一人暮らしの電気代、夏と冬でどう違う?気になる相場を徹底解明!
2017/01/28
soboro
梅雨の季節の室内の湿気は気になりますよね。洗濯物は乾かないし生乾きになってもう一度洗濯…なんてことも。そんな時の救世主が除湿機。でも、毎日除湿機を使っていては気になるのが電気代ですよね。今回は、色々な除湿機と、電気代についてご紹介します。
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毎年やってくるジメジメした梅雨の季節。それほど気温は高くなくても、湿度が高いと暑く感じたり、湿気で発生するカビが気になったりしますよね。また、梅雨時は洗濯物を部屋干しになりがちで、気になるのが生乾きの嫌なニオイ…。そんな時には、湿気をとってくれて、洗濯物も速く乾かすことの出来る除湿機が一台あると便利になります。
除湿機には、コンプレッサー式、デシカント式(ゼオライト式)、ハイブリット式の3種類があります。また、種類によっては除湿機能以外にも、冷風機能や衣類乾燥機能などがついているものもあります。種類によってもちろん電気代もかわってきます。
では、三種類の除湿機の特徴についてご説明します。
コンプレッサー式除湿機
室内温度が25度以上で除湿力が高くなるため、夏場向きです。室内の空気を吸い込んで空気を冷やし、発生した水分はタンクに入り、空気はまた室内に戻されます。本体の重量は重く、また音も大きめではありますが、消費電力は少ないため、電気代も少なめです。
デシカント式(ゼオライト式)
デシカント(ゼオライト)式は、低温時で除湿力が高くなるので冬場に向いています。室内の空気を吸い込み、ゼオライト(乾燥剤)で水分を取り、空気はまた室内に戻されます。デシカント(ゼオライト)式は、コンプレッサーがないため、その分軽量で音も静かです。ただ、消費電力は大きいため、電気代もコンプレッサー式に比べて高めになります。
ハイブリット式
ハイブリッド式は、コンプレッサー式とデシカント式の機能を一体化させた除湿機のため、一年中使用できます。夏はコンプレッサー式の働きをし、冬はデシカント式の働きをします。本体価格は高めではありますが、通年使いたい方には消費電力は少なめですし、電気代も抑えることができます。
何を重視して除湿機を選ぶかをまず考えます。除湿機を使いたい季節や、本体価格予算、毎月の電気代を考えて除湿機を選ぶと良いでしょう。また、付加機能も色々ありますので、どのような機能が欲しいかにもよります。
洗濯物を室内干しすることが多い場合には、「衣類乾燥機能付きの除湿機」があります。また、「除加湿空気清浄機」というものもあり、空気清浄をしつつ除湿に加湿もできるという優れた機能をもつものもあります。
では、除湿機の選ぶポイントをいくつかまとめてみました。
室温が高くなる夏や梅雨の時期には、コンプレッサー式が適しており、冬場など室温が低くなる時期にはゼオライト(デシカント)式の除湿機が適してします。一年中使いたい方にはハイブリット式、もしくはゼオライト(デシカント)式を選ぶと良いでしょう。
毎月の電気代の使用料が少ないのは、コンプレッサー式かハイブリット式です。下ページに電気代の詳細は記載してありますが、コンプレッサー式の電気代はゼオライト(デシカント)式
の3分の1程です。
除湿機には、除湿させる機能以外にも様々な付加機能が付いているものもあります。衣類乾燥機能や、空気清浄機能、タイマー機能、マイナスイオン機能や冷風機能などがあるのでどのような機能が欲しいかというのも確認しましょう。
梅雨時には毎日使いたい除湿機。洗濯物を乾かすにも除湿機の稼働時間は結構長くなります。気になるのは電気代ですよね。コンプレッサー式、ゼオライト(デシカント)式の電気代をそれぞれ記載した表を参考にみてみましょう。
コンプレッサー式除湿機1時間 4.9円 1ヶ月 3,528円
ゼオライト(デシカント)式除湿機1時間 13.4円 1ヶ月 9,648円
コンプレッサー式除湿機の消費電力を540W、ゼオライト(デシカント)式除湿機の消費電力を190W、1kWhあたりの電力量料金を25.91円として計算しています。
ハイブリット式の電気代ですが、前途したように使う時期で運転方法が異なるため、電気代はその時によります。効率的な運転をしてくれるので省エネで電気代も低く抑えることができます。
【家電】【除湿機】Panasonic ハイブリッド方式除湿乾燥機 F-YHHX120-S
この動画では、ハイブリット式除湿機がどのようなものなのかを紹介しています。浴室乾燥機を使っていた頃より電気代が安くなったとのことです。
梅雨の時期は、衣類乾燥除湿機がオススメです。沖縄では1年中使っています。
こちらの動画では、衣類乾燥機能付き除湿機について紹介しています。こちらの方は洗濯機の乾燥機能を使っていた時より電気代が安くなったとのことです。
では、現在人気が高く、電気代も安く抑えることの出来る除湿機をいくつかご紹介します。
シャープ衣類乾燥用除湿機 プラズマクラスター搭載
コンプレッサー式除湿機。生乾き臭を防ぐプラズマクラスターイオンが搭載されています。消費電力は最大約180Wと省エネで、電気代の目安としては一時間約5円。
パナソニック 衣類乾燥除湿機
デシカント式の除湿機。衣類乾燥が省エネで可能。コンパクトなので持ち運びも楽にできます。電気代の目安としては、1時間に約7円とデシカント式にしては安く抑えることができます。
コロナ 衣類乾燥除湿機
コンプレッサー式の除湿機。衣類乾燥機能だけでも夜干しモードや厚物モードなど4つの機能が搭載されています。電気代も一時間約6円と安いです。
パナソニック ハイブリット方式衣類乾燥除湿機
ハイブリット式のため、衣類乾燥のスピードが一年中安定しています。洗濯物の干し方によって送風モードを使い分けられます。音を抑えた機能もあるため、夜干しも快適に行えます。また、電気代を抑える工夫もされているため、電気代も安心です。
いくつかの除湿機の特徴と、電気代について紹介しました。この他にも色々便利機能も搭載されているので、気になるものがあれば、メーカーホームページで詳しい内容を確認してみてくださいね。
まず、除湿機を既にお持ちの方は自宅にある除湿機が何式なのかを確認し電気代の見直しをしましょう。また、除湿機に汚れがある場合には無駄な電力を消費することになりますので、電気代を安くするには週一回の掃除をするようにしましょう。
電気料金の見直しによっても電気代が安くなる場合があります。夜間は電気代が安くなるなど電気料金プランを確認し、安い時間帯に除湿機を使うようにすると電気代を抑えることが可能になります。
いかかでしたでしょうか。除湿機がご家庭に一台あるだけで、梅雨の時期や洗濯物を部屋干しをしたい時には便利になりますね。ジメジメした空気、洗濯物の生乾き臭とは、除湿機を使ってさよならしちゃいましょう。
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