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素足が心地良い、ペットにもキッズにも、無垢フローリング材のすすめ

新築時、またはリフォームを考えている方、フローリング材はどうしますか?一般的なのはいろいろな木材を張り合わせた合板(集成材)ですが、ここでおすすめしたいのが無垢のフローリング材です。赤ちゃんがハイハイしても大丈夫、無垢フローリングの魅力をご紹介。

無垢材ってなんだろう?

無垢材って良く聞くけど、ぶっちゃけどんな木材?って思っている方、結構いらっしゃるのではないのでしょうか?
ここではまず、無垢材とは?ということから切り開いていきましょう。

無垢材って?

無垢材とは合板や集成材ではなく、使用する形状で丸太から切り出した木材のことを言います。割れやひびなどが入りやすいが、天然木本来の風合いを持ち、室内の湿度を調整する働きもあります。フローリングをはじめ、ダイニングテーブルや様々な家具にしようされます。

左が合板素材のもの、右が無垢材のものです。
比較してみるとよく分かりますが、合板素材に比べて無垢材は木目調が美しいのがわかります。
1枚1枚違った表情の板になりますので、自分だけのフローリングといったように愛着が沸いてきます。

無垢フローリング材の魅力

無垢フローリング材には、集成材にはない魅力がたくさん詰まっています。
その一部をご紹介いたします。

無垢材フローリングの魅力 木そのものの味わい

集成材とは違い、一本の木から切り出されているので、ひとつとして同じものはありません。
フローリングで使用すると、それぞれ違う色のものが斑になり良い風合いが出ます。

無垢材フローリングの魅力 傷さえ味になっていく

無垢材の魅力といったら、なんといってもエイジング。
使えばその分応えてくれ、傷すらも味になっていくのでペットやお子さんのいるご家庭に最適です。
傷が付いてもそれは無垢材ダイニングテーブルでご家族が食卓をかこんだ証です。
子育ての勲章として、楽しんでみたらいかがでしょうか。

無垢材フローリングの魅力 ナチュラルな雰囲気にも、重厚感のある雰囲気にも

無垢材といっても、様々な色のものがありますので、ナチュラルで落ち着いた雰囲気にも、また重厚な雰囲気にさせるのも自由自在です。
フローリング材を濃い色合いに、ダイニングテーブルをナチュラルな色合いにするなど、合板ではアンマッチになりそうなカラーリングでもきれいにまとまってくれます。

無垢フローリング材の選び方

無垢材でもいろいろな種類があります。
フローリングにするのにも向き不向きがありますので、よく見極めて選ぶようにしましょう。

無垢材 ポプラ

無垢材でも一番白く、おとなしい木目が特徴です。
細やかな木目がお好きでない場合やモダンなフローリングイメージを演出されたい場合などにおススメです。

無垢材 メープル

傷や衝撃に強く、耐摩耗性にも優れた高級感のある材。表面のきめの細かさも魅力。フローリングのほか、いろいろな家具や楽器などの材料としても用いられます。

無垢材 スギ

国産の針葉樹の代表的な木材です。
保温性があり、柔らかい足触りも魅力。大胆な木目が特徴です。加工しやすいため、フローリングをはじめ様々な家具などにも用いられています。

無垢材 ホワイトオーク

硬木で、フローリングなどに向いています。
ホワイトのほか、レッドオークなど、さまざまな種類がありますが、どれも木目が美しく、丈夫な木材です。フローリングのほか、家具や洋酒の樽などにも用いられています。

無垢材 ヒノキ

日本を代表する高級木材です。
木曽が有名ですね。特有の香りや光沢があり、水にも強く耐久性があるため、フローリングや柱、家具、浴槽などにも使用されています。

無垢材 ブラックウォールナット

広葉樹の中でも高級の木材です。水や衝撃にも強く、耐久性が高い材。
落ち着きのある色合いで重厚感のある木目が特徴です
フローリングを始め、家具やドアなどにも使用されています。

無垢材 ブビンガ

アフリカの無垢材ブビンガは、硬質で耐久性があり柱フローリング、テーブルなどに使用されることが多いです。
波目模様が美しく独特の光沢感があります。

無垢フローリング材のデメリット

メリットもあればもちろんデメリットもあります。
無垢フローリング材のデメリットをいくつかご紹介いたします。

水に弱い

無塗装では汚れに弱い

無垢材は木そのものの風合いのままなので、水にとても弱いです。
特に無塗装のものは、水分をそのまま吸い込み染みになりますので、できれば塗装してあるものがおススメです。ダイニングやキッチンなど、水が落ちやすい場所のフローリングにはとくに注意が必要です。

無垢材おすすめケア用品

上記に記載したように、無垢材はとても水に弱いので蜜蝋ワックスがおすすめです。
蜜蝋ですので、体にも無害ですし、耐久性もアップするので是非やってみましょう。

床暖房との相性が悪い

床暖房に弱い

近年導入される家庭が増えている床暖房ですが、無垢材はとても繊細で敏感なため、温度や湿度の変化で伸縮し、床なりや反り返りの原因になります。
無垢材フローリングは木本来の温かみがあるため、そこまで床暖房が必要ではないのも事実です。

究極の無垢フローリング材  ウィスキーオーク

無垢集成材フローリング ウイスキーオーク

ウイスキー熟成樽から作られる無垢集成材のウイスキーオーク。
樽からの生成になるので完全なる無垢材ではありませんが、生成直後はほんのりウイスキーの香りが漂い、お酒好きにはたまらないフローリング材です。

色味は3色

ウイスキーオークのカラーバリエーションは3色です。
重厚感のあるセルティーオーク、落ち着いたナチュラルなミディアム、そして、山崎をイメージした山崎。
フローリングにするならセルティオークがおすすめ。また、アクセントとして壁に貼ってもカッコいいです。

無垢材フローリングおすすめハウスメーカー

多くの大手ハウスメーカーでは、メンテやコストの関係上フローリング材は集成材を採用しているメーカーが多いですが、中では無垢材にこだわりをもっているハウスメーカーもあります。

出典:http://sfc.jp

住友林業

自社保有林を持つ住友林業は木にこだわりをもったハウスメーカーです。
1階部分は無垢フローリング、2階部分は集成材フローリングが標準になっています(プランによる)

ユニバーサルホーム

先に記載したウイスキーオークを採用しているハウスメーカー(オプション)
「KIDUKI(きづき)」プランでは1階部分は無垢フローリング、2階は集成材のフローリングですが、おどろくべきは無垢フローリングを標準にしていながら1階部分には全室床暖房が入ることです(玄関、バスルーム部分は除く)
特殊な基礎工法「地熱床システム」を採用しており、一般的な床暖房ではなく特殊な工法で床暖房を取り入れているため、無垢材のデメリットとなる床なりや反りがおきない画期的な床暖房システムになっています。

ユニバーサルホームおすすめプラン きづき

子育て世代をターゲットにしたプランの「きづき」
1階部分は無垢フローリング&床暖房、「きづきBOX」と呼ばれる低天井のシェルターは子供が小さいときには秘密基地のようなお部屋として、大きくなったら納戸として使うこともでき「きづきBOX」の上には中二階が設けられ、小さな図書館のようなスペースも作ることができます。
また、ウォークインクローゼットの提案や、シューズインクローク、広めのパントリーなど、とにかく収納力のある間取りが魅力です。

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