模様替えで試したい、大人のインテリア『ドライフラワー』の飾り方
2016/06/17
pochi_mirin
お正月に家に飾る物といえば「鏡餅」「しめ飾り」までは飾ったことがある人は多いです。しかし「門松」を家に飾ったことのある人は少ないのではないでしょうか。私は門松の飾り方さえ知りませんし門松を飾る意味も知りません。今回はお正月に飾る意味と飾り方をまとめてみます。
最近のお正月飾りの現状を紹介します。
門松
お正月に門松を飾る家庭は29.4%でした。
最近門松を飾っている家庭を見た事があまりないのでもっと少ないと思っていました。
鏡餅
57.7%の家庭で今でも鏡餅は飾られているようです。
私の家も唯一続いているのが鏡餅を飾ることです。飾り方は見よう見真似です。
しめ縄
お正月飾りの中では一番多い62.9%の人が家庭でしめ縄をしています。
一般的な飾り方は玄関先が多いです。
画像のように昔ながらのしめ縄もありますが、最近では可愛らしいしめ縄が人気のようです。
車
私が小さい頃は車にも「しめ縄」をするのが一般的でしたが、最近は滅多に見る事ができなくなりました。車への飾り方は車の前に飾っている場合が多かったです。
次の章からはお正月飾りの意味と飾り方を紹介します。
お正月飾りには一つ一つ飾り方や飾る意味があります。
歳神様
お正月飾りは歳神様を迎えるために行う儀式です。
歳神様は一年の実りと幸せを家庭にもたらすために、山から降りてくると言い伝えられています。
歳神様のためにお正月飾りをし飾り方にも意味があります。
鏡餅は正式には歳神様を迎えるために供えるお供物です。
鏡餅の意味
鏡餅のお餅は丸いですよね、この丸い形には「円満」という意味があり、お餅を二つ重ねることで「かさねがかね」になり意味としては「円満に年を重ねる」となります。
飾り方は土地によって違うようです。
鏡餅を飾る場所
鏡餅の飾る場所は一般的には床の間ですが、マンションなどには床の間がない場合が多いので玄関や棚のの上でも大丈夫です。
基本の飾り方を見本にしてくださいね。
しめ縄の意味
しめ縄は、清浄な場所を示す印だといわれています。災いをもたらす邪悪な神を寄せ付けないようにする為に玄関に飾ります。
飾り方は後で説明しますね。
しめ縄には種類が多く飾り方も地方によって変わってきます。
門松を飾る意味とは
お正月に門松を飾るのには意味があります。上記でも説明しましたが、歳神様を迎え入れるための儀式で歳神様が降りてくる時の目印になるのが門松です。
なぜ松だったのでしょうか
松は昔から神様が宿る木といわれていましたので、歳神様が降りてくるのには丁度良かったのです。
飾り方も家の門の前に飾るので「門松」と呼ばれるようになったそうです。
門松でこの2種類を見た事ありませんか?
門松 寸胴
日本で門松を飾るようになったのは室町時代と言われていますが、最初はこの「寸胴」タイプの門松だったようなのです。
徳川家康
徳川家康が武田信玄に戦で負けた自分への戒めとして寸胴だった門松を斜めに切ってこの形になったと言われています。
門松 そぎ
門松といえば私が想像するのは「そぎ」タイプの門松です。
一般的にも「そぎの門松」のほうが多く飾られています。
門松の飾り方(3本組み)
門松には3本組みと5本組みがあり、この画像は3本組みです。
三本組みの飾り方は二番目に長い丈を外側にして飾ります。
5本組みも三本組みと同じように2番目に長い丈を外側にします。
小松の門松
昔は玄関の右と左に根のついた小松を飾っていたそうです。
小松は抜いても色が鮮やかな緑の色なので長寿の象徴として飾られていました。
飾り方は次で紹介します。
小松の飾り方
小松には飾り方があります。小松には雄松と雌松があります。
飾り方は雄松は玄関に向かって左、雌松は右にはるのが正式な飾り方です。
門松の牡丹の飾り方
最近では門松の飾りの中に紅白の牡丹が飾られていますが正式な飾り方は少し違います。
正式な飾り方は向かって左に男雛(白)、右に女雛(紅)に飾ります。
松の内
門松を飾って良い期間は一般的には12月13日以降なら飾って大丈夫です。
しかし最近はクリスマスの飾りをする家庭が多いので、クリスマスが終ってからするほうが良さそうです。
飾りをはずす日
門松を外す日、関東と関西で変わってきます。
関東は、1月7日で関西は、1月15日までのところが多いです。
お正月飾りのまとめ
お正月は日本人にとって特別なものです。
出来るだけ正しい飾り方で歳神様を向かえ幸せをもたらして頂きたいですよね。
お正月飾りをする場合は飾り方を見直して飾ってくださいね。
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