収納棚の簡単なDIYを解説!オススメのおしゃれ収納棚もご紹介
2021/05/30
User0617
2021/03/14 更新
「シンプソン金具」とは、木材同士をつなぎ合わせて固定するための接合金具です。シンプソン金具は、2×4材を利用した施工で、強度を保ちつつ簡単に角材をつなぎ合わせることが可能です。今回は、シンプソン金具のDIYアイディアから棚の作り方までを紹介します。
シンプソン金具には、用途によって様々な種類が存在します。それでは、シンプソン金具の種類をいくつか紹介していきます。
「リジットタイコネクター」は、木材を交差して接合する部分に使用するコネクターです。このシンプソン金具は、重さのある棚などを制作する際に優れています。
「シェルフブラケット」は、三角形の様な形をしたブラケットで棚を作ることに特価した金具です。金具が直角になっているため、2×4材を用意してネジで固定するだけで、簡単に棚を作ることができます。
「シンプソンリジェトタイコーナー」とは、2×4材の木材を直角に組み合わせる金具です。天板とテーブルの足を組み合わせる際の施工などに最適なコネクターと言えるでしょう。
シンプソンメディングプレートとは、木材用のネジを使用せずに木材同士を接合できる金具です。接合したい木材に対して、ハンマーで叩くだけで木に食い込み固定できます。
こちらでは、シンプソン金具を使用したDIYのアイディアを紹介していきます。シンプソン金具を利用することで、簡単に自分だけのDIYアイテムを制作することが可能です。
シンプソン金具と木材を組み合わせるだけで、簡単に机をDIYすることが可能です。シンプソン金具は、耐久性にも優れているので木材をしっかりと固定できます。
棚板の固定が簡単にできるのが、シンプソン金具の利点です。好みのカラーに角材を塗装して組み合わせることで、木材の質感と金具のタフ感が魅力的な棚を作ることが可能です。
シンプソン金具と木材で組みあげることで、小さな小屋を作ることが可能です。犬小屋などの小さいものも、簡単に作ることができます。
それでは実際にシンプソン金具を使用して棚を作ってみましょう。今回は、2×2材専用のシンプソン金具を使用して作ることができる棚の作り方を紹介します。
【棚作りの材料】
・リジットタイ 8個
・L字金具
・2×2材 16本
・OSB材×5枚
・ドリル
・ドライバー
棚板になるOSB材をカットしていきます。天板の四角は、支柱がフィットするサイズにカットします。
2×2材の太さ(38mm)に合わせて、OSB材をカットしていきましょう。38mmより少し大きめにカットすることで、OSB材がはめやすくなります。
支柱を立てる土台を作っていきます。2×2材は、短い物と長い物の2つを使用していきます。どちらかを38mm短くしてカットする必要があります。
2×2材をリジットタイの奥まで差し込んで固定します。奥で固定する際は、電動ドライバーがあると、より便利です。リジットタイで2×2材を固定していきます。
長短合計4本の2×2材を4つのリジットタイで固定すれば、土台が完成します。
土台に支柱を立てていきます。1200mmほどの横幅に対して、手前と奥を含めて8本の支柱を立てていきます。その後T字型のリジットタイを土台に取り付けます。
T字のリジットタイに対して、支柱を取り付けていきます。8本の支柱を固定したら、先ほどカットしたOSB材を乗せていきます。
支柱にL字金具を取り付けたら、棚板をセットしていきます。
棚板をセットしたら棚の完成です!
平らな場所に棚を置き、安定性を確認してから、物を置きましょう。
シンプソン金具は、金具ごとに耐荷重が異なります。DIYしたいアイテムに最適なシンプソン金具を購入することはもちろん、それぞれの耐荷重もしっかりと確認しましょう。
耐荷重を把握しないままDIYをすると完成後に壊れてしまう可能生があり、思わぬ事故に繋がります。
シンプソン金具には様々な種類の金具が存在するので、自分の作りたいDIYアイテムに応じて選択することが可能です。2×2の材質や色を変えるだけでも、自分だけの棚を作ることができるので、DIYに最適なアイテムと言えるでしょう。はじめてのDIYで、制作に自信がない方はシンプソン金具を使用した棚を購入して、実際に作ってみることもおすすめです。
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「シンプソン金具」とは、木材同士をつなぎ合わせて固定するための接合金具です。シンプソン金具は、2×4材を利用した施工で強度を保ちつつ、簡単に角材をつなぎ合わせることが可能です。発祥はアメリカと言われており、DIYで頻繁に使われているようです。