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2021/07/05
User0617
2016/06/28 更新
ピアノを持っている家庭は多くなりました。ピアノは大きな音を出す楽器です。近隣が近い住宅地に住んでいる場合はマナーを守らないとトラブルに発展し兼ねません。ピアノの防音対策にはいろんな方法があります。防音対策をしてお互いに気持ち良く過ごしていきたいものです。
今や習い事でメジャーになっているピアノ。ピアノが奏でる音はきれいな旋律でしっとりとした気分にさせてくれますよね。
そんなピアノの音ですが、人間誰だって聞きたい時とそうではない時があります。家で静かに過ごしていたい時ってありませんか。
子供のいる家庭では、ピアノの保有率が高くなっています。田舎のように隣の家まで数分歩かねければいけないなどの環境でのピアノの音なら構わないと思います。
しかし、実際はマンション住まいであったり、集合住宅団地であったりと、お隣さんは1メートル先の状態。
お隣さんのピアノがこちらの家に面していたら、かなり音がこちらに入ってきています。お互いの窓が同じ場所にあればなおさらです。
近年、ピアノの音によるご近所トラブルは多くなってきています。ピアノを弾いているのは大抵子供。防音対策なんて考えてもいない、ましてや窓を開けたまま平気でピアノを弾く家庭さえあるのも事実。
ピアノの音に気を使って欲しくても、なかなか言えませんよね・・・。
お隣さんが窓を閉め切ったり、悩んでしまうケースもあるのです。
もちろん気を使いながらピアノを弾いている家庭もありますよね。
早朝や夜中にしか練習時間がとれない人もいると思います。
心苦しくピアノの練習をするもの辛いもの。
皆が気持ち良く過ごすために、今すぐできる防音対策を紹介します。
ピアノ問題はご近所との気遣いから
ピアノ問題はご近所との気遣いから始まります。
ピアノの音で迷惑をかけていると自覚のない人はまず、自覚を持ちましょう。
防音対策の前に気遣いをみせる。まずは挨拶です。
まずはお隣さんに一言「ピアノの音、気になりませんか?すみません」という心遣いの言葉があるのとないのとでは全く違ってきます。
そのように言葉をかけられて嫌な人はいないはず。「いえ、いえ。ピアノお上手ね」なんて言葉も出てきやすくもなります。
窓を閉めるのがマナー
ピアノを弾く際の基本です。
これができているだけでも、気を配ってくれていると理解できます。
まず、これができていない家庭は防音対策することなんて考えていないでしょう。
ピアノと壁に隙間を作って防音対策
アップライトピアノの場合、壁から10センチ〜20センチの隙間を作ることにより、音が壁に伝わりにくくなり、防音対策になります。
毛布を挟んで防音対策
アップライトピアノの場合、ピアノと壁の隙間に毛布を挟むことで防音対策になります。毛布がピアノの振動を吸収することで防音に役立ちます。
ただ、ピアノの音が少しこもってしまうのと、見た目がちょっと気になるかもしれません。しかし、この方法がお金がかからずに効果的な方法。
防音対策をしっかりしてまでピアノを弾きたい人は、毛布でピアノをぐるぐる巻きにしてまで練習する人もいるそうです。
厚めのじゅうたんを敷いて防音対策
グランドピアノの場合は音が下の方に響きます。厚めのじゅうたんを敷くことで、音が吸収されます。フローリングは音の反響が最も大きいので気をつけたほうがよいです。
防音カーテン
防音カーテンは「音を遮る」役目と「音を吸収する」特殊な加工を施したカーテンです。
せっかく少し割高の防音カーテンを購入したなら、正しい取り付けで最大限の防音効果を期待したいものです。
防音カーテンは窓より少し大きめサイズ。緩みや隙間ができないように取り付けます。防音カーテンの端をピンなどで留めることができるとよいですね。
防音マット
ピアノの防音対策として防音マットが発売されています。
防音マットはゴム製のものが多く音を吸収します。薄手のものから厚手のものまで種類が豊富。
防音マットの上にじゅうたんを敷くなどの防音対策をすると、さらに防音効果があります。
防音グッズは併用することで、効果を実感しやすいのです。
また、ピアノと壁の隙間に配置する、防音マットも販売されています。
ピアノと同色のマットは違和感なく、見た目がすっきりしています。
防音シート
防音シートは壁やドアに貼ってつかう薄いシートです。
防音シートは話し声やテレビの音、ピアノなら中音域以上の音に適しており、重低音や振動には適していません。ピアノの防音対策なら、他のグッズと併用する方がよいでしょう。
防音テープ
防音シートを貼っても、ドア部分などに隙間はできます。その隙間を塞ぐことで、音漏れしないのが防音テープの役目。
防音テープのみでは防音対策はできず、あくまでも補助的な意味での防音テープですが、あると便利なグッズです。
ピアノの防音対策は必要です。しかし気になる音の大きさはピアノを弾く側もお隣さんも人それぞれ。気持ちが伝わる努力が必要です。
窓を開けて弾くのはマナー違反。
間違っても、近隣の方が防音対策をしなければならない状態にさせないことです。
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