簡単ハンドメイド!子供用エプロンの作り方【100cm~140cm向け】
2019/12/05
chihiro
大切に育てた花の美しい姿をそのままとっておきたいと思ったことはありませんか?プリザーブドフラワーの作り方をマスターして、咲き続ける魔法の花を手に入れましょう。プリザーブドフラワーの簡単な手作り方法と、アレンジのコツをまとめました。
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いつまでも咲き続ける魔法の花ことプリザーブドフラワー。実は自分でも簡単に作れると知っていましたか?
プリザーブドのやり方からおしゃれなアレンジのコツまで、徹底解説いたします!
まずはプリザーブドフラワーの材料を用意しましょう。
必要な物
①花材&ハサミ
②フタ付きの瓶×2
③プリザーブドフラワー用脱色液
④プリザーブドフラワー用着色液
これに加えてピンセットまたは割り箸、使い捨てポリ手袋や新聞紙などがあると便利です。以下にもう少し詳しく解説します。
①花材&ハサミ
色の薄い花なら脱色の時間が短くなり、小さい花なら染色の時間が短くなります。
プリザーブドフラワー初心者なら、まずはシンプルで作り方も簡単なバラやチューリップから始めてみるのがおすすめです。
②フタ付きの瓶×2
作り方の工程で脱色剤と着色剤を使うので、瓶は二つ用意しましょう。
液剤はアルコール成分が含まれ、高気密の瓶でなければ揮発してしまいます。気密性の高いものなら、ご家庭にあるジャムの瓶などで構いません。できればプラスチックよりも金属製のフタにしてください。
③脱色液
元の色を抜いて、花の吸水能力を利用して好きな色を吸わせるのがプリザーブドフラワーの作り方です。脱色と着色を一度に行える液剤など、様々な種類があります。
脱色・着色を行う時のために、手袋や割り箸も用意しておくと便利です。
④着色液
着色用液剤の中に花の保存料も含まれています。このため、白いプリザーブドフラワーを作る時にも脱色のあと「白の着色液」が必要になります。
液剤を混ぜて好きな色を作れるものなど、種類が豊富なので各製品の作り方説明書をご参照ください。
他にもテーブルを汚さないための新聞紙や、着色したプリザーブドフラワーを包んでおくティッシュなどを予め用意しておきましょう。
それではいよいよ、プリザーブドフラワーの作り方をご紹介します。
プリザーブドフラワーとは「Preserved=保存する」からついた呼び名です。よくブリザーブドと間違われますが、「P」なので覚えておきましょう。
その名の通り、放っておくとすぐ枯れてしまう花の美しさを保存しておくことができるため人気を呼んでいます。
好きな花を好きな色で、その最も魅力的な姿を留めおくプリザーブドフラワーの作り方をご紹介します。
作り方を始めに言ってしまうと、「脱色する」「着色する」「乾燥する」の三行程で終わりです。待ち時間は長いですが、とても簡単なので初心者でも気軽にチャレンジしてみてくださいね。
作り方①花材をカットする
まずは花からはみ出しているガクと、不要な茎の部分をカットします。また、はみ出しているガクも切除しておけばキレイに仕上がります。
プリザーブドフラワー用液剤をすわせるため、花首の下1~2cmの茎は残しておきましょう。
作り方②脱色する
花を瓶に入れたら、上からそっとプリザーブドフラワー用脱色液を注いでください。もし花が浮いてしまうようならアルミホイルなどで落し蓋にしましょう。
花の大きさや量によって、液剤の量や浸しておく時間が変わります。
作り方③着色する
充分に脱色が済んだら、割り箸やピンセットでプリザーブドフラワーを取り出します。この段階では乾燥させず、水分を切ったらすぐに着色用液剤に浸してください。
脱色後の花は硬くなり壊れやすくなっています。取り扱いには注意しましょう。
作り方④乾燥させる
色が染まったら着色液から取り出し、ティッシュなどで包んで新聞紙の上で乾燥させます。
湿気や直射日光の多い場所ではプリザーブドフラワーが傷んでしまうので、乾燥させる時は日陰に置いてください。およそ2~3日ほど待てば自然に乾燥します。
作り方⑤乾いたら完成
湿度が高く乾燥に時間がかかるようであれば、食器乾燥機も利用できます。ただし着色液から引き上げて直後は花が壊れやすいため、乾燥機を使うのは半日ほど自然乾燥させてからにしましょう。
触れても指に色がつかなくなればプリザーブドフラワーの完成です。
プリザーブドフラワーとは言いますが、もちろん葉っぱや木の実やフルーツ、ねこじゃらしなども同じ作り方で好きな色をつけることが可能です。
