月と太陽、陰と陽を表していて、福徳が重なって縁起が良い
と考えられていたためという理由もありますが、丸い形は、家庭円満2つ重ねるのは、1年をめでたく重ねるとして、「家庭円満に1年を重ねる」という願いが込められているとも、言われています(・∪・)
では最後に、鏡餅はいつから飾るのか?という事について見ていきましょう。
【鏡餅はいつから飾るの?】
鏡餅を飾るのに、特に決まった日はありません。
ですが、日本では「八」という数字が末広がりで縁起が良いという事から、12月28日に飾るという方が多いようです。
逆に、29日は、「二重苦」という事で避ける場合が多く、31日も「一夜限り」となるので良くないとされます。
28日までに準備できれば良いですが、必ずそうしなければいけないというわけではありませんので、その辺りは臨機応変にです(◍•ᴗ•◍)
ちなみに、飾る日に決まりはありませんが、鏡開きの日には、決まりがありますので、注意して下さいね!
【鏡餅を飾る場所は?】
鏡餅は、神様へのお供えのため、床の間に飾ります。
床の間がない場合は、リビングや、玄関に飾っておきます。
ただし、見下ろすような低い場所はNGです。
鏡餅は1つと考えがちですが、実はいくつおいても大丈夫なんですよ(´▽`)
台所や寝室、お子さんの勉強机など、神様に来ていただきたい、大切な場所にも飾っておきましょう。
【まとめ】
うちでは、旦那の実家で毎年年末に、鏡餅を作って飾っています(*’∀’人)
お餅をつくのは機械ですが・・それでもみんなで捏ねて作るのは楽しいですよ♪
できたてのお餅は美味し過ぎます。
でも、できたてのお餅って、蒸れるのですぐカビるんですよね・・・。
それがもっぱらの悩みです(*>_<*)
それはさておき、
お餅をついて準備しなくても、
お餅が個包装になって入った、便利な鏡餅も市販されていますので、神様へのお供え、しっかりと準備してお正月を迎えましょう(✿´ ꒳ ` )
【正月飾り】
門松やしめ飾り、そして鏡餅といった正月飾りは
歳神様をお迎えする準備として飾るもので
それぞれに飾る意味を持っています。
今回は「鏡餅」にスポットをあてて
その意味や飾り方
さらに、お飾りの持つ意味についてお届けします。
【鏡餅を飾る意味】
お正月を迎えるために飾る飾りというイメージの強い鏡餅ですが
本来は、歳神様を迎えるために供えるお供物です。
鏡餅が丸い形は円満を、
2つ重ねるのはかさねがさねを表しています。
つまり、円満に年を重ねるという意味です。
お餅は、古くから神様に供える食物の1つで
古い時代のお正月には、毎年平たい丸い餅をお供えしていました。
年に一度訪れる歳神様にお年玉を与えてもらうためでした。
お年玉は「お年魂」で、
一年を力強く生きていくために必要な力の源です。
また、鏡餅には、お正月の間歳神様が宿るとも言われます。
供えていた鏡餅を、鏡開きの日に皆で食べることで
そこに宿った力を分けていただくと共に
一年間の健康や幸せを願います。
【鏡餅の飾り方】
時代によって移り変わってきた鏡餅の飾り方。
地域によっても違いが見受けられます。
鏡餅の正式な飾り方は
白木の三宝(三方)に半紙を敷き重ねた丸もちを載せ
その周りに橙(だいだい)、裏白、昆布、ゆずり葉などと
縁起物の海の幸、山の幸を飾ります。
ご家庭で飾る場合は、基本を抑えておけば
この通りでなくとも大丈夫です。
【基本の飾り方】
1.三宝の上に紙(半紙や四方紅)の端が三宝から垂れるように敷きます。
2.裏白の葉の白い方を前に向けて乗せます。
3.その上にお餅(2段重ね)を乗せます。
4.お餅の上に橙を載せます。
市販されている鏡餅など、良く見かけるものは
このような形ですね。
【鏡餅の飾り方/基本パーツの名前】
鏡餅の飾りそれぞれの名前は、
●お餅を乗せる台が三宝
●お餅の下に敷く赤い縁取りの紙は四方紅(しほうべに)
●緑の葉っぱが裏白(うらじろ)
●紅白で稲妻状に折られている紙は御幣(ごへい)
●お餅のてっぺんには橙(だいだい)
●その後ろにあるのが扇
になります。
ご家庭で、三宝が無い場合はお盆でもいいですし
橙が無い場合は、みかんで代用しても大丈夫です。
また、昆布や串柿(干し柿を串にさしたもの)
海老などを飾る地域もあります。
【お飾りとその意味】
鏡餅のお飾りにも、それぞれに意味があります。
主なお飾りについて、1つずつ見ていきましょう。
【橙】
橙は、その年になった実を落とさずに次の年にも、また次の年にも新しい実をつけます。
一度なった実はおおよそ4~5年は落下しません。
何代もの橙が1つの木についているところを家族にたとえ家系代々の長寿や繁栄を願う縁起物として飾ります。
【扇】
扇の形は末広がりに通じるとされ末永く繁盛しますようにという願いが込められています。
【串柿】
柿は「嘉来(かき)」(喜び幸せが来る)に通じる縁起のいい長寿の木です。
幸せをかき集めるという意味があります。
通常10個(外側に2個、内側に3個と放して指したものが2つ)飾られていますが、これは「外はにこにこ、仲むつまじく」という語呂合わせになっています。
【御幣】
御幣の赤い色は、魔除けの意味があります。また、白一色のものは、四手(しで)と呼ばれます。
四方に大きく手を広げ、繁盛するようにと願うものです。
【海老】
海老の姿かたちになぞらえて腰が曲がるまで長生きするようにと祈るものです。
【四方紅】
四方を紅で縁取ることで、天地四方の神を拝し災いを払い、一年の繁盛を祈願するものです。
【裏白】
裏白は常緑樹のシダで、葉が左右対称に生えるので対になっているとことから、夫婦円満を意味します。
また、古い葉が落ちずに新しい葉が出てくることから橙と同じように家族の繁栄を願う気持ちも込められています。
さらに、裏白の葉は、表が緑で裏が白いことから心に裏表が無い「清廉潔白」を表すとともに白髪になるまでの長寿を願うものです。
【昆布】
喜ぶの語呂合わせ!そして、子生(こぶ)(子供が生れる)の意味があります。
いかがでしたか?鏡餅の飾り方!飾り方にも順番があり、それぞれの飾りにも意味がありましたね!我が家でも昔は年末になると親戚が祖父母の家に集まり、各家庭に必要な分量の餅をついて帰っていました。その時に従妹達とのコミュニケーションがとれて、楽しかった事を覚えています。
鏡餅には災いを払ったり一年の繁盛を祈願する意味もあるので、できればスーパーで買ってきた鏡餅をポンとそのまま飾るのではなく、一工夫して飾りたいと思います。
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