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    エアコンの室外機が動かない...?まず確認するべき5つのこととは!

    エアコンを長く使っていると冷気や暖気が出なかったり回っていなかったりとトラブルが多いですよね。調べてみると室外機が動かない様子...。今回はそんな時、故障を疑う前にまずチェックするべき5つのポイントと動かない原因についてご紹介していきます!

    エアコンの室外機が動かない!原因は...?

    夏場も冬場も大活躍のエアコンですが、長く使っているうちに効きが悪くなることってありますよね。「室外機のファンが回らなくてエアコンが動かない」「空気が出ない」など、突然のエアコントラブルには困ってしまいます。

     

    そんなエアコンの室外機ですが、故障している場合一時的に動かない場合の2パターンがあります!今回は、両方のパターンの原因と対処法について紹介していきたいと思います!

    そもそも室外機の仕組みってどうなってるの?

    スイッチをつけたら冷気や暖気がすぐにでてくるエアコンですが、もともと冷たい空気がエアコンの中に入っている訳ではないですよね?ではエアコンと室外機が冷気をだす仕組みはどうなっているのでしょうか?詳しく見てみましょう!

    エアコンの室内機と室外機が「熱」を交換!

    エアコンで冷気をだすことができるのは室内機室外機で熱を交換しているからです。つまり2つセットで初めて動くということですね。この室内機と室外機はパイプで繋がっており、循環するような仕組みになっています。

     

    「冷媒」と呼ばれる熱を移動させる物質が室内機と室外機の間を循環しているため、室内の熱を室外に放出することで室内の温度を下げることができます。別に冷たい空気を取り込んでいる訳ではないですよ!

     

    逆に冬は室内で熱が放出されるように働くことで、暖気をだすことができます。エアコンの仕組みは室内機と室外機の熱交換によってうまく機能するようになっています!

    室外機が動かないということは?

    室外機が動かないということは、熱を移動させる「冷媒」がうまく循環しないということなので、もちろん冷気が出なくなってしまいます。

     

    室内機は掃除をすることもあるかもしれませんが、室外機はほとんど手入れをしないという方がほとんどじゃないでしょうか。また外にあるため傷みやすいです。

     

    室外機の方が回らなくなることが多いですが、室内機とどちらかだけではエアコンは効かないので、やはり動かない場合は対策が必要です!

    室外機が動かない時にまずチェックするべき5点!

    室外機が回っていないように見えても、故障とは限りません。一時的に動いていないだけかもしれませんので、まずチェックするべき5つのポイントについて確認していきましょう!

    ①空気の通り道を塞いでいる?

    室外機が動かない原因一つ目は「空気の通り道を塞いでいる」ことです。エアコンの仕組み上、室外機から空気が出ないと熱交換はできません。

     

    しかし室外機があるのはベランダなどのため、うっかり物置になりがち。室外機の前に大きな荷物を置いていた、またそもそも室外機にカバーをかけていたなどの場合は要注意です!

     

    今すぐ室外機の前から荷物をどけて、空気が放出される通り道を確保してあげましょう!

    ②すでに設定温度に到達している?

    原因二つ目は「すでに室内の温度が設定温度になっている」です。室外機は室内温度を今より下げる/上げるために回っています。すでに設定温度に到達している場合は、室外機も休んでいるかもしれません。

     

    エアコンの設定温度を確認して現在の室温と比べてみましょう。室温が設定温度になって止まっていただけなら室外機は正常のはずです。不安なら設定温度を変えて室外機が動くか確認してもいいかもしれません!

    ③コンセントをさし直してシステムエラーを解決?

    設定温度を変えても室外機が動き出さない場合は、エアコンの再起動がおすすめです。

     

    一度運転を止め、コンセントも抜いて完全に電源が落ちた状態にしましょう。1〜2分ほど待ったら再びコンセントをさし込んで再起動します。エアコン内部に軽いシステムエラーが起きていただけならコンセントのさし直しで解決するはずです!

    ④霜降り運転になっている?

    特に冬場では室外機での温度を氷点下にすることで室内機が送る空気を温めています。この状態が続くと、全体的に室外機が凍ってしまうことがあります。

     

    これを解決するためには、水をかけるのがおすすめです。特にお湯でなくても水をかけるだけで徐々に凍った部分が回復していきますので大丈夫です。このように凍った室外機を回復させる際の運転を霜降り運転といいます。

    ⑤汚れが溜まっている?

    汚れが溜まっている場合も、室外機が止まってしまう可能性があります。外に置いてあるので汚れが溜まるのは当然ですが、ホコリなどが激しく溜まっていると室外機が動かない危険性があります。

     

    特にペットの毛や女性の長い髪の毛などは、要注意です。室外機の中の汚れを家庭で取り除くことは困難なので定期的に掃除する必要はそこまでありませんが、外側の目立ったホコリなどは取り除いてあげると、室外機が回復するかもしれません!

    室外機が本当に故障していたら?

    以上の5つの方法を試してみても治らない場合は、本当に故障している可能性が高いので業者に連絡することをおすすめします。室外機は外に置くことを想定して丈夫に作られていますが、内部の汚れなどで詰まってしまっている可能性が高いです。

     

    そうなると家庭で修理するのは困難なので、早めに業者に頼んでしまった得策ではないでしょうか!

    室外機が動かない時は自分でチェック&業者に連絡!

    ここまで、エアコンの室外機が動かない時の原因と対策について紹介してきました!まずは5つのチェックポイントを試してみて、それでも動かない場合は業者への連絡、という手順がおすすめです!

     

    普段から室外機を掃除してあげるのも良いですが、対策していても故障はつきものです。消耗品と割り切って、故障したら業者に早めに相談することをおすすめします!

    室外機カバーを使って汚れを防ごう

    エアコンの室外機用のカバーをかけることで、汚れを防ぐことができるようになります。

    汚れ・劣化による故障を防ぐこともできますので、ぜひ室外機カバーの使用も検討してみてはいかがでしょうか?

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