お好きな材料を使ってアレンジしてみてください。
こちらは完成から5ヶ月が経過したプリザーブドフラワーのバラです。
花びらの先の方から多少は萎れつつあるようですが、まだまだ生け花のように自然な姿が保たれているのが分かりますね。
更に時間が進み、加工から約1年が経過したバラの花。少しずつドライフラワーのような風合いが出てきていますが、未だ枯れたようには見えません。
湿度の高い日本では約2年ほどで劣化していくようですが、環境に気を使えばプリザーブドフラワーの寿命は更に延びます。
その美しさをできるだけ長く楽しみましょう。
作り方は分かったけれど、どうしてもうまくいかない。キレイに染まらない。そんな人のために、より美しいプリザーブドフラワーの作り方のコツをまとめました。
水揚げする
キレイなプリザーブドフラワーの作り方には「水揚げ」という工程が欠かせません。
まずは花の10cmほど下から水に浸して「水中で」茎を切ります。そのまま水の中に30分以上浸しておけば水が揚がります。もし花に元気がないようなら2時間以上浸しておきましょう。
メモをつける
プリザーブドフラワーの作り方は「脱色・着色・乾燥」とシンプルですが、その分だけ何もしない待ち時間が多いのも特徴です。
脱色・着色中の容器や乾燥中のプリザーブドフラワーには、いつから作業中なのかメモをつけておきましょう。
脱色のコツ
プリザーブドフラワー用脱色液は何度も使うと効力が落ちてくるため、なかなか脱色できなくなります。
古くなってもホワイトニング強化液などを加えて長時間置けばきちんと脱色はできるのですが、なるべくなら新しい液剤を使うようにしましょう。
着色のコツ
うまく染まらない人は、花の径が小さいものから始めてみましょう。着色液が浸透しやすいため、キレイに染まります。
また、プリザーブドフラワー用液剤に浸かりきらない花がないように、アルミホイルやフィルターで落し蓋をするのがポイントです。
接着剤を使う①
液剤から引き上げたばかりの花は壊れやすくなっています。花びらが取れてしまわないように、プリザーブドフラワー用の接着剤を使うのもいいかもしれません。
透明なコップに穴を開け、下から接着剤が流れ出るようにしておきつつ、スプーンで花の中央に接着剤を流し込みます。
接着剤を使う②
接着剤が乾いてしまわないうちに、割り箸などをそっと差し込んで花びらを開いておきましょう。こうすることでキレイに開花した形で乾燥します。あとは乾燥を待つだけ。
接着剤によっては完成したプリザーブドフラワーの表面がテカテカするものもあるので、自然な風合いに拘りたい人にはおすすめできません。
形を整える
バラのプリザーブドフラワーなどは特に、完成品の型崩れが気になるところです。花の形をキレイに整えるためには、乾燥させる前に花びらの間に薄いコットンを入れておきましょう。
この段階でのプリザーブドフラワーはとても繊細で壊れやすいので、作業は慎重に行ってください。
乾燥のコツ
プリザーブドフラワーを乾燥させる時は、花を上向きに置きましょう。こうすることで保存剤がしっかり中心部まで浸透し、美しく仕上がります。
乾燥させる前に、スプーンなどで余った液剤を中心部に少しかけておくのもいいですね。
作り方の基本工程はいたってシンプルなものですが、手間をかければその分だけ完成度の高い仕上がりになります。
ベストな液剤の量、花を漬け込む時間、乾燥時間を試行錯誤して、美しいプリザーブドフラワーを作ってみてくださいね。
完成したプリザーブドフラワーをアレンジの基本的な作り方をご紹介します。
ピアスメソード①
プリザーブドフラワーには茎がついていないので、ワイヤーを通して茎を作らなければいけません。子房が丈夫なメインの花にはピアスメソードがよく使われます。
ピアスメソード②
子房部分から茎に沿うようにワイヤーを折り曲げます。このワイヤーを隠すようにテープを巻いていけば完成です。あとはプリザーブドフラワーをお好きにアレンジしてみてください。
ダブルピアスメソード
大きなプリザーブドフラワーの場合、ピアスメソードでは不安定になるかもしれません。そんな時はワイヤーをクロスさせるようにもう一本通し、ダブルピアスメソードでワイヤリングしましょう。
ツイスティングメソード①
小花として使うカスミソウやライスフラワー、葉物など茎をまとめて使いたい場合のワイヤリングの作り方です。まずはピアスメソードよりも細いワイヤーを用意し、U字に折り曲げます。
ツイスティングメソード②
プリザーブドフラワーの裏に添える形でワイヤーを持ちます。
