梅雨時期には要チェック！畳がカビた時の掃除方法と予防法を紹介！

雨が続くと湿度も高いし水場はカビるし、本当に嫌ですよね。洗濯ものもなかなか乾きません。でも梅雨時期に気を付けたいポイント、そこだけじゃないんです。

和室の畳、ちゃんとチェックしてますか？梅雨時期のジメジメは畳にもカビを発生させます。カビが発生するのは水場ばかりではないんですよ。

和室は畳の上に座ったり、布団を敷いて寝たりする事で地面との距離が近くなりますので、そこにカビが発生していると体に吸い込んでしまい良くありません。

和室の畳にカビが発生していないか、しっかりと隅々までチェックして、お掃除や予防策などをして安心して畳の上で過ごせるようにしましょう！

新しい畳ほど注意が必要！

新しいから大丈夫！と思いがちですが、実は畳みは新しい程カビが発生しやすいんです。畳は湿気を吸ってくれますが、新しいと吸いすぎてカビてしまう事があるので、注意が必要です。

お掃除は晴れた日に！

畳を掃除した後に乾きやすいように、出来るだけからっとした晴天の日に風通しを良くして行いましょう。梅雨時期でどうしてもジメジメしている場合は、エアコンの除湿機能を利用しましょう。

1.消毒用エタノールを吹きかける

霧吹きなどに消毒用のエタノールを入れて、畳のカビに向かって吹きかけます。アルコール度数が高いのですぐに蒸発しますが、あまり大量に吹き付けないようにしましょう。

2.乾拭きする

乾いた雑巾で軽くこすってカビを落とします。水分は畳のカビの元になりますので、水拭きはしないようにしましょう。

3.歯ブラシで細かいカビを落とす

使い古した歯ブラシなどを使って、細かい部分のカビをこすり落とします。あまり力を入れすぎるとカビを押し込んでしまうので、畳の目に沿って優しくこすってください。

4.エタノールを吹き付けてしっかり乾かす

カビの発生していた場所に軽くエタノールを吹き付けて、扇風機などを使ってしっかりと乾かしたら畳のお掃除完了です。

掃除の際にマスクを！お子様は別室へ！

カビは掃除の際にどうしても舞い上がってしまうので、吸い込まないようにきちんとマスクをしてお掃除に取り掛かりましょう。お子様やペットも吸い込ませないように、別室に移動してもらいましょう。

水拭きは注意！

畳の上を歩いたりする訳ですから、水拭きで綺麗にしたいと思うかもしれませんが、水分はカビのごはんです。水拭きしたい場合には硬く絞って、風通しもよくして水分が残らないようにしましょう。

カビ処理前の掃除機はダメ！

カビを処理する前に掃除機をかけてしまうと、排気口から部屋中にカビを巻き上げてしまう事になります。掃除機はしっかりとカビを処理してからかけましょう。

カビキラーの使用は？

カビといえばカビキラーですが、畳のカビにも効果はあります。ですが畳の上に座ったり寝転ぶ事を考えると薬品はちょっと心配が残りますし、畳が変色してしまう可能性もあるので注意が必要です。

叩いたり強い力を加えない！

叩くと空気中にカビが飛散してしまいますし、強い力でこするとカビを押し込んでしまう上に畳を痛めてしまいます。優しく丁寧にお掃除しましょう。

カビが発生していなかった場合や、お掃除が完了したら畳のカビ予防をしっかりと行いましょう。発生させないに越した事はありません。

通気性を良くする

基本はこれに尽きます。日中誰もいない場合や、和室をあまり利用しない場合でもなるべく窓かドアを開けておき通気性を良くしてカビを発生させないようにしましょう。

カーペットやラグを敷かない

畳の上にカーペットやラグなどを敷いていると、湿気がこもりやすくなりカビが繁殖しやすくなります。なるべく畳の上には敷物を置かないようにしましょう。

お酢を吹き付けてカビ予防

水で薄めたお酢を吹き付ける事で防カビ効果があるようです。お酢であれば赤ちゃんのいるご家庭でも安心して使用出来ますし、畳のお手入れとして良い方法のようです。

こまめに掃除機をかける

掃除機をこまめにかけていれば、それだけでもカビ予防の効果があります。畳を痛めないよう、目に沿って掃除機をかけるようにしましょう。