アジサイなど、Y字型に茎が別れているものを使う場合は、Yの部分を跨いでワイヤーをU字に折り曲げます。
ツイスティングメソード③
ワイヤーの一本を支柱にして、もう一本をプリザーブドフラワーごと巻いていきます。2周ほど巻いたら支柱に沿って下に降ろし、テーピングをして完成です。
おまけ
ツイスティングメソードと同じ要領で、リボンもワイヤリングすることができます。プリザーブドフラワーアレンジのアクセントに加えてみてください。
フックメソード①
子房が小さく、花びらが繊細なガーベラなどのプリザーブドフラワーにはフックメソードを使いましょう。まずはワイヤーを下から貫通させ、上部でフック状に折り曲げます。
フックメソード②
優しく丁寧にワイヤーを引っ張り、軽く引っかかるところで止めればフックによってワイヤーが固定されます。プリザーブドフラワーは壊れやすいので、慎重に行いましょう。
フラワーアレンジの定番ともいえる、バスケットを花器に使ったプリザーブドフラワーアレンジの作り方をご紹介します。
バスケットアレンジの作り方①
まずはお好きなバスケットのサイズに合わせてフラワーフォームをカットします。器のフチより5mm~10mm程度低くなるように調整しましょう。
バスケットアレンジの作り方②
フォームを隠すようにモスを敷いていきます。花を挿しやすい程度に、ふんわりと敷いてください。モスがズレるのを防ぐためにUピンで留めましょう。Uピンは短くカットしたワイヤーを曲げるだけで作れます。
バスケットアレンジの作り方③
ワイヤリングしたオーナメントを挿します。プリザーブドフラワーだけでも良いのですが、大きなオーナメントがあれば視線を引きつけてくれるので、初心者でレイアウトに自信のない場合は利用しましょう。
バスケットアレンジの作り方④
プリザーブドフラワーは壊れやすく繊細なので、できるだけピンセットで作業しましょう。アレンジのサイズにもよりますが、花の茎は3cm程度あればうまくフォームに挿せます。
花が一番きれいに見える面を意識して、フォームに挿していきます。
バスケットアレンジの作り方⑤
最初にメインの花を挿します。この時、フォームの中心点を意識しておきましょう。どの花を挿すときも中心点に向かって挿せば、フォームの中で茎が混雑せずキレイに挿せます。
バスケットアレンジの作り方⑥
メインとなる花の正面を意識しつつ周りに他の花を挿します。心持ち高さを変えて強弱をつけましょう。隙間に葉物と小花を添えていきます。
バスケットアレンジの作り方⑦
花を挿した後にも見えているフォームを隠すため、モスを追加します。モスにボンドをつけてバスケットのフチを飾るのもいいですね。これでバスケットアレンジは完成です。
選んだ花材や使う花器、オーナメントによってプリザーブドフラワーはいろいろな顔を見せてくれます。あなたらしいアレンジメントに挑戦してみてくださいね。
プリザーブドフラワーアレンジの作り方は基本的にはファッションと同じで、同系色でまとめつつ差し色を入れるのがポイントです。
青い花とリボンが、メインの白い花を引き立てているアレンジ。
たくさんの花や木の実で飾ったリース。瑞々しさが感じられるのがドライフラワーともまた違った魅力を醸し出しています。
プリザーブドフラワーだからこそ、長いシーズン飾っておける素敵なインテリアになりますね。
瑞々しいプリザーブドフラワーとアンティークなドライフラワー、どちらも違った魅力があります。二種類の組み合わせは、秋冬らしい落ち着きのある雰囲気が素敵。
リースやクリスマスツリーといったアレンジがおすすめです。
「プリザーブドフラワー」とカタカナでいかにも洋風なイメージですが、和風アイテムとの組み合わせも上品でかわいらしいですね。
両親やご年配の方へのプレゼントにはピッタリのアレンジです。
自然界には無いはずの青いバラもプリザーブドフラワーなら作ることができます。ヒトデや貝殻と組み合わせて、マリンカラーの爽やかなアレンジはいかがでしょう。
青と白なら清楚で儚げなイメージが浮かびますが、こちらは一味違った印象が目を惹きます。
プリザーブドフラワーの良さは、思いもよらないカラフルな色彩だけではありません。年月が経っても美しい純白の花は、花器もホワイトで揃えて白いリボンで飾りましょう。
その花の良さを活かした組み合わせがポイントです。
花の命は短いとよく言われますが、キレイな花はいつまでも飾っておきたくなるものです。プリザーブドフラワーでその美しさをいつまでも保ちましょう。